【オーストラリア・タスマニア島】ロードトリップ最終日「ホバート」を観光

オーストラリア・タスマニア島の州都「ホバート」は、シドニーに次いで2番目に古い都市。温暖な海洋性気候で、日本と同じく四季がありますが、25度を超える日は少ないので夏は涼しく、また冬も10度を下回ることは滅多にないというとても過ごしやすい快適な気候です。

今回の旅はタスマニア島を周遊するロードトリップで、ホバートを訪問したのは帰国前日の正午。少ない時間のなか、近場のビーチや展望台、サラマンカプレイスなどを訪問しました。

ホバートの町が見下ろせる「ロズニーヒル展望台」

ブルーニーアイランドをあとにし、次に向かったのは「ロスニーヒル展望台(Rosny Hill Lookout)」。高台からタスマンブリッジやホバートの街並などが望めます。

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サウスアームの「ゴーツブラフ展望台」

サウスアームの東端にある「ゴーツブラフ展望台(Goat’s Bluff Lookout)」からは、すぐ目の前に「ブラックジャックロック(Black Jack Rocks)」の灯台と「ベジー島’(Betsey Island)」、その西側にノースブルーニー島(North Bruny Island)、また東側には美しいゴーツブラフビーチ(Goat’s Bluff Beach)が望める展望スポットです。

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港沿いの倉庫群「サラマンカプレイス」

ホバートから南の海岸線沿いにある「サラマンカ・スクエア」を散策。こちらには捕鯨時代の倉庫群が当時のまま残っており、レンガ造りの建物を改装したギャラリー、書店、雑貨店、カフェやレストランなどが並んでいます。

土曜日は朝8時ころから露天が並びはじめ地元客や観光客で賑わう「サラマンカマーケット」が開催されるというので、行ってみたかったのですが旅程が合わず残念でした。

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ホバート市街から近い「ナットグローヴ・ビーチ」

観光スポットというよりは、ペットの散歩コースにもなっているような地元民の憩いの場という雰囲気の「ナットグローヴビーチ(Nutgrove Beach)」。カモメやムナジロウなどたくさんの鳥がいました。

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標高1270メートルの「マウント・ウェリントン」へ

サンセットを眺めるために「マウント・ウェリントン(Mount Wellington)」の山頂に向かいました。市内からは車で約30分と、思った以上に時間がかかり、残念ながらすでに日は落ち、厚い雲に覆われていました。

また、頂上付近はすさまじい強風が吹き荒れ、車を降りる時にドアがもげそうな勢いで煽られ体も吹き飛ばれそうになる始末。軽装の無防備だったため外は想像以上に寒かったです。そもそも山の天気は午後から崩れやすいので、サンセット時の天気は曇りも多いのだそう…

強風で手がブレまくり、あたりも暗くなって写真を綺麗に撮ることができませんでしたが、眼下にホバートの街並み、サウス・アーム、タスマン半島、ブルーニーアイランドなどの景観を一望することができました。トレッキングコースもあるので、日中の天気の良い日は気持ちが良さそうです。

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「ボール&チェイングリル」にてタスマニアビーフのディナー

タスマニア最後のディナーは、タスマニアビーフが食べたいということで、サラマンカプレイスにある人気のステーキハウス「ボール&チェイングリル(Ball & Chain Grill)」に行きました。

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店内は炭火焼きのステーキの良い香りが♪ ステーキを注文すると品数が豊富なサラダバーもついてきます。

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サラダバーの新鮮なサラダやショートパスタと具だくさんのシーフードチャウダー。

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ステーキはポーターハウス(300g)とスコッチフィレ(180g)を注文。別途料金で6種類ほどのステーキソースが選べますが、何も加えずそのままシンプルにいただきました。炭火の香ばしさが堪能できたので、あえて冒険するより、むしろソースなしのほうが美味しいのではという印象。最後にジューシーで美味しいタスマニアビーフが食べれてハッピーです。

ロードトリップ中の食事が思いのほか高かったので、物価の高さに驚いていましたが、こちらのステーキハウスはリーズナブルで、雰囲気もよく、味、価格においても満足のいくステーキハウスだと思います。

Ball & Cain Grill
87 Salamanca Pl, Battery Point Tasmania

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平日の訪問だったので昼間は閑散としていましたが、夜はレストランやバーなどが賑わっていました。

ホバートでの宿泊「トラベロッジホテル」

ホバートの宿泊は「Hotels.com(ホテルズドットコム)」で事前に予約していた「トラベロッジホテル・ホバートエアポート(Travelodge Hotel Hobart Airport)」。早朝6時のフライトだったため空港からすぐのホテルを選びました。

私たちは、レンタカーで空港へ向かい専用パーキングに返却しましたが、ホテルの送迎バスもあり、1人10ドル位で利用できるようです。また万が一の場合でも空港まで徒歩15分ほどの便利な場所にあります。

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室内はシンプルで清潔。必要なものはひと通り揃っていて、Wi-Fiも快適です。タスマニアでは、水の確保が難しいと聞いていたので、シャワー設備にあまり期待していなかったのですが、(こちらのホテルに限らず)全て問題なく快適に利用できました。

カンタス空港のメルボルン経由で帰国

タスマニア島7泊8日約1600kmのロードトリップ。手つかずの自然を満喫する素晴らしい旅でした!

早朝6時ホバート空港からメルボルン空港を経て帰国の途へ…メルボルンまでは早朝のフライトだったので、キレイな朝焼けを見ることができました。

ちなみにカンタス空港の食事で一番美味しかったのは、おやつに出された「バイロンベイクッキー」。何気なく一口食べてもその違いに気づく美味しさです!帰国後チェックしてみると、やはりオーストラリアで大人気のクッキーなのだそう。行きの飛行機で出してもらえたら良かったのに…オーストラリア土産に、バイロンベイクッキーがウケること間違いなしです!!

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早朝4時半に誰もいないパーキングにレンタカーを返却。早朝6時のホバート空港はガラガラです。

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ホバート周辺マップ