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「ホテルハーヴェスト箱根甲子園」へGO!
2025年10月下旬、箱根町・仙石原にある「ホテルハーヴェスト箱根甲子園」に宿泊しました。ホテルハーヴェスト箱根甲子園は、古くから温泉地として栄えた箱根の豊かな湯と、箱根外輪山や仙石原すすき草原など雄大な自然に包まれたロケーションにあるリゾートホテルで、周辺には、「箱根ラリック美術館」や「箱根ガラスの森美術館」、「箱根湿生花園」など、美術館や自然スポットが点在し、文化と自然の両方に触れられる魅力的なエリアです。
熱海から十国峠経由で箱根へ
今回は熱海に1泊して午前中に来宮神社を参拝したあと、県道20号線を使って箱根へ向かいました。本来なら途中の十国峠でケーブルカーに乗る予定でしたが、あいにくの天気で断念することに。未訪の「PANORAMA TERRACE 1059」は、またの機会へ持ち越しとなりました。1059という名称は「十国」のほか「天国」を掛けているのでしょうか、ちょっと気になるところです。
「芦ノ湖 森」の手打ち蕎麦&生わさびを堪能
朝食ビュッフェでつい食べすぎてしまったので、ランチは軽く蕎麦をいただくことに。箱根には魅力的な蕎麦屋さんがたくさんあるのでいつも迷ってしまうのですが、今回はホテルハーヴェストに向かう道中で評判のそば処(駐車場完備の3店舗)に候補を絞りました。13時半頃、最初に到着した「芦ノ湖 森」が、駐車場も空いていたのでこちらに決定。蕎麦店を併設したペンションで、店内は温かみのあるアットホームな雰囲気です。
メニューは少なめで天ぷらもありませんが、御膳のほかに作りたて豆腐や焼き餃子といった単品が楽しめます。今回は「生わさび付ざるそば」と「とろろそば」を注文。そばは自家製粉の細打ち麺で、素朴ながら上品で繊細な味わいです。なかでも、生わさびの自然な辛味と豊かな香りがそばの風味を一層引き立て、締めにいただく蕎麦湯も濃厚で美味しい。自分ですりおろした生わさびは、残った分を専用袋に入れて持ち帰れるのも嬉しいポイントです。
ちなみに他の2店は、「そば処みよし」と「十割そば・炭火焼 座りや」でした。
「ホテルハーヴェスト箱根甲子園」へのアクセス
「芦ノ湖 森」で蕎麦をいただいたあとは、県道75号線を10分ほど北上し「ホテルハーヴェスト箱根甲子園」へ。
ホテルハーヴェスト箱根甲子園へのアクセスは、公共交通機関の場合、「小田原駅」から約45分(仙石案内所前下車・徒歩約6分)、強羅駅からは約20分(大原下車・徒歩約1分)。車の場合は、小田原厚木道路「箱根口I.C.」から約16km、東名高速「御殿場I.C.」から約12kmです。また、有料・予約制のウェルカムバスもあり、小田原駅西口14:00発、ホテル11:00発(走行時間約1時間10分)で利用できます。
駐車場は1号棟の第1駐車場を利用し、エレベーターで直接フロントへ向かいました。
ホテルハーヴェスト箱根甲子園のフロアマップ
ホテルハーヴェスト箱根甲子園は1号館と2号館の2棟構成で、1階と2階(ロビー階)に連絡通路があります。1号館には1階に駐車場、客室、カラオケ、ランドリー、2階にロビー・フロント、ショップ、ラウンジ、テラス、多目的室、3〜5階が客室で、6階に温泉大浴場や家族風呂、室内温水プール、湯上がりラウンジ、エステサロンがあります。
また、2号館には1階にレストランやゲームルーム、2階にライブラリー、会議室、ペット専用客室・ペット温泉、展望デッキがあり、3階〜6階が客室となっています。
1号館2階 シックなデザインのロビー・フロント
ロビーは白とダークブラウンを基調としたシックなデザインで、両サイドに配されたソファ席も落ち着いた雰囲気です。窓がなく照明も控えめなため読書には向きませんが、しっとりと静かな空間が広がっています。
14時15分頃、フロントでチェックイン手続きを済ませ、鍵の受け渡しまでの間は、池を望むラウンジでゆったりと過ごすことにしました。
1号館2階 ラウンジ&ショップ
ラウンジもロビーと同じく落ち着いたトーンの照明と内装で、穏やかな雰囲気です。となりのショップをのぞいたり、ポットに用意されたウェルカムティーを飲みながら池を眺めていると、あっという間にラウンジが満席になりました。この日はやや肌寒かったものの、暖かい日にはテラス席も心地よさそうです。
14時半過ぎ、スタッフの方から客室の準備が整ったとの連絡があり、カードキーを受け取ると早速2号館の6階へ向かいました。
2号館6階 スーペリアツインの客室
今回アサインされた客室は2号館6階の2615号室。ルームキーはカード式で入口に備え付けの差込口に入れることで電気がつくタイプで、玄関前にクロークとティーコーナーやミニサイズの冷蔵庫があります。
洗面所は、トイレが一緒でバスルームがガラス扉なので、感覚的には広めのバスユニットという感じです。アメニティは、シャンプー、リンス、ボディソープ、綿棒、ヘアキャップ、歯ブラシ、カミソリ、ドライヤー、タオル類と標準的なものに加え、大浴場に備えてあるような美顔ジェルやかかとクリームなどがセットされていました。化粧水や乳液、メイク落としといった基礎化粧品は、大浴場にあります。
客室の広さは約37㎡で、洋室にはツインベッドのほか、テーブルとソファ、カウンターテーブルが配置されています。テレビの位置がベッド横で、回転台も付いていなかったため少し見づらかったという点以外は快適に過ごせました。Wi-Fi速度も問題なく利用できます。
小さなベランダから望む風景
窓の外には目の前に芝生のグラウンドが広がり、その左手の先に本来は仙石原のススキ草原が見えるはずなのですが……。残念ながら到着日も翌日もどんよりとした雲に覆われ、背景に広がるススキの高原や美しい山並みを客室から望むことはできませんでした。
▼仙石原すすき草原のブログ記事は下記リンクよりどうぞ☆
1号館6階 温泉大浴場「やまなみの湯」
ひと通り客室をチェックしたあとは、温泉大浴場へ。2号館の客室からレストランに行くのは便利なのですが、1号館6階にある温泉大浴場へ向かうには、一度エレベーターで1階まで下りて連絡通路を渡り、再びエレベーターで上がる必要があるので、滞在中何度も温泉に入りたい方にとっては少々手間に感じるかもしれません。なお、2階(ロビー階)の連絡通路では、浴衣・スリッパでの移動は不可です。
温泉の泉質・効能ほか
温泉大浴場の営業時間は 6:00~10:00、15:00~24:00。朝と夜で雰囲気が変わるので、時間帯を変えて入浴すればまた違った楽しみ方ができます。内湯のほか、露天風呂・寝湯・立ち湯・水風呂・サウナと設備も充実しており、日替わりで男女が入れ替わるため、滞在中に両方の湯船を楽しめるのも魅力です。
泉質は 弱酸性低張性温泉。肌当たりがやわらかく、長湯しても疲れにくいのが特徴で、神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・冷え・うちみ・疲労回復などに効果が期待できる湯とされています。
画像は「ホテルハーヴェスト箱根甲子園」のウェブサイトより引用
やまなみが広がる湯上りラウンジ
湯上りラウンジには大きな窓があり、その前に椅子が並べられ、温泉大浴場の名前にもなっている「やまなみ」を望めるようになっています。向かいに見える1号館隣の建物は、同系列の「箱根翡翠」です。
滞在中はあいにくの天気でしたが、うっすらと山並みが見える瞬間があり、写真に収めることができました。また、早朝の露天風呂では、霧の中に浮かぶような美しい山並みが一度だけ姿を見せ、素敵な露天風呂体験となりました。
無料のマッサージチェア(3台)も用意されているので、入浴後もゆったりとリラックスした時間を過ごせます。
2号館屋外 庭園プールと足湯
2号館1階の屋外には、緑に囲まれた庭園プール(営業期間は7月下旬〜8月末)があります。ひょうたんのようなユニークな形をした全長約20mのプールで、夏季はさらにリゾートらしい開放感が楽しめる場所ですね。
庭園プールの先には足湯(10:00~20:00) があり、散策の途中に気軽に立ち寄ってリラックスできるのも魅力。どちらの施設もチェックイン前・チェックアウト後の利用が可能です。
2号館2階 落ち着いた空間のライブラリー
2号館2階にあるライブラリーの営業時間は6:00~23:00。昼間は窓から自然光が差し込み明るい雰囲気でしたが、夜は暗めの照明で大人が集うバーのような落ち着いた空間に変わっていました。
リモートワークやPC作業にも使えそうなスペースだったので、ディナーまでの時間をライブラリーで過ごしてみたのですが、白熱のビジネストークで盛り上がっていて、会話が気になって作業に集中できず……。ライブラリーといっても写真集が少し置かれている程度で、どちらかというとラウンジに近い雰囲気なので、コミュニケーションの場として使用される方もいらっしゃるようです。
2号館1階 レストラン「四季彩」
2号館1階にあるレストラン「四季彩」では、ビュッフェスタイルとコース料理の2種類が提供されています。今回は週末の滞在だったこともあり、朝夕どちらもビュッフェレストランへ案内されました。
ダイニング中央のビュッフェ台には、季節の食材を使った多彩な料理がずらりと並び、サイドにはデザートコーナーやドリンクサーバーが配置されています。その周囲を囲むようにテーブル席が配され、訪れた際は大家族やグループ利用が多く、店内は思いのほかにぎやかな雰囲気でした。
「四季彩」のディナービュッフェ
「四季彩」のディナービュッフェ(予約制)は、17:20/17:40/19:10/19:30スタートの4部制で、WELLBOX経由の予約では遅めの19:30が初期設定でしたが、レストランの受付で相談したところ、早めの時間に変更してもらうことができました。
新鮮な刺し身やサラダ、ライブキッチンの天ぷらやローストビーフなどの定番料理に加え、海や山の幸を使った小鉢料理が豊富で見た目も華やか、和洋中心の多彩な料理が楽しめます。また、デザートコーナーにはミニサイズのケーキやプリン、ゼリー、フレッシュフルーツが並び、品数・味とともに充実した内容でした。
「四季彩」のモーニングブッフェ
「四季彩」のモーニングビュッフェは7:00〜10:00(最終入店9:30)のフリースタイルで、予約なしで気軽に利用できます。焼物や煮物、手作り豆腐などの和食から、パン、ソーセージ、パンケーキといった洋食まで種類も豊富。デザートコーナーにはフルーツやヨーグルト、シリアル類に加え、エッグベネディクトという少し珍しい一品も並んでいました。
8時前に入店したところ、タイミングよく角部屋の窓際テーブルへ案内していただき、庭園の池を眺めながらゆったりと朝食時間を楽しむことができました。
ホテルハーヴェスト箱根甲子園
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原大原817-253
あとがき
滞在中はあいにくの天気で、晴れていれば美しい山並みがくっきりと望めただろうと思うと少し残念でしたが、それでも周囲の緑に包まれながら温泉でゆったりと過ごし、美味しい料理を味わえたのは大きな癒しになりました。
個人的には、ライブラリーやラウンジなど、もう少しワーケーション向きの静かなスペースがあると嬉しいところですが、自然豊かな環境の中で心身をゆっくりリセットでき、総じて満足のいく滞在となりました。

