【オーストラリア・タスマニア島】手つかずの大自然と繋がる「ブルーニー・アイランド」

タスマニア島ロードトリップ5〜6日目は、ホバートの南ダントルカストゥ海峡とタスマン海の間にあるオーストラリア最南端の島「ブルーニーアイランド」を訪ねました。

ブルーニー・アイランドへの行き方

ブルーニーアイランドには公共交通機関がないため、車(バイク、自転車もOK)もしくはツアーに参加することが必須。ホバートから車で約40分ほど南下したケタリングからブルーニーアイランドフェリーで車ごと島に渡ることができます。

フェリー乗り場には遅くとも10分前には到着したいところ。5月はオフシーズンなのでさほど混んでいませんでしたが、ゆとりを持ってフェリーの出航時刻より30分ほど前の14時に到着。ちなみに12月〜2月のオンシーズン中は大変混み合い、満車で乗り切れない場合は次便に回されてしまうようです。

フェリーは1時間毎、乗船時間は約20分
車33ドル、バイク・自転車6ドル(2018年5月現在)

※チケットはナシ。往復料金なので復路は何も見せる必要はありません。

フェリー時刻表&料金表

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チャンネルハイウェイからフェリーロードに入るとすぐケタリングの港。フェリー乗り場の手前に料金所があるので、車両ごとに料金(現金が好ましい)を支払い、順番にレーンに並びます。

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フェリー到着後は係員の案内により、順番に駐車していきます。移動中は車の外に出て景色を眺めることもできます。

ブルーニーアイランドの南の島「サウスブルーニー」

ブルーニーアイランドは南北に細長い2つの島が連なっています。5月は17時頃に日が落ちてしまうので、まずは宿がある南の島「サウスブルーニー」に向かいました。

サウスブルーニーには、起伏の大きい山が多く、険しい岸壁、海辺に広がるヒースの茂みなどがあり、見どころの多い島。数多くのトレッキングコースがあります。

ツアーの拠点「アドベンチャー・ベイ」

ロバーツポイント(フェリー乗場)からは車で南へ約40分、まず最初に訪問したのは サウスブルニーの東に面した大きな湾「アドベンチャーベイ(Adventure Bay)」。ブルーニーアイランドクルーズなど、ツアーの拠点となっている観光スポットです。

1773年にトビアス・ファーノー船長の船「アドベンチャー」にちなんで名付けられ、また1777年この地にキャプテン・クックが訪れたということで記念碑がたてられています。

アドベンチャーベイの先端「フルーテッド・ケープ(Fluted Cape)」にはトレッキングコースがあり、運が良ければ珍しいホワイトワラビーを見ることができるそうです。

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ビーチの近くには宿泊施設、カフェ、ガソリンスタンド、小さなジェネラルストアなどもあります。

アドベンチャー・ベイ付近のカフェ・レストラン

ペンギンカフェ Penguin and Pardalote cafe  

ベリーファーム Bruny Island Berry Farm

シーフードレストラン Bruny Island Cruise Seafood Restaurant

ルナワンナのエアビー「アールト・コテージ」

ブルーニーアイランドの宿泊先は事前にAirbnbで予約していた「アールト・コテージ(Aalto Cottage)」。ルナワンナ(Lunawanna)のダニエルズベイ(Daniel’s Bay)沿いにあり、大きなガーデンに囲まれた素敵なコテージです。ホストの方もフレンドリーで親切な方でした。エアビーを利用するならオススメです。

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こじんまりとして可愛らしい部屋。朝食用にホームベーカリーのパンと手作りジャム、コンフレーク、(冷蔵庫にミルクやジュース、バターなど)がすでに用意されていました。

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ログハウス調のコテージはすべて自分たちの手作りだそうです。

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広大なガーデンには、フルーツの木や野菜畑があり、ニワトリなどを飼育する半自給生活!憧れます。ペットのパグちゃんが人懐っこくてとてもキュートでした。

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2日目の夜はアロナのジェネラルストアでゲットしたタスマニア牛のBBQ。冷凍肉しか売っていないのは残念でしたが、なかなか美味しかったです。

アロナ・サンセットベイに沈む夕日

宿泊先のルナワンナから北へ約6km(車で約10分)ほど離れたアロナ(Alonnah)に、サンセットを見ながら食事ができるレストランがおすすめというホストの提案により「ホテルブルーニー・ビストロ(Hotel Bruny Bistro )」へ向かいました。

ブルーニーホテルの目の前は、その名の通り美しい夕日が見れる「サンセットベイ」です。

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ブルーニーアイランドの空には、ユニークな形の雲が多く、見ていて飽きません。。。

ホテルブルーニー・ビストロにてディナー

日が落ちてくると外は少し肌寒い…。ホテルブルーニー・ビストロに入ると、暖炉がありました。店内はほどよく暖かく、静かにゆっくりと過ごせる和みムードです。注文したのは、シーフードチャウダー、シーフードミックス、子羊の煮込み。沈みゆく夕日を眺めながら食事を楽しみました。

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Hotel Bruny Bistro 
3959 Bruny Island Main Road,
Alonnah, Tasmania

ルナワンナ・アロナ付近のレストラン・カフェ

ルナワンナには美味しいワインが飲めるというレストラン「ブルーニーアイランド・プレミアムワイン(Bruny Island Premium Wine)」があります。

また、アロナ周辺にはホテルブルーニービストロのほか、簡単な食事ができる小さなジェネラルストアとがあります。

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ルナワンナ Bruny Island Premium Wine

アロナ Hotel Bruny Bistro (写真右) General Store(写真左)

早朝6時にダニエルズベイからフルムーンを眺める

到着した日はちょうどフルムーンだったので翌朝6時、徒歩でコテージの前に広がるダニエルズベイへ向かい満月鑑賞。音のない静かな海と水面にゆらゆらとゆれる月の光、ダークブルーの神秘的な世界が広がっていました。

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クラウディベイロード沿いの牧場にアルパカ発見!

フルムーン鑑賞を楽しんだあとは、クラウディベイロードを南下し、12kmほど離れた「クラウディベイ(Cloudy Bay)」へ。その途中、道路沿いの牧場にアルパカの群れがいたのでしばし見学しました。可愛すぎます!ロバや羊もいました。よく見るとみんなそれぞれ個性的なお顔ですね。

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波が高いサーフスポット「クラウディ・ベイ」

日がのぼる寸前の7時ころクラウディ・ベイに到着。長さ約5kmという片側のビーチには経験豊富なサーファーだけに適したというサーフスポット、そしてもう一方のサイトにはトイレ設備を備えた静かなキャンプ場があります。アロナから20分弱ですが、ロバーツポイント(フェリー乗場)からだと1時間位かかります。

想像では自転車で2〜3時間もあればまわれるほどの小さな島だと思っていたのですが…、思いのほか大きかったブルーニーアイランド。整備されていないダートロードも多いので移動には結構時間がかかります。

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月が沈みゆく西の空。

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太陽がのぼる東の空。フルムーンと太陽を同時に見れるチャンスはそうそうないですね!

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湾とは思えない荒々しいクラウディベイ。サーフスポットとして有名というだけあって波が高いです。

ムナジロウに会えるダニエルズベイの「ルナワンナ桟橋」

「ルナワンナボートランプ(Lunawanna Boat Ramp)」は、透き通った美しい水辺「ダニエルズベイ(Daniel’s Bay)」にあり、オーストラリアの固有種の鳥「ムナジロウ(羽が黒くお腹が白い鵜)」に出会える確率の高いスポットです。

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絶景が広がる「ブルーニー岬の灯台」

ブルーニーアイランドの最南端に位置するブルーニー岬に行くには、未舗装のライトハウスロードをひたすら南下、ルナワンナからは約20km、約30分程度で到着です。

ブルーニー岬には人気観光スポットの「ケープブルーニー灯台(Cape Bruny Lighthouse)」があり、ちょうどツアー客が立ち去っていくところでした。

ケープブルーニー灯台は、1835年の大きな海難事故(流刑囚の船が難破して134名が死亡)があった翌年から1838年にかけ、囚人たちによって建設されたもので、オーストリアに現存している灯台の中で2番目に古い灯台なのだそうです。

日中は灯台の上までのぼることができます(有料)。またトレッキングでは、運が良ければアカハラ・ヤブワラビー、ハリモグラ、ウォンバットを見ることができるようです。

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波の音しか聞こえない静かな「ジェティー・ビーチ」

ライトハウス・ロードを引き返し、オールドジェティーロードを左に進むとジェティー・ビーチにたどり着きます。 (灯台の駐車場から約4km)ビーチ沿いにはキャンプ場があり、夏はキャンプ客に人気のスポットのようですが、オフシーズンは誰もいない静かなビーチです。

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ブルーニーアイランドの北の島「ノースブルーニー」

ノースブルーニーは、なだらかな丘陵に緑の草原が続き、丘の上からは見晴らしの良い景色が広がっています。サウスブルーニーよりも小さい島で、1時間半弱でグルっと島を見てまわることができました。

デンズヒル自然保護区の丘

デンズヒル自然保護区の丘の途中に「ザ・ルックアウト(The Lookout)」というレンタルハウスがあり、そのあたりから美しい山並みが続くビーチを眺めることができます。

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ブルーニーアイランド最北のデンズポイント

デンズポイント周辺には民家が並び所々に宿泊施設、また海沿いに(おそらく)ノースブルーニーで唯一のカフェ「The Jetty Cafe」があります。 

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カキ専門店の「ゲット・シャックド・オイスター」

旅行中の食あたりは最悪なので、できるだけ牡蠣は避けるようにしているのですが…なんといってもここは世界で一番水と空気がキレイな島という噂のタスマニア。食べない手はありません。

ザ・ネックの手前、グレートベイ沿いにあるカキ専門店「ゲット・シャックド・オイスター(Get Shucked Oyster)」で軽めのランチをいただきました。新鮮で美味しいという評判どおり、確かに美味しい。ただ….大きいプリプリのカキを想像していたので、小ぶりなサイズが少し残念でした。

ちなみにゲットシャックドの近くには「ブルーニーアイランド・チーズカンパニー(Bruny Island Cheese Company)」というチーズ屋さんがあり、こちらでもチーズとパン(ビールも飲める)の簡単な食事ができます。

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Get Shucked
Lease 204, 1735 Bruny Island Main Road Great Bay, North Bruny, Tasmania 7150

絶景が広がる「ザ・ネック展望台」

北の島「ノースブルーニー」と南の島「サウスブルーニー」を結ぶ狭い海峡に「ザ・ネック鳥獣保護区(The Neck Game Reserve)」と呼ばれるブルーニーアイランドで一番人気の観光スポットがあります。

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ネック展望台へはこの空に続くような長い階段を登らなくてはいけませんが、その価値は120%!頑張ってのぼりましょう!

この階段の右側には海辺に続く階段もあり、夕暮れ時は、海からあがって家路につく世界で1番小さいフェアリーペンギンの姿を見ることができます。

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高台からの眺めは最高!左手にアドベンチャー湾、右手にイスマス湾が望めます。

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滞在した2日間はともに夜が曇り空で、残念ながら満点の星さえみることができませんでしたが、運がよければ、高台からオーロラを見るチャンスもあるのだそうです!

オーロラ・サービス(英語)オーロラが見れる確率をチェックできるサイトです。

肉眼で見ることができなくても写真には写っていることがあるそうなので、出現率の高い日はとりあえず南の空を撮影してみると良いかもしれませんね。

喜ばれるお土産「ブルーニーアイランド・ハニー」

タスマニア南部周辺で25年以上養蜂を営んでいるという「ブルーニーアイランドハニー(Bruny Island Honey)」。レザーウッド、ブッシュ、プリッキーボックス、マヌカハニーなどそのシーズンに採取された様々な蜂蜜を販売しており試食することもできます。私たちは、タスマニアのキャンベルタウン近郊で採れるサマーブロッサムとウーズの近くで採れるフェンネルが気に入りました。

せっかくなので、ブルーニーアイランド産の蜂蜜も欲しいところ。この島には約400の巣箱があるそうで、ブッシュハニーのほか、グレートベイ、ネックエリアのマヌカハニー、マンガナ山のレザーウッドハニー、アドベンチャーベイのブルーガムハニーなどの蜜が採れるとのこと。

お店の人のおすすめは、ブルーガムの蜂蜜でしたが、シーズンではないため販売しておらず残念。またレザーウッドハニーが、タスマニア特有の木で珍しい味の希少な蜂蜜ということでしたが、かなり癖のあるテイストだったので、比較的食べやすいブッシュハニーを購入しました。

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蜂蜜のほか、蜂蜜で作られたリップやハンドクリーム、石鹸などの化粧雑貨もあります。毎週土曜日になるとホバートのサラマンカ市場、また毎週日曜日にホーバートファーマーズマーケットに出店されるそうです。ちょっと重いですが、このタスマニア産の蜂蜜が、一番喜ばれたお土産です。

Bruny Island Honey 
2184 Main Rd Bruny Island, Great Bay, Bruny Island

午前中カーフェリーでタスマニア島へ

2泊3日のブルーニーアイランドは、あっという間に時間が過ぎてしまいました。再びカーフェリーに乗ってタスマニア島に戻ります。

カーフェリー乗船を待つ車列を見ると、どれも車体の側面が茶色。ブルーニーアイランドは未舗装の道路が多いのですが、前日の夜に降った雨のせいで道が泥状になったためです。私達の車も泥除けに厚い泥が積み重なり、あまりにも見た目がひどかったので、ホバートに到着後に洗車しました。

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ブルーニーアイランド マップ