2017年 靖国神社「みたままつり」

2017年7月13日(木)〜7月16日(日)、「みたままつり」が執り行われました。「みたままつり」は、1947年から靖国神社にて行われている戦没者の御霊(みたま)を慰霊するための盆行事。毎年約30万人の参拝者が訪れると言われています。

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みたままつりの献灯と懸ぼんぼり

2015年から参道付近の露店が禁止となっており少し残念ですが、出店がない分、広々とした参道は歩きやすく、厳かな雰囲気。期間中は、参道から境内にかけて大小3万個におよぶ献灯が掲げられます

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第二鳥居を過ぎると、総檜造りの御神門(高さ6mの重厚な扉には直径1.5mの菊の紋章が施されている)があらわれます。鮮やかな奉納七夕飾りが立派でした。ちなみに東京の桜開花を判断する標本木が御神門近くに植えられています。

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境内には「献灯」や各界著名人の筆によって字や絵が描かれた「懸ぼんぼり」が掲げられ、厳粛な空気が流れている…日本のために命を捧げた約250万柱の英霊に思いを馳せます。(本殿では期間中の毎夜18時から祭儀が執り行われます。)

英霊に感謝しお慰めをすると共に、世界の平和をお祈りしました。

みたままつりの奉納行事

「みたままつり」の期間中は、盆踊りが毎日開催されるほか、パレード、江戸芸かっぽれ、青森ねぶた、神輿振り、和太鼓などの奉納行事が行われます。(みたままつり期間中の社頭参拝は、6時から21時半まで)

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夕刻から灯される提灯の柔らかい光に照らされ、参道は幻想的な雰囲気に包まれました。

平成31年の靖国神社創立150年には、灯籠を献灯させていただきます。