【東京下町風景】浅草エリアのお花見スポット!隅田公園周辺のお花見情報&桜めぐりルート

浅草エリアのお花見スポットについてまとめました。

「墨堤さくらまつり」の詳細はすみだ観光ホームページにてご確認ください。

浅草周辺のお花見情報

隅田公園桜まつり @浅草・隅田公園

八代将軍・徳川吉宗の頃、堤防保護のために桜の木を植えたのが始まりだそうで、本吾妻橋から桜橋までの約1kmにわたり、ソメイヨシノやシダレザクラなど様々な桜が植えられています。

墨堤さくらまつり @浅草・桜橋付近

さくらまつりの開催時は桜橋付近に向島芸妓茶屋が出店されるので、向嶋花柳界の芸者さんと一緒に写真撮影したり、お茶と桜餅をいただきながらのお花見も粋ですね。

2019年隅田公園周辺の開花状況(3月24日撮影)

花見ピークは3月下旬〜4月上旬頃の予想です。

今戸神社の桜

今戸神社の河津桜はすっかり葉桜となっており、境内の桜はまだほとんどがツボミ…

山谷堀公園の桜

奥浅草の隠れた名所と言われる「山谷堀さくら回廊」は、開花が始まったばかりです。

隅田公園の桜

隅田公園の桜の木は、全体的にうっすらとピンク色になってきました。

2018年隅田公園周辺の開花状況(3月24日撮影)

今戸神社と山谷堀公園

どちらも5分咲き程度です。

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リバーサイドスポーツセンター〜隅田公園

満開の桜もちらほら。野球場前の桜は咲きはじめたばかりで、つぼみが目立ちます。

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隅田公園の枝垂れ桜

隅田公園の一番奥に位置する枝垂れ桜が満開です!

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隅田公園(中央)

全体的には7-8分咲き、満開の桜も見られました。

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開花状況を軽くチェック後は浅草でランチを食べる予定でしたが、ぽかぽか陽気でとても気持ち良かったので、近くの松屋浅草でお弁当を買い、隅田公園でお花見することにしました。

松屋浅草のお花見弁当

松屋浅草の地下1階「浅草ごちそう横丁」の弁当・惣菜コーナーにて、お花見弁当を購入することができます。「神田明神下 みやび」「米八」「ゆしま扇」など、華やかなお花見弁当が数多く並べられ、どれも魅力的で選ぶのが大変。ただし、お昼近くになると売切続出です!

迷ったあげく、おこわが美味しい「米八(よねはち)」にて、お花見弁当を購入(お弁当に詰めるおこわは選ぶことができます)。季節限定の桜おこわと竹の子おこわ、定番の栗おこわ、五目おこわ、お赤飯の全種類いただきました。どれも美味しいですが、特にこの時期ならではの「桜おこわ」は絶品!塩と梅酢の熟成した八重桜が、まさにいい塩梅、こちらは外せません。

デザートは、1階フロアにある浅草満願堂・春限定の「江戸きんつば 桜」がオススメ!(ちなみに本店と吾妻橋店では「小江戸桜」も販売している)モチモチの薄い皮に桜の風味のきんつば餡がたっぷり包まれた絶品の下町デザートです♪

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浅草エリアの桜めぐりルート

①浅草駅→②浅草寺(伝法院)・浅草神社→③隅田公園(台東区)→④待乳山聖天→⑤今戸橋・山谷堀公園→⑥今戸神社→⑦桜橋→⑧向島芸姑茶屋→⑨隅田公園(墨田区)浅草周辺には、桜の他にも見どころがたくさんあるので、1日たっぷり時間をかけて、浅草見物と桜めぐりを楽しんでください😃 ※写真は2017年に撮影

①浅草駅をスタート

あまり時間がない方は、浅草駅すぐの隅田公園周辺、仲見世通りから浅草寺付近の桜めぐりだけでも楽しめます。

②浅草寺・浅草神社の桜

仲見世を通り抜け浅草寺にかけての桜もキレイですが、「伝法院」のしだれ桜も見事です。

春の伝法院庭園特別拝観のブログ記事はコチラ

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浅草寺本殿横の阿弥陀如来像。すでに悟りを開き如来と名付けられた釈迦如来、大日如来、薬師如来などの仏の中でも、阿弥陀仏は本師本仏とされ最高位の仏像。ご利益は、現世ではなく死後の世界となり、「南無阿弥陀仏」を唱えれば誰でも極楽浄土に行くことができるそうで。南無阿弥陀仏…

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浅草寺本殿より少し奥には三社祭で有名な「浅草神社」があります。こちらで参拝してからの桜めぐりもいいですね。浅草神社からは二天門を出て西に進めば隅田公園です。途中の「花川戸公園」の桜もキレイですよ。

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浅草神社の鳥居をくぐった右手側には可愛らしい夫婦狛犬がちょこんと座っています。互いに寄り添い合う狛犬に相合い傘をさし「良縁」「恋愛成就」「夫婦和合」の願いを込めて祀っているそうです。

③隅田公園(台東区)の桜

隅田川の吾妻橋〜桜橋間は日本でも有数の桜の名所。隅田公園の桜は約600本と言われています。屋形船に乗って、両岸の桜並木を眺めるというのも風流なお花見ですね。

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桜まつり開催中の賑やかな隅田公園。特に週末は大混雑!

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淡い桜色に染まった空に艶やかな着物が映えます。

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平日は打って変わって静か…ゆっくり花見ができます。

④待乳山聖天の枝垂れ桜

山谷堀のすぐ裏手にある、金龍山浅草寺の支院「待乳山聖天(まつちやましょうでん)。聖天は大聖歓喜天の略称で、ヒンドゥー教の神の一柱「ガネーシャ」。歓喜天・毘沙門天、十一面観音菩薩などが祀られており、また境内のいたるところに大根(健康、夫婦和合)や巾着(商売繁盛)などのシンボルが見受けられ、なんとも不思議なお寺なんです。

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待乳山聖天前のしだれ桜。人力車がいい感じに風景に溶け込んでいます..

⑤山谷堀公園の桜並木

台東区リバーサイドスポーツセンターの斜め向かいにある「 山谷堀」は、山谷から新吉原を経て隅田川に合流する掘割。(昭和33年に吉原遊郭が廃止され堀が埋め立てられるまで、左岸には船宿が軒を連ねていたのだとか)現在は、かつての堀に沿って、全長700mが山谷堀公園になっています。こちらの「山谷堀公園」の桜並木(花トンネル)もオススメです。

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咲き始めと咲き終わり

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花見のピーク時、花トンネルの下は宴会で大盛り上がりです。

⑥今戸神社の河津桜と染井吉野

今戸神社の鳥居の手前で淡紅色に咲き誇る桜は…2月上旬から開花しはじめ3月上旬頃に満開になるという長期間鑑賞が楽しめる河津桜です。また3月下旬から4月上旬のお花見シーズンは、境内の立派なソメイヨシノの桜が鑑賞できます。

今戸神社は、「沖田総司終焉の地」また「招き猫発祥の地」と言われています。ウィキペディアによると、「招き猫発祥の地」である論拠は、旧今戸八幡が今戸焼の産地(江戸時代に今戸焼製の招き猫も作られた)である浅草今戸町の産土神であったことからだそうです。

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大きな桜の木の下で…散った花びらが桜色の絨毯のようでキレイです。

⑦隅田川・桜橋付近の桜

桜橋から吾妻橋までの約1㎞に及ぶ桜トンネルが花見のベストスポット!ちなみに桜橋は、夏の風物詩「隅田川花火大会」の第一会場に近い橋です。

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西側の桜橋付近から、開催中の「墨堤さくらまつり」(隅田川東側/墨田区)を望む

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ボンボリが灯り始める夕暮れ時

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屋形船から見る夜桜も良し、桜の下で屋形船を眺めながら一杯ひっかけるも良し、下町ならではの乙な楽しみ方ですね。

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すっかり日が落ちた頃、屋形船の数もピークに…向こう岸見える灯りは「隅田公園桜まつり」のライトアップ

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屋台でお酒とおつまみを購入し、行き当たりばったりの宴会!なんていうこともありですね。

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静寂な隅田公園から眺めるスカイツリーと夜桜

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隅田公園(台東区)の夜桜とライトアップ。やっぱり花見の宴会はワイワイガヤガヤと人出が多い場所の方が気分が盛り上がるというのはありますが、しっとりとした雰囲気の中でのお花見も素敵。駅からは少し歩きますが、隅田公園(台東区)の北側は結構穴場です。

浅草・伝法院庭園しだれ桜のブログも是非ご覧ください!