【東京下町風景】東京都内随一の花見の名所「上野恩賜公園」の桜めぐり

都内で花見の名所といえば「上野恩賜公園」。桜シーズンになると毎年200万人近い人出があり、人気の花見スポットとなっています。2019年3月21日に桜(ソメイヨシノ)の開花発表があり、さっそく翌日に上野恩賜公園を訪問。清水観音堂から、桜並木を散策しました。

2019年桜の開花情報!上野恩賜公園の桜(2019年3月22日)

公園前交番付近の桜

枝垂れ桜が見頃です。

彰義隊の墓&清水観音堂周辺

清水観音堂前の枝垂れ桜はまだツボミでまだ時間がかかりそうですが、彰義隊の墓石前の桜は開花を迎えています。

桜並木

少しづつ開花が始まりうっすらとピンク色に染まってきています。ところどころ綺麗に開花している桜がチラホラあり、寒桜、陽光なども見頃です。

全体的にはまだつぼみが多く3月下旬が見頃予想となっています。現在は、寒桜が見頃、陽光が開花を迎えています。

上野恩賜公園お花見マップ

公園前交番の入り口から階段を上がって進むと、清水観音堂が見えてきます。そのあたりから動物園前交番(大噴水近く)まで桜並木が続き、上野恩賜公園一番の人気お花見エリアとなっています。また弁天堂の先「不忍池」のボート乗り場から、旧岩崎庭園方面の桜も見逃せないスポットです。

東京都建設局公式マップ

上野恩賜公園の桜満開時の様子(2017年4月5日撮影)

清水観音堂前

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上野恩賜公園の桜並木

園内は約1200本の桜が植えられており、ソメイヨシノをはじめ、オオシマ桜、オオヤマ桜、コヒガン、など多種多様の桜を楽しむことができます。

桜並木通り周辺のグランドはシートを広げ宴会を楽しむお花見客でいっぱい!外国人観光客にもお花見は大人気で、多くの外国人がお酒を飲みながら花見を楽しんでいる姿が見られます。

ちなみに、上野公園の開花(桜の花が5~6個咲き始めたとき)を測る桜の基準木はトーテムポール近くにあります。

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上野公園内には約1000個のボンボリが飾られ、ボンボリの灯る夜桜は気分も一層盛り上がりますね。ボンボリの点灯時間は17時~20時。一応、宴会も8時までとなっているようです。

不忍池付近の桜

忘れずに立ち寄って欲しいのが不忍池(周囲は約1.7km)。池の中央に弁財天を祀る六角形の「弁天堂」があります。桜シーズン中の不忍池は激混みですが、時間に余裕があればボートに乗って楽しむことも出来ます。

清水観音堂を見上げる

上野公園中央の桜並木をぐるりと鑑賞したあとは、清水観音堂横の階段を降り不忍池へ。清水観音堂を背景に、咲き誇る桜と約150年ぶりに復活したという「月の松」が何とも風流です。

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清水観音堂から弁天堂を望む

弁天堂に渡る橋の両脇には出店が並び、たくさんの人でごった返しています。それと対照的に、出店を抜けた右側にはひっそりと佇む大黒天堂があります。

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不忍池(蓮池)

不忍池は四季折々の草花を楽しむことができる都会のオアシス。特に夏シーズンの「蓮の花」は見事ですが、春の桜も素晴らしいですね。

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不忍池(ボート池)

いつも静かな不忍池が、ボートを漕ぐ人で賑わっています。

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不忍池の桜並木

ボート乗り場付近から旧岩崎庭園方面へと続く桜並木は、両岸に不忍池が広がる優雅な景観。時々ベンチに座りながら、ゆっくりと池の周りを歩き満開の桜を堪能します♪ 今回は時間切れで撮影できませんでしたが、弁天門から下町風俗資料館に続く桜並木もキレイですよ。

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これから東京に来られる予定の方、またお花見どこに行こうかな?と考え中の方は見どころがたくさんある「上野恩賜公園」のお花見をオススメします😃