2024年9月中旬、東京から青森へと車を走らせ、2泊3日のロードトリップに出かけました。この記事は、その記録を記した備忘録的なまとめブログです。ロードトリップ2日目は、西津軽の名所であ千畳敷や白神産地の十二湖ハイキングなどを楽しみました。
目次
アーチを描くフォルムが美しい「鶴の舞橋」
朝8時、白神山地に向けてホテルを出発。まずは約1時間半ほど西へ向かった鶴田の「鶴の舞橋(つるのまいはし)」に立ち寄ってみました。2箇所ある駐車場のうち、無料の富士見湖パーク第2駐車を利用。こちらからは、涼し気な林を抜け鶴の舞橋へ向かいます。
津軽富士見湖に架かる全長300mの「鶴の舞橋」は、日本最長の木造三連太鼓橋。青森県産のヒバ材を使用しているそうで、背後にそびえる岩木山の雄大なシルエットと、橋が描く美しいアーチが見事なコントラストです。その名の通り、鶴が空へ羽を広げたような優美なフォルムがとても印象的でした。
橋を渡って対岸の富士見湖パークまで歩いてみたかったのですが、現在は第2期大規模改修の真っ最中ということで、残念ながら通行止め。令和8年4月からは再び通行可能になるようです。
鶴の舞橋
青森県北津軽郡鶴田町廻堰大沢81-150
0173-22-2111(鶴田町役場 商工観光課)
「白神山地・十二湖」のショートコースを散策
鶴の舞橋を見学したあとは、海岸沿いの国道101号線を南下して、世界自然遺産・白神山地の麓に位置する「十二湖」へ。車窓に広がる日本海の絶景を眺めながら、約1時間40分のドライブです。散策の拠点となる「森の物産館キョロロ」に11時20分到着し、すぐ裏手にある有料駐車場(500円)を利用しました。青森市内からここまでは、直行すれば2時間半ほどの距離にあります。
今回は、約1時間半かけて十二湖散策のショートコースを歩きました。スタート地点となる「鶏頭場の池(けとばのいけ)」までは、駐車場から歩いてすぐの距離、いよいよ神秘的な深い森の中へと足を踏み入れます。
青森県西津軽郡深浦町大字松神字松神山国有林82林班
▼十二湖散策のブログ記事は下記リンクから御覧ください☆
波の浸食が作り上げた奇岩の芸術「千畳敷海岸」
十二湖散策のあとは、国道101号線を1時間ほど北上して「千畳敷海岸」へ。ここは公共交通機関を利用する場合でも、五能線「千畳敷駅」から道路を渡ってすぐというアクセスの良さです。
その昔、津軽の殿様が千畳の畳を敷いて酒宴を催したと伝えられるこの場所は、「日本の水浴場55選」にも選ばれている景勝地。見渡す限り平らな岩棚が広がっており、夏場は海水浴やキャンプを楽しむ人々で賑わうそうですが、この日はのんびりと糸を垂らす釣り人や、水遊びに興じる子どもたちの姿が見られ、穏やかな時間が流れていました。
また、千畳敷海岸は「日本の夕陽百選」に名を連ねる夕陽の名所でもあるとのこと。黄金色に染まる岩棚も、きっと息をのむほど美しいのでしょうね。
旅情あふれる鰺ヶ沢「海の駅わんど」
千畳敷海岸からさらに20分ほど車を走らせると、日本海に面した大きな駐車場を備えた道の駅のような施設「海の駅わんど」が見えてきたので、少し立ち寄ってみることに。漁港がすぐ隣にあるためか、岸壁には大きなイカ釣り漁船が停泊しており、港町ならではの旅情を誘います。海の駅わんど館内では地元の新鮮な野菜や特産品を購入することができました。
ワンコの銅像があったので近づいてみると、かつてメディアなどで大きな話題となった「ブサかわ犬」のわさおくん。まさにこの場所にいたのかと思わぬ発見に嬉しくなって、軽トラの荷台に乗ったわさおくんのパネルと一緒に記念撮影🐕️ 温かい気持ちでこの場をあとにしました。
海の駅わんど
西津軽郡鰺ヶ沢町大字本町246-4
0173-72-6661
岩木山の中腹に佇む「ロックウッドホテル&スパ」に宿泊
海の駅わんどからは、青森県道3号(弘前岳鰺ヶ沢線)を通って、宿泊先の「ロックウッドホテル&スパ」へ。このホテルは、岩木山の中腹に位置する高原リゾートで、広大な国定公園に囲まれたホテルの南側には荘厳な岩木山、北側には日本海と津軽平野が広がっています。
ホテル周辺を散策することもできるそうですが、クマ出没には要注意とのこと。冬はスキーリゾートとして賑わうそうで、ホテルのすぐ目の前にはゴンドラが備わっています。
フロント・ロビー
シーズンオフのためか、館内はどこか閑散とした雰囲気。売店の電灯は翌朝はついていましたが、チェックインした15時半は灯りが消えていて「利用される際は電気を点けます」とのことで、もし何も買わなかったらバツが悪いと思い、結局売店には入らずじまいでした。
ラウンジは目の前にどっしりとした岩木山を望む開放的な造りで、とても良い雰囲気。静かな落ち着いた空間で、山の表情をゆっくりと眺める時間も良さそうでしたが、この日は朝から散策続きでかなり体力を消耗していたので、早々に客室へ向かいました。
7階ツインルームの客室
アサインされたのは7階のツインルームで、客室は隅々まできれいに清掃されています。お部屋も十分な広さがあり、とても快適。北側の客室だったので、窓からは広大な津軽平野と日本海が望めました。
天然温泉の大浴場
ひと通り部屋をチェックしたあとは、一日の疲れを癒やすべく天然温泉の大浴場へ向かいました。お風呂の入り口や脱衣所が暗かったので、一瞬「営業時間外かな?」と不安になりましたが、人の気配があったのでそのまま中へ。脱衣所に貴重品ロッカーがなく、ルームキーをその都度フロントに預けに行かなければならないのは不便に感じましたが、温泉自体は格別。ナトリウム・塩化物炭酸水素塩泉の単純温泉で、内風呂と露天風呂があり、特に露天は開放感があり、とても気持ちよかったです。
画像は「ロックウッド ホテル & スパ」 公式ページより引用
食事会場
食事会場は広々としたダイニングで、外国人のスタッフさんとインバウンドのお客さんが多い印象でした。館内の所々に徹底したコストカットが見えて、食事やセキュリティ面で少し不安を感じていたものの、ビュッフェスタイルの夕食・朝食は共に、品数は至って一般的。夕食には「せんべい汁」や「おでん」といった変わり種もあり、ご当地グルメを楽しめました。
山の天気は待ってくれない
間近に岩木山を望みたいと思って選んだホテルでしたが、到着後まもなく天気はみるみる崩れ、翌朝も山はすっぽりと雲に覆われていました。到着時に美しい全景を拝めたのは幸運でしたが、荷物を抱えていたため撮影を後回しにしたのが運の尽き。結局、ここでは岩木山の勇姿を写真に収めることができず、心残りとなりました。山の天気は変わりやすいもの…。シャッターチャンスは逃すべからず!そんな教訓を胸に、ホテルをあとにしました。
青森県西津軽郡鰺ヶ沢町長平町西岩木山75-4鯵ヶ沢高原
0173-72-1011

