【カリフォルニア・モントレー】サンフランシスコから日帰りできる大人気スポット「モントレーベイ水族館」

サンフランシスコを南下した港町モントレー湾に世界有数の「モントレーベイ水族館」があります。こちらではラッコやペンギンといったキュートな水中動物から、ウミガメ、マンボウ、サメ、マグロ、また色鮮やかなイソギンチャクや美しいクラゲなど様々な海の生き物に出会ううことができます。

※こちらの記事は2014年1月アメブロに掲載したブログを再投稿しています。

サンフランシスコから「モントレーベイ水族館」へ

サンフランシスコ空港からモントレーまでは車で2時間弱(約160km)。モントレーベイ水族館は、モントレーでも歴史の古い通り「キャナリー ロウ(Cannery Row)」の最北にあります。

車の場合、駐車場は「Parkme」で探すと便利。水族館近くのパーキングが1日15 – 20ドル、キャナリーロウの手前にあるサンカルロスビーチパークのパーキングが1時間1.5ドル、フィッシャマンズワーフ付近が1時間0.50ドル(2014年1月現在)

コインをそのまま入れるタイプと前払いのペイマシーンでパーキングチケットを購入し、レシートは車のダッシュボードに置くタイプがあります。遠くの駐車場でもモントレー市内をまわる「フリー・トローリー(Free Trolley)」を無料で利用することができるので便利です。

休日のチケット売場は行列の可能性が高いので、いずれにしても事前のオンライン購入をおすすめします。また、餌付けショーなどのスケジュールも事前に確認していくとスムーズです。

営業時間:10:00 – 17:00

入場料:大人 $49.95, 3-12歳 $29.95, 65歳以上/12ー17歳 $39.95, 3歳以下無料(2018年12月現在)

サンフランシスコ・サンノゼ空港〜モントレーへの行き方

またシャトルサービスや公共のバスサービスでも行くことができます。

サンフランシスコ・サンノゼの各空港からは「モントレーエアバス(Monterey Airbus)」のシャトルサービスを利用するのが便利です。(サンフランシスコ空港からは1人約$40、サンノゼ空港から約$50)

またサンノゼ空港からモントレーに行く場合は、公共バス「モントレー サリナストランジット(MST)」「サンノゼーモントレーエクスプレス・ルート55(Monterey – San Jose Express)」を利用することもできます。(1日の本数が2〜3本と少なく、乗車時間も2時間程かかりますが、片道が$12でとてもリーズナブル)

ルート55のルートマップと時刻表のPDFはコチラ

見ているだけで癒やされるクラゲコーナー

クラゲは「刺胞動物」(触手に毒を含んだ刺胞を持つ)に属し、雌雄異体として淡水や海水中に浮遊し生息している世界中に多種多様な種類が存在する水中生物。(広義では、カブトクラゲなど体の雌雄同体で刺胞を持たないなど「有櫛動物」のクラゲもいる)いずれにしても、ゼラチン質で柔らかく透明で殆どが水分という不思議な生き物ですね。

クラゲは卵から生まれてからイソギンチャクのような「ポリプ」になり、やがてお椀を重ねたような傘がいくつもでき、それがひとつづつ分離し「エフィラ幼生」となって泳ぎ出し、成熟するにつれて鐘形の頭と触手を持つ本来のクラゲの形になっていきます。

またクラゲには神経をまとめる脳がありません。体中に神経を張り巡らされた散財神経系のネットワークが形成されています。

ふわ~ふわ~とやんわり動くクラゲ、パクパクとすばやく動くクラゲ、拍動のペースはクラゲごとに違うところも見どころ。命の呼吸のような拍動リズムを見ているだけで、癒やされます。

鮮やかなオレンジ色の「イラクサクラゲ」

背景のブルーにオレンジ色のイラクサクラゲのビビットなコントラストが目を引きます。クラゲコーナーの目玉と言える迫力です。

ユニークで楽しいクラゲ

タコのように8本ある足傘に水玉模様がある「タコクラゲ」。ゆっくりとした拍動で上に向かう姿は、まるでオーガンジーの衣装を纏ったプリンセスのよう。

タコクラゲの仲間である「カラージェリーフィッシュ」は読んで字のごとくカラフルな色を持ったクラゲ。青、白、茶色など色彩は様々でそれにより名前もブルージェリー、ホワイトジェリーなどと呼ばれます。遊泳力が高く元気いっぱいの拍動で、オモチャのようにパクパクとすばやく動き回わる姿にキュンとなります。

海中に咲く花のようなクラゲ

名前はわかりませんが、花のつぼみのようなクラゲ。ゆらゆらと揺れる優雅な拍動はダンスを踊っているようにも見えます。

たなびく触手が美しいクラゲ

流れるような優雅さで泳いでいるのは、モントレー海岸沖に生息する「パープルストライプクラゲ」。 ひらひらとたなびく長く繊細な触手が美しい…成長すると1m近くにもなるそうです。美しいものにはトゲがあると言われますが、まさにこの美しい触手に触れると強い毒にやられます。

クリスタルのような神秘的なクラゲ

世界中の海に生息する「ミズクラゲ」や「オワンクラゲ」をはじめ、極小の「カブトクラゲ」など、色も模様もないクリスタルのようなクラゲたち…。ゆらゆら水中を漂う姿はずっと眺めていても飽きません。神秘的な姿に癒やされます…

触手がなく天使やUFOみたいな形をしているのは、雌雄同体で刺胞を持たないという有櫛動物の「カブトクラゲ」。メス・オスが同体というバランス…、自分を守るためのトゲも毒もない…、そしてその愛らしいホワッとした容姿は本当に天使みたいです。

大勢の人たちと一緒に常識はずれな形をしたクラゲたちを現実のものとして見ていると、大勢の人が現実のものとして見ていない宇宙人やUFOが突然空中に現れたって全く不思議じゃないじゃない…、この天使のようなクラゲたちの存在を知ってるだけで、もうすでに十分ミラクルなのだから….そしてこの世のものと思えないような、まだ人の目に触れたこともない摩訶不思議な深海の生物も数知れずいるのだろうから…それが空という違う媒体に現れたからと言って一体なんの不思議があるだろう….むしろ不思議と思うことが不思議に思えてくる…そんな空想がいつまでも続きます。

幻想的な「ジェリーエクスペリエンス」

「ジェリーエクスペリエンス(THE JELLIES EXPERIENCE)」というコーナーには円柱の水槽がたくさん!と思いきや、実際あるのは3つだけで周りは鏡張りだったという…でも、こちらもとても幻想的で楽しい空間です。

THE JELLIES EXPERIENCE

クラゲフェチの方には満足間違いなし!水族館の中で一番好きなのがクラゲコーナーなので、ついついクラゲの写真ばかりになってしまいましたが、他にも見どころはあります。

その他の水生動物

カラフルなイソギンチャク

世界中の海に生息している無脊椎動物のイソギンチャク。海中に咲く花のように見えますが、潮だまりにいるイソギンチャクはギュッと口を閉じていることが多く、その見た目から「磯巾着」と名付けられたのだそうです。ちなみに英名は「シーアネモネ(sea anemone)」で、海のアネモネ(花)なんですね。

幻想的です…

海の妖精「タツノオトシゴ」

タツノオトシゴは「ヨウジウオ科」というグループに分類される水棲生物で、れっきとした魚の一種。ヨウジウオ科の魚類は細長い口吻を持っているのが特徴で「パイプフィッシュ」とも呼ばれています。

タツノオトシゴはメスではなくオスが産卵して育てるのはご存知ですか?!水中海のイクメンパパです。

あまり動かない印象のタツノオトシゴですが…水中に流れがあるのか、結構素早い動きで驚きます。

こちらは体も口吻も細なが~いパイプフィッシュ。成魚になると全長1.5cm程のものから35㎝を超えるものまで、多種多様なタツノオトシゴが確認されているそうです。

太古の昔から存在する「ウミガメ」

カメは一括りにすればものすごい種類になりますが、ウミガメということになると現在地球上には、太平洋、大西洋、インド洋に広く分布しているアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイ、オサガメ、ヒメウミガメと、オーストラリア北部のヒラタウミガメ、カリブ海のケンプヒメウミガメの7種類しか生息していないのだそうです。

意外なほど少ない種類でありながら、アカウミガメは貝やヤドカリなどの軟体・節足動物、アオウミガメは海草や海藻、タイマイはサンゴ礁に生息するカイメン、オサガメはクラゲ類、ヒメウミガメは小さい底生動物を食べるなど、えさの食い分けによって競争関係を回避しているといいます。

世界最大級の硬殻魚「マンボウ」

側面から見ると丸く、正面から見ると紡錘のように薄っぺらい体をした「マンボウ」は、最大全長333cm、体重2.3tにもなるという巨大魚。現在生息している世界最大級の硬骨魚のひとつなのだとか。クラゲや動物プランクトン、深海性のイカやエビなどを食べています。

大きな巨体にまん丸お目々と小さなおちょぼ口…と、見るからに不思議な生き物。ちょっととぼけたような顔をして、デビューしたての泳者のようなぎこちなく泳ぐ姿が、何とも愛らしいですね。

天才肌の「コウイカ」

「コウイカ(甲烏賊)」は、貝類と同じ軟体動物。肉厚のイカ刺し、美味しいですよね。コウイカと言われると「食べる」ということしか概念がないのですが、実は、カラダ全体に占める脳の割合が非常に大きく、無脊椎動物の中で最も知能が高い部類と言われています。

また眼球が人間の構造と似て視力は良く、状況によって素早く皮膚の色を自在に変化させることができ、他のコウイカとコミュニケーションする為や外敵から身を守ってカモフラージュするため、皮膚の色と偏光を変化させることができるという頭脳の持ち主。オスのイカがオスとメスに挟まれた時、オス側の皮膚には威嚇色、メス側の皮膚には求愛色で、器用に色を使い分けて行動できるというのは、むしろ人間より優れているかも…彼らはしっかりと海の世界を認識し、その世界観の中で賢く生きているようです。

海のギャング「ウツボ」

温暖な地域の浅海に生息する肉食性の「ウツボ」は、ヘビのような細長い体で体長1m前後(種類によっては体長が4mになるものいるそう)の海水魚。口が大きく裂け、鋭い歯が並ぶ恐ろしい顔からは、気性が荒く危険な生き物だという印象しかないのですが、実は結構な臆病者で、食事以外で自分から攻撃することはないのだそう。

何でも食べてしまう無敵のウツボですが、ウツボの寄生虫を掃除することで相利共生している水生動物がいたり、またイセエビ類においても、ウツボはイセエビの天敵であるタコから守ってくれるボディーガード、イセエビはウツボの好物であるタコをおびき寄せてくれるという相利共生があり、海のギャングと言われるウツボにも互いが生き延びていくための良きパートナーがいるんですね。

餌付けショーの「ザ・オープン・シー」

オープンシーは、マグロ、エイ、サメなど、慣れ親しんでいる魚ばかりですが、餌付けショーの時に現れる、いわしの大群は一見の価値があります!

THE OPEN SEA

「ケルプフォレスト」の餌付けショー

ジャイアントケルプと呼ばれる海藻のコーナー「ケルプフォレスト」は圧巻!アクリル製の巨大な水槽に長さ9mにもなる巨大な海藻がゆらめき、その中を様々な魚が優雅に泳いでいます。こちらで決まった時間に行われる餌付けショーもなかなかの見物です。

KELP FOREST

モントレーベイ水族館のカフェ・レストラン

モントレーベイ水族館の中には、サラダ、スープ、サンドイッチ、バーガー、ピザなどが食べられる「カフェ」と、「ザ・レストラン」があります。写真はカフェで注文したクラムチャウダー、サラダ、バーガー。Lサイズのサラダはそれだけでお腹が一杯になるほどボリューム満点です。

ハンドスタンプを押せば再入館できるので、外のレストランで食事することも可能です。

Monterey Bay Aquarium Cafe & Restaurant

最後に…

以前2014年に訪問したときも入場料が大人39.95ドルに値上がりしていて驚きましたが、その後も年々上昇して2018年現在は49.95ドル。世界最大級と言われるアトランタのジョージア水族館よりも高額です。日本最大の美ら海が2000円以下というのが冗談みたいです。金額のことを考えると絶対オススメとまでは言いにくいのですが…、モントレーでは一番人気の観光スポットです。

「dealsplus」や「Groupon」 などのクーポンサイトでは、大幅割引のクーポンが出ていることもあるので、事前にチェックしてみると良いですよ!

また、米国在住の方でAAAメンバーの方でしたら、AAAの事務所で割引チケット(事前購入のみ/1年有効)が入手可能です。2回以上訪問する場合は入場料なしで1年間有効のメンバーシップになるといいかもしれません。

ランチを含め、ゆっくり見学しても3-4時間あればまわれてしまう広さですが、せっかく高い入場料を支払うので、できれば早くから入場し、館内を出入りしながら丸一日かけて水族館を堪能するのがオススメです♪

Monterey Bay Aquarium
886 Cannery Row,
Monterey, CA 93940b

モントレー(キャナリーロウ)周辺マップ