【使用レビュー】素晴らしい砂糖の保湿効果を発揮する「肌潤糖」

砂糖はかつて「万能薬」いまは「毒」?!

古くは「万能薬」として珍重され、現在はむしろ「毒」とされる砂糖。美容・健康の大敵として忌み嫌われるようになったのは何故でしょう…。

古代の人たちの質素な食生活の中では少量の砂糖が「薬」になったのでしょうが、知らぬ間に大量の「隠れ糖質」を過剰摂取しているというこの飽食時代においては、「砂糖そのもの」が敵とみなされる傾向にあるのでしょうか。

「砂糖」の恩恵を受ける

そんな美容・健康の大敵とみなされている「砂糖」ですが、古代から傷を治す薬として活用され、医療現場では床ずれの治療薬(約70%の砂糖とヨウ素などを原料としたイソジンシュガー)が使われるなど、昔から 薬としての有効性が認められていた砂糖。再びその砂糖がフィーチャーされ、近年は砂糖を使った化粧水なども人気となっています。

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素晴らしい「砂糖」の効能とは?

塩スクラブや塩サウナなど、肌ケアに塩が使われるのは誰もが知るところですが、実は「砂糖」が天然の保湿剤として絶大の効果があるのはご存知でしょうか?!砂糖には以下のような素晴らしい効果があると言われています。

保湿効果

砂糖は水に溶けやすく、水と結びつく力が強いため高浸透力で、吸水・保湿力が高い。砂糖はすぐに肌の角質層に浸透し、その吸水・保湿力で肌の水分を保つ。角質層まで十分に潤うことで、肌本来に備わっているバリア機能を強化することから、刺激や異物を寄せ付けず、「にきび予防」や、にきびの原因にもなる「顔ダニの駆除」にも効果があることがわかっています。

洗浄効果

肌のターンオーバーサイクルが乱れると、古い角質がこびりつき、肌がザラつきやゴワつく元を作ってしまいますが、砂糖で洗顔すると角質にすばやく水分が浸透し、不要な角質を剥がし、ターンオーバーのサイクルを正常に整えてくれます。

癒傷作用

「イソジンシュガー」という床ずれ治療薬があるように癒傷作用に優れており、肌のハリや弾力の元となるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作り出す「線維芽細胞」を活性化し、傷の治りを促します。

たかが砂糖にこんな素晴らしい効能があるなんて驚きですよね!

ビート糖で作られた「肌潤糖」とは!?

基本的に基礎化粧品はハンドメイドする筆者ですが、砂糖の中でも肌なじみが良い「ビート糖」(原料はサトウダイコン)で作られているという「肌潤糖」(はだじゅんとう)の評判を聞きつけ、ちょっと試してみたくなりました。

保湿スキンケア「みんなの肌潤糖〜アトケアタイプ〜」、入浴用化粧品「みんなの肌潤風呂」、うるおい化粧水「みんなの肌潤ろーしょん」の3点セットを購入です!

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「みんなの肌潤糖〜アトケアタイプ〜」成分と製法

「みんなの肌潤糖〜アトケアタイプ〜」の全配合成分は、ビート糖、ココナッツオイル、ヘーゼルナッツオイル、ブドウ種子油、ヒマワリ油、サンフラワー油、ビタミンE、グレープフルーツ果皮油、オレンジ果皮油、レモン果皮油、ジャスミン油。

原料は植物由来のものが中心で、80%が北海道産のビート糖(てん菜糖)、残りの20%が肌に優しい植物性の食用オイル着色料、合成香料、防腐剤などの添加物は不使用 なので安心。また植物性オイルも、アロマセラピーに使用されるスキンケアに効果的なオイルを配合されている点が魅力的です。(使い方の小冊子には、アレルギーのある方等の使用前パッチテストが推奨されています)

また製法については

ビート糖を一粒一粒、球状に整え、植物性オイルで特殊コーティングしています。オイルは肌へのクッション効果と、浸透を均等にさせる効果があります。(オイル自体は肌へ浸透せず、中の砂糖だけが角質層まで浸透します。)

という特殊製法により作られているとのことです。

「みんなの肌潤糖〜アトケアタイプ〜」レビュー

まずは、保湿スキンケア商品「みんなの肌潤糖〜アトケアタイプ〜」のレビューです。以下の要領で1ヶ月間(夜間のみ)使用してみました。

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  1. 顔のメイクや汚れを洗顔でしっかり落とし、肌をぬらした状態にする。
  2. 肌潤糖に約同量のぬるま湯を加え、ペースト状にする。
  3. 濡れた顔そっとのせるように塗布する。
  4. 角質層まで潤いを浸透させるため約2分間ほどパックする。
  5. ぬるま湯で3〜4回、サッと洗い流す。

結論から言うと「すごくいい!」 まず、一番最初にハッとさせられるのは、グレープフルーツ、オレンジ、レモンなど柑橘系の心地良い香り。とてもバランスの良い香りで食べてしまいたくなるほどです。顔に塗布している間も終始良い香りでリラックス効果も抜群、ある意味ヒーリングタイムです。

砂糖で作られているので、塗布している間はもちろんベタベタしますが、ぬるま湯で洗い流せば、ベタツキ感は全くなくなり、しっとり、ふっくらした肌触りです。

乾燥期は特にスキンケアが大事なのにもかかわらず、何かと忙しく肌の手入れを怠っていたので、肌はカサカサ荒れ気味。特に鼻のまわりが酷い状態でしたが、肌潤糖を1ヶ月間(夜のみ)使用した結果、鼻のゴワゴワ感がすっかりなくなりツルツルに!!

水分がしっかり保持されて、肌のバリア機能肌の自己再生能力もアップしたように思います。

肌に塗布する時のポイントは、粒感が少し残るペースト状の肌潤糖体温と水分でゆっくり優しく溶かすように肌になじませることだとか。(ただし、スクラブは肌を痛める可能性があるのでできるだけ肌をこすらないようにしたいところ)

気になる点をメーカーに問合わせてみました

これはアロマセラピストとしての視点から少し気になったところですが、グレープフルーツ、オレンジ、レモンなどの柑橘系の精油には「光毒性」(肌についた状態で紫外線に当たると、皮膚にダメージを与えシミなどの原因になる)があり、この「肌潤糖」の原料の中にもこれら3つの果皮油が含まれることから、光毒性について問い合わせてみました。

すぐに詳細な返答をいただくことができ、内容を簡潔にまとめると以下のような返答です。

  1. 配合している柑橘系オイルは、すすいだ後わずかに肌に残ることで潤いをキープする役割があり、必要以上に肌に残ることはない
  2. 光毒性についてはガイドラインが定められており光毒性が発揮される基準があるが、「肌潤糖」のオイル成分は、光毒性を発揮しない低濃度レベルなので、皮膚のダメージやシミなどの心配はなく安心して使用できる。

ということでした。問い合わせ後、すぐに分かりやすい詳細な説明をいただけたので、信頼度もアップ。何か疑問や不安があってもサポート体制がしっかりしているので安心です。

「みんなの肌潤糖」初めての購入は、全額返金保証付き!

商品が到着して25日間、万が一満足できなかったときは商品代金が全額返金されます。ぜひご自分でその保湿力を実感してみてください!(定期購入の場合は割引制度があります。)

ニキビケア専用の「クリアタイプ」もあり
原料はアトケアタイプと同じくビート糖、ココナッツオイル、ヘーゼルナッツ油、ブドウ種子油、ヒマワリ油、サンフラワー油、ビタミンEのほか、ゴマ油、ラベンダー油、ティートゥリー油、和ハッカ油、バニラオイルを配合。

「みんなの肌潤風呂」のレビュー

週に2〜3回、200リットル程度のお風呂に1回30g(付属の目盛り付きスプーンで約1/2杯)の肌潤風呂を1ヶ月使用しました。柑橘類の皮に含まれるリモネンが血行を促進し、身体がポカポカに温まります。

欲を言えば「肌潤糖」のように豊かな香りが楽しめるといいなと思いますが、同量の水分で溶かす肌潤糖と違い、湯量の多いお風呂でそれは難しいのかもしれませんね。いかに市販のバス商品の添加物(合成香料)が強烈なのかが分かります。

オススメのお風呂の温度は38〜40度のぬるめとなっていますが、自分にとっての快適温度41〜42度で使用しました。淡い乳白色のお風呂に浸かるとあっという間に身体が魔法のベールに包まれたようにスベスベしてとても気持ちが良い!

「みんなの肌潤風呂」もオススメです。

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