【東京下町風景】浅草行くなら要チェック!浅草観光のおすすめスポット10選

「雷門・浅草寺〜スカイツリー」で浅草を堪能!

浅草のシンボル「浅草雷門」で写真撮影したら、仲見世で浅草名物を食べ歩き、浅草寺・常香炉で煙を浴びて参拝する。というのが浅草観光の定番ですが、もう少し足を伸ばし昔ながらの江戸情緒あふれる下町風景と近代的建造物スカイツリーの対比をたっぷりと堪能してみてはいかがでしょうか。四季を問わず遊べるスポットが浅草には盛りだくさんです😃

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浅草雷門前では人力車「えびす屋」の車夫たちの威勢良い声が響く

浅草散策マップ(浅草寺周辺&東京スカイツリータウン)

浅草寺を中心にその周りの見どころスポットを散策したあとは、スカイツリーとソラマチのある東京スカイツリータウンへ!

エキミセ➔②浅草文化観光センター➔③浅草雷門➔④浅草寺・浅草神社➔⑤壽々喜園➔⑥浅草西参道商店街➔⑦まるごとにっぽん➔⑧伝法院通り➔⑨隅田公園➔⑩東京スカイツリータウン

①浅草プラットフォーム「エキミセ」

東武スカイツリーライン直結の浅草駅ビル「EKIMISE」。地下1階には「浅草ごちそう横丁」の食品街、1階の「浅草すいーつ小町」には満願堂、舟和、亀井堂などの下町らしい和菓子屋さんや洋菓子さんがあり、3階4階から7階にはファッション、雑貨、カフェ、レストランなどの商業施設が入っています。

“EKIMISE”は、下町・浅草の象徴の一つである「仲見世」の、活気ある商店を意味する”見世”と「浅草駅」という立地性を表現する”駅”を掛け合わせた造語です。

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エキミセの8階屋上にはスカイツリービューの浅草ハレテラスがあります。4月中旬以降から10月初旬くらいまではビアガーデンの「エキビア」が出現し、隅田川の花火などもバッチリ見ることができます。

②待合せに便利で楽しい「浅草文化センター」

現地で待ち合わせをするなら「浅草文化観光センター」の8階の展望テラス(無料)がオススメ。建物は縦格子を多用したデザインが特徴的な建築家「隈研吾氏」による独特な外観で、雷門の向かい側に建っています。1階の案内所で観光情報をゲットすることもできますよ。

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店内はあまり広くありませんが、8階「ミハラシ・カフェ」からお茶やお酒を飲見ながら眺望を楽しむことができます。もちろん、カフェに入らなくても展望テラスは出入り自由です!

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展望テラスからは、眼下に雷門、仲見世通り、浅草寺、花やしき、そして東側には吾妻橋を渡ったところにあるフラムドール(金の炎)、アサヒビールタワー、スカイツリーなどが一望できる。これから散策する場所を上からチェックしてみるのも面白いですね。

③浅草を代表する名所「雷門」

浅草を代表する定番中の定番スポット言えば、やはり雷門!外国人にも大人気の観光名所で、いつ来ても人で溢れかえっています。

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正式名称は風雷神門。大提灯の左右には風神さまと雷神さまが配されていますが、忘れずに提灯の下も覗き込んでくださいね!宝珠をつかんで空を飛ぶ見事な龍の彫り物が施されています。

仲見世通りで浅草グルメの食べ歩き!

雷門から本堂まで続く「仲見世通り」には、人形焼、雷おこし、あげまんじゅう、下駄屋、着物屋…などなど、浅草ならではのお店が約90店鋪ズラリと建ち並びます。何と言っても仲見世の楽しみは、食べ歩き!お土産屋さんを覗きながら、団子に、あげまんじゅうに、と美味しい下町おやつの食べ歩きを童心に返って楽しみましょう♪

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中央の仲見世通りの脇道にも入ってみてください。レトロな喫茶店や、名店と言われるお店が結構あります。

④都内最古の寺院「浅草寺」

浅草寺は、開創以来1400年の歴史を誇る都内で最も古いお寺。山号は金龍山、御本尊は聖観音菩薩(観音さまは「慈悲」をご本体とされる菩薩)。昔から庶民に「浅草の観音様」と親しみを込めて呼ばれ多くの人々に信仰され、今現在も国内外から年間約3000万人という多くの参拝者が訪れるそうです。

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仲見世通りを抜けた先には、1964年に再建されたという鉄筋コンクリート造の宝蔵門(上層階が文化財の収蔵庫)があり、門の左右には仁王像が安置され、門の背面左右には、山形県村山市から寄贈された魔除けの巨大なわらじが吊り下げられています。五重塔は1973年に再建されたもの(霊牌殿には約3万基の永代供養のための位牌を安置)。

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浅草寺本堂前でモクモクと立ち込める常香炉(じょうこうろ)。煙目がけて人々が押し寄せ、頭が良くなるように煙を仰いで頭にあてる姿が多く見受けられます。中国から伝わった香炉は本来、参拝者の身体を清めるための仏具ですが、長い時を経るうちに「体の悪い部分に香炉の煙をかけると治りが良くなる=体の悪い部分を良くする=頭が良くなる」という言い伝えが広まったようです。

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浅草寺本堂の東側にある「浅草神社」(拝殿、幣殿、本殿は重要文化財)は三社祭で有名な神社ですが、浅草寺とは一転、普段は人が少なく静かでこじんまりとした神社。鳥居をくぐった右手側には可愛らしい夫婦狛犬がちょこんと並んで座っています。互いに寄り添い合う狛犬に相合い傘をさし「良縁」「恋愛成就」「夫婦和合」の願いを込めて祀られています。ちなみに2017年の三社祭の日程は、5月19日(金)~21日(日)です。

⑤浅草名店「壽々喜園」で濃厚抹茶アイスを食べる!

浅草神社から言問通りに出ると斜め向かいに2016年1月にオープンしたという「壽々喜園×ななや」が見えてきます。まだ寒い時期だというのに、平日でも行列必至の模様。料金はカップのシングルが370円、コーンは+20円、ダブルは+100円。プレミアムジェラートだけは、シングルが560円、プレミアム✕プレミアムのダブルが830円と高めの価格設定となっています。

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数種類のフレーバーの他、メインの抹茶は、No.1のマイルドからNo.7のプレミアムまで、7段階の濃さから選べる。抹茶好きにはたまりませんね。N0.7のプレミアムジェラートが世界一濃い抹茶ジェラートで、唯一高級抹茶を使用しているとのこと。噂によると茶葉を食べているようなかなり苦味の効いた濃厚さだとか…

抹茶は普通に好きですけど、やはりジェラートなのだから、多少甘みは感じたい!ということで、今回はNo.3「ミルクと抹茶のバランスのとれた味」No.4「抹茶の渋みを感じる大人の味わい」を食べてみました。あまり大差がないのかなと思いきや…明らかに違いが分かります!No.3は普通の抹茶アイスより抹茶風味が高く…No.4は更に濃厚な旨味。好みとしてはNo.4の「抹茶の渋みを感じる大人の味わい」に分配が上がりました。No.5「ガツンとくる抹茶の渋み」も今度試してみたい😆

⑥お祭りがテーマの「浅草西参道商店街」

「浅草西参道商店街」は、ちょうど浅草寺の西側に位置し、浅草寺本堂と浅草六区を結ぶ全長150mの屋根型アーケード。主に観光土産店、洋品店、呉服屋、食事処などのお店が並ぶ商店街です。

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1日2000個?!浅草名物「ジャンボめろんぱん」

西参道商店街の入口にはメロンパンで有名な「花月堂本店」(2階は抹茶やあんみつなどがいただける和カフェ)があります。1日に2000個?!も売れるという人気ぶりで、週末ともなると行列ができます。見た目はその名の通りジャンボですが、中がフワフワなので案外ペロッと食べれるジャンボメロンパンです。

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江戸のファーストフード江戸下町料理「宮戸川」

創業明治30年という江戸下町料理「宮戸川」は、江戸時代から伝わる文献を再現した「江戸料理」と東京の地酒「江戸地酒」がこだわりという居酒屋。江戸のファーストフード「天婦羅串」浅草名物「牛すじ煮込み」などなど魅力的な響きです。サクッと立寄って、江戸の肴で一杯ひっかけてみるのも乙ですね。

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お祭りがテーマのアーケード内は、柱や窓の格子が鮮やかな朱色に塗られ、歩道は日本初という木道。各店舗の瓦屋根風の軒先にレトロな木製看板、のれん、提灯などが掲げられ、江戸の風情を醸しています。

⑦全国各地から地産グルメを集めた「まるごとにっぽん」

浅草西参道商店街を抜けると、そこには浅草ROX浅草演芸ホールなど、興行街と言われる浅草六区。その中でも再生プロジェクトの一環で2015年12月にオープンした「まるごとにっぽん」(全4フロアに約50店舗47都道府県の「ふるさと」が集積した商業施設)が、新たなランドマークとして賑わってます。

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1階の「にっぽんの食」がテーマの食品フロアには、全国各地の地産セレクトグルメを扱う食品店舗がズラリ。2階は「くらしの道具街」となっていて、地方に伝わる伝統を活かした木工製品、陶器、バッグ、雑貨などの物販店舗が並び、3階の「ふるさと広場」では、ふるさと納税コンシェルジュがあるほか、日本各地のフリーペーパーが閲覧できるコーナーや、全国20市町村の観光物産が集まるPRコーナーなどがあり、4階は、ふるさと食堂街「縁道」のレストランフロアになっています。

⑧昭和な「ホッピー通り」と江戸風の「伝法院通り」

昭和な気分が味わえる飲み屋街「ホッピー通り」

「まるごとにっぽん」の東側「公園本通り商店街」から「伝法院通り商店街」までは、通称ホッピー通り(または煮込み通り)と言われている浅草の有名な飲屋街。なんと昼間から営業しているので飲兵衛さんたちにとっては憩いの場、また観光スポットとして外国人観光客なども多く見受けられます。気軽に飲める雰囲気なので、一杯ひっかけてほろ酔い気分で散策というのも楽しいかもしれませんね。

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江戸情緒たっぷりの「伝法院通り」

ホッピー通りを抜けると飲み屋街から一変し、骨董屋、土産物屋、食事処などが建ち並ぶ約200mほどの伝法院通りにつながります。屋根にねずみ小僧がいたり、火の見櫓があったり、江戸の景観を演出した細工が随所に見られ見どころがたくさん。また、浅草名物の天丼の店「大黒屋天麩羅」も伝法院通りにあります。

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⑨お花見スポットとして人気の「隅田公園」

墨田公園は「さくら名所100選」にも選ばれている人気のお花見スポットで、毎年3月から4月にかけて両岸で桜まつりが開催されます。(そのほか、梅まつり(2月)、流鏑馬(4月)、隅田川花火大会(7月)、灯籠流し(8月)などのビッグイベントや毎月不定期でフリーマッケットを開催)。

墨田公園の桜情報は「桜シーズン到来!浅草・上野・谷中のお花見スポット」を御覧ください。

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台東区側の隅田公園にはカフェや東京クルーズの発着所があるほか、台東区レンタルサイクル(東京クルーズの建物前にあり駅近。週末は午前中には出払ってしまうのでお早めに!)で自転車を借りることができるので、そこから隅田川沿いをサイクリングするのも気持ちが良いですよ!ちなみに東京スカイツリータウンまでは自転車で約5分という近距離です。

⑩賑わう複合施設「東京スカイツリータウン」

「東京スカイツリータウン」は、電波塔・展望施設のある東京スカイツリーと東京ソラマチタウンの商業施設(ショッピングセンター、プラネタリウム、水族館など)から構成される大型複合施設。(2017年5月22日で早くも開業5周年となります。)

浅草駅から電車を利用する場合、東京スカイツリー駅までは「エキミセ」に隣接する東武スカイツリーラインから1駅、押上駅(イーストタワー側)までは都営浅草線で2駅。歩くと20分位です。またレンタル自転車なら約5分。スカイツリータウンの西側・東側両方に自転車置き場(最初の2時間無料/以降上段は4時間毎に50円、下段は1時間毎に50円)があります。

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イーストヤード8階のドームガーデンからは、空高くそびえ立つスカイツリー、東にイーストタワー、中央にプラネタリウムの丸い天井が見える。

バラエティに富んだ商業施設「東京ソラマチ」

イーストヤード1階には全長約120mの「ソラマチ商店街」があり、食品店、雑貨店、カフェなどが並ぶ。2〜3階はファッション・雑貨フロア、4階は日本にちなんだお土産や雑貨フロア、5階はイベントスペース、6〜7階はレストランフロア「ソラマチダイニング」、7階は「プラネタリウム天空」、8階は芝生のあるドームガーデン、9階は「郵政博物館」(8階から専用エレベーターを利用)、11階から29階まではオフィスフロアーになっています。

30階31階には、約150m(東京タワーの大展望台と同じ高さ)に位置する「ソラマチダイニングスカイツリービュー」があり、景色を眺めながら食事ができるレストランフロアと展望スペースなどもあります。

「ソラマチディナー」のブログはコチラ

またウエストヤード2階には下町をコンセプトにしたスイーツなどが並ぶ「フードマルシェ」、3階にフード・コートの「ソラマチタベテラス」、4階はTVエンタメ系公式ストアやストリートフードが連なり、5階が「すみだ水族館」になっています。

東京ソラマチ「フロアマップ」

世界一高い電波塔「東京スカイツリー」

東京スカイツリーは武蔵(ムサシ)の国にちなんで高さ634m。電波塔としては世界一の高さです!(高層建築物としてはドバイのブルジュ・ハリファ828mに次いで世界第2位)高さ350m地点に天望デッキ、高さ450m地点に天望回廊があり、天望デッキ内には展望レストラン「Sky Restaurant 634」(天望デッキのチケットが必要)もあります。

展望台チケットはスカイツリー4階のチケットカウンターで当日券が購入できるほか、インターネット・セブンイレブンで販売している日時指定券(朝割、セット券あり)などもあります。(料金は年齢、指定時間によって異なる)

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プラネタリウムがあるイーストヤード7階「トーキョーサイダー倶楽部」のノスタルジックな瓶がかわいい(ちなみに店の前方にある窓から少し富士山が見える)。イーストヤード4階の浅草アメ細工「アメシン」では、日本の伝統技術であるアメ細工が購入できるほか、作っている様子を間近で見学することもできます。江戸風の下町らしさにこだわった粋な和雑貨やお土産がいたるところに溢れてます。

世界を代表するビールが一同に集まった「世界のビール博物館」

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イーストヤード7階プラネタリウム横には「世界のビール博物館」があり、世界を代表するビールが大集結!樽生ビールをはじめ、ボトルビール合わせて200種以上もの品揃えがあるのだとか。ビールだけでなく、各国の料理を食べることができ、店内にあるドイツ、イギリス、アメリカ、チェコ、ベルギー5カ国のバーカウンターを再現したビールカウンターで、それぞれの国の雰囲気を味わいながら各国のビールと料理が満喫できるようになってます。(世界のビールボトルを販売するビール・マルシェもある)ビール好きにはたまりませんね!

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30〜31階のソラマチダイニングスカイツリービューには、1階と6階の専用直通エレベーターで行くことができます。どちらの階にもエレベーターを降りてすぐ右手に展望スペースがあり、地上150mの高さから東北側の景色を望むことができます。(天気が良ければ筑波山も見える)散策したばかりの浅草周辺をチェックしてみるのも面白いですね。私は我が家のマンションを見つけることができました。地上350mの天望と450mの回廊とはだいぶ見方が違うでしょうが、行列に並ぶ必要がなく無料でなかなかの迫力が味わえます。

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30階「BEER&SPICE SUPER“DRY” 」(店の前に展望スペースがある)と31階の「Top of Three」からは目の前にそびえ立つスカイツリーを間近に見ながら食事ができます。

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スカイツリーの通常のライティングは「粋」のブルーと「雅」の江戸紫

ライティングデザインは…

江戸で育まれてきた心意気の「粋」と、美意識の「雅」という2つのオペレーションが1日毎に交互に現れる新しいスタイルのライティングで、今日に続く明日、明日の先に続く未来を表現しました。随所に江戸の原風景を継承するデザインを取り入れることで、タワーの立つ下町の歴史文化を表します。

毎日変わるスカイツリーのライティングは「ライティング情報」で1週間のライティングスケジュールが確認できます。

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スカイツリーのふもと、4階のスカイアリーナでは季節によって様々なイベントが開催されます。(写真は冬季(2016年12月10日~2017年3月5日)開催されたスケートリンク)

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スカイツリータウン内では、いつもどこかしらで「イベント・キャンペーン」を開催しているので、お出かけ前に要チェック!

 

ちなみに東京ソラマチ3階 12番地の特設会場では、4月14日までドラえもんVR「どこでもドア」を開催中。

 

VRゴーグルと体感マシンでどこでもドアをリアルに体験できます☆

 

昔ながらの江戸風情が残る浅草と、近代的な建もの東京スカイツリータウンのコントラストが堪能できるのは、東京下町・浅草ならではの楽しみ方ですね😃