【上野ランチ】サバ料理専門店「サバープラス(SABAR +)」

上野駅前にある丸井地下1階のサバ料理専門店「サバープラス(SABAR +)」へランチを食べに行ってきました。

木の温もりを感じるナチュラルな店内

L字型カウンターと小カウンター、4つのテーブル席、計18席のこじんまりした店内です。内装は白壁に藍色で描かれたサバのデザインやロゴのほか、サバのオブジェなどで溢れ、海を感じさせる雰囲気。椅子の背もたれもサバがいます。

サバづくしのサバ定食メニュー

サバ料理専門店なので、メニューは全てサバ料理!

定食メニューは「とろさばの塩焼き定食」「とろさば味噌煮定食」「自家製漬け丼定食」「ひつまぶし丼定食」「さば寿司定食」の5種類のみ。サバ出汁の味噌汁、香の物、小鉢3種(サンプルメニューは以前のもので実際の内容は変わっている)がついています。

「鯖カツ丼定食」を食べたかったのですが、現在はテイクアウト用(イートインも可)の鯖カツ弁当しかないということで、今回は「ひつまぶし丼定食」「さば寿司定食」を注文しました。

「さば寿司定食」

評判の「とろさば棒寿司」と「焼きさば寿司」が2個づつ入った「さば寿司定食」。「金のいぶき」という玄米の混ざった米を使い、酢飯には小さく刻まれたしょうがも散りばめられています。

とろさば棒寿司は酸味がマイルドで食べやすく、皮がパリっとした肉厚の焼きさば寿司もハマる美味しさです。

すべての定食についてくるサバ出汁の味噌汁、3種の小鉢(きんぴらごぼう、卵焼き、サバかつ)、香の物(梅干し、山ごぼう、しょうが)のほか、今回こちらの定食には南蛮漬けがついてきました。

南蛮漬けは、カリッと程よい歯ごたえのあるサバと甘酸っぱさが絶妙なバランスであとをひく美味しさです。

「ひつまぶし丼定食」

油で揚げたサバをどんぶりにした「ひつまぶし丼」は、そのままご飯と一緒に半分ほど食べたところで、サバのだし汁を加えてお茶漬けにすることができます。

カリッと揚がった素揚げのサバは、甘めのタレがかかった衣がサクサクの鯖カツとはまた一味ちがう美味しさ。ごはんは、さば寿司と同様に玄米の混ざった「金のいぶき」という米を使っています。

さば寿司定食以外の定食にはすべて出汁がついています。また、ご飯、だし汁はおかわりすることも出来ます。

テイクアウトに「鯖カツ」

定食の小鉢に鯖カツがついてきたのは嬉しかったもののそれだけでは物足りず、テイクアウト。冷めてもなお美味しいのですがサクサク感はなくなってしっとり風に….やはり、鯖カツは揚げたてをいただくのがオススメです。

サバを食べて健康に!

サバは、脳や神経の機能を助け、脳を活性化させる働きがあると言われる成分「DHA(ドコサヘキサエン酸)」と、血液をサラサラにして中性脂肪を下げる働きがある「EPA(エイコサペンタエン酸)」など、人体ではほとんどつくることができない必須脂肪酸を多く含む青魚。健康志向の高まりで近年注目を浴びていますね。

国産サバの需要が増えていることに加え、アフリカや東南アジアへの輸出も増えているということでサバ缶も去年9月に引き続きわずか半年で再値上げしたばかり。サバブームのあおりを受けてサバの価格が上昇しているのでしょうか「SABAR+」も更に値上げしていました。

とろさばの塩焼き定食や味噌煮定食は、ちょっとコスパが良くない印象ですが(大戸屋の「サバの炭火焼き定食」などは小鉢がついて900円以下で食べれますからね)、「とろさば」と言われるサバは、魚体550グラム以上、脂質21%以上をサバーの基準としているそうで、とろけるような食感がウリとなっています。上野マルイ店のランチタイムで「とろさば」が食べられるのが塩焼き定食と味噌煮定食です。

ちなみに個人的にオススメしたいのは、お値段も手頃で満足感が高い、つまりコスパが良い「ひつまぶし丼定食」です!

上野マルイ店は定食のみの扱いですが、東京エリアにはほかに、代官山店と大門店があり(銀座店は夜のみ)、大門店では定食のほか、9種類の丼ランチなど豊富なメニューがあります。

ディナータイムには「とろさばしゃぶしゃぶ」や「とろさばのタタキ」など豊富なメニューがあるようなので、グループで行って色々とシェアしてみるのもいいですね!

SABAR +(サバープラス)
東京都台東区上野6-15-1 上野マルイ B1F
03-3833-0101