【ハワイ島・ヒロ】観光の拠点に最適!バニヤンツリーに囲まれた「ヒロ・ハワイアン・ホテル」宿泊レポ

コナ国際空港からヒロへ

ハワイ島・ヒロで宿泊したホテルは、目の前にヒロ湾の「モクオラアイランド(ココナッツアイランド)」が広がる「ヒロ・ハワイアン・ホテル, トレードマーク・コレクション・バイ・ウィンダム(Hilo Hawaiian Hotel, a Trademark Collection by Wyndham)」。クラシックな温かみとモダンな快適さが融合した、老舗のオーシャンフロントホテルです。

今回はコナ国際空港からレンタカーでヒロに向かいましたが、このホテルはヒロ国際空港からなら車で約5分とアクセスが良く、近くには世界最大級の日本庭園がある リリウオカラニ公園 や、バニアンツリー(Banyan Tree/ガジュマルの木)などの見どころが点在しています。さらに、世界遺産の ハワイ火山国立公園 をはじめ、ハワイ島東部の滝や自然スポットを巡る観光拠点としても抜群のロケーションです。ホテルへと続くバニヤン・ドライブ沿いでは、南国の風に揺れる鯉のぼりの姿も見ることができました。

「ヒロ・ハワイアン・ホテル」に到着

コナ国際空港からホテルまでは、サドルロード経由で約1時間半かかりました。ホテルの玄関前で出迎えてくれたのは、枝から無数の根を垂らす「ベーブ・ルースのバニヤンツリー」。これは、野球界のレジェンド「ベーブ・ルース」が1933年にこの地を訪れた際に植樹したという、歴史ある木なのだそうです。

車寄せの近くと地下に駐車スペースがあり、荷物が多い旅でも部屋までスムーズにアクセスできました。

フロント・ロビー

車寄せから一歩足を踏み入れると、温かみのある木目調の床にシーリングファンがゆったりと回る、開放的なロビーが広がっています。

ホテル内には、スイミングプールやフィットネスセンター、マッサージスパのほか、ジェネラルストアやギフトショップなども備わっており、リゾートホテルならではの設備も充実(宿泊料金とは別に、1室1泊あたり30ドルのリゾート料金が加算されます)。

バニヤンビューの客室

アサインされた客室は、7階の723号室。バルコニーを含めて約37㎡ある客室は、ゆったりとした落ち着きのある空間です。

室内には、スマートTVやミニ冷蔵庫、コーヒーメーカーをはじめ、セーフティボックス、アイロン・アイロン台、ヘアドライヤー、エアコンなど、滞在に必要な設備がひと通り揃っています。もちろんWi-Fiも完備。電子レンジは有料でレンタルできるようです。ベッドはダブルサイズが2台並ぶツインタイプで、ゆったりと快適に休むことができました。

バスルームとアメニティ

バスルームは十分な広さがあるものの、トイレと一体になったユニットタイプ。手前には横長の洗面台があり、その背後にはオープンタイプのクローゼットが配置されていました。洗面台の端にはコーヒーメーカーが置かれていましたが、今回は2泊の滞在に対してコーヒーは1袋のみ。その下には空の状態のミニ冷蔵庫が収まっていましたが、やや汚れが気になりました。

アメニティは、タオル類のほか、ヘアシャンプー、ヘアコンディショナー、ボディーソープ、石鹸のみとシンプル。備え付けの石鹸を使ってということなのか、ボディーソープは空になっていました。なお、歯ブラシなどの洗面用具は用意されていないため、要持参です。

客室バルコニーからの眺め

部屋の窓を開けると、小鳥のさえずりとともに、心地よい風が吹き抜けていきました。目の前にはモコモコと瑞々しい新緑を広げるベーブ・ルースのバニヤンツリーが見えました。

チェックイン時に渡されるフリードリンクチケットで、フロント奥のバーでジュースをもらってひと休み。ホテルへ向かう途中で購入したデリと一緒に、少し遅めの昼食をいただきました。また、フロントで提供される人数分のウォーターボトルは、館内の給水所で自由に水を補充することができます。滞在中の水分補給はもちろん、ドライブ時の持ち歩き用としても重宝しました。

チェックイン時に1泊30ドルの追加料金でオーシャンビューへのアップグレードも可能との案内がありましたが、今回は朝から晩まで観光中心の滞在だったため見送りました。天気が良ければ、雄大な マウナ・ケアの絶景も一望できるそうなので、ホテルでゆっくり過ごすなら、海側の客室のほうがよりリゾート気分を満喫できそうです。

屋外プール

今回は利用しませんでしたが、敷地内にはヒロ湾に面した屋外プールもあります。青空へ向かってまっすぐ伸びるパームツリーに囲まれ、プールサイドには青と白のビーチチェアが並ぶ、ハワイらしいのんびりとした空気が漂う空間です。プールのすぐ向こうには穏やかな海が広がり、その先にはモクオラ(ココナッツ・アイランド)へと続く※1白い橋の姿も見えました。

※1 この橋は2025年11月、島内のメンテナンス作業中にミニショベルカーが通行した際、中央部分が崩落。安全確認と修復工事のため通行禁止が続いており、橋は現在もV字型に折れ曲がった状態のままとなっていました。

海岸線沿いの風景

ホテルの海側のエリアは、ハワイの自然を活かした散策スペースといった趣です。きれいに手入れされた芝生の先には、ゴツゴツとした溶岩の岩場が続く海岸線が広がり、パームツリーが立ち並ぶ岩場では、水遊びを楽しむ人や釣り人の姿も見られました。

庭の木々にはさまざまな種類の鳥たちがやってきては、軽やかに飛び去っていきます。また、落ち葉の上をニワトリの親子がとことこと歩き回る微笑ましい姿も。野生なのか放し飼いなのかは分かりませんが、こうした光景には、このあとヒロの街でもたびたび目にすることになりました。

あとがき

歴史ある老舗ホテルだけに、館内はやや古さを感じる部分や、清掃状態が少し気になるところがありました。海外のホテルでは客室用スリッパが用意されていないことも多いため、今回も忘れずに持参してよかったです。設備面では、エアコンの効きやベッドの寝心地は快適で、客室のWi-Fiも問題なく利用可能。電気ポットがあればさらに便利でしたが、コーヒーメーカーで代用することができました。

今回は楽しみにしていたモクオラ(ココナッツ・アイランド)が閉鎖中だったのは残念でしたが、ホテルを取り囲む景観や自然環境の良さは抜群です。主要な観光スポットへのアクセスに優れているだけでなく、ヒロの街中へも出やすいため、観光拠点としての利便性も十分です。多少気になる点はありつつも、ハワイ島東部の豊かな自然に癒やされながら過ごせるロケーションは魅力的。観光拠点としては使い勝手が良く、総合的にはまずまず満足のいく滞在でした。


Hilo Hawaiian Hotel
71 Banyan Dr, Hilo, HI