コナ国際空港からヒロへ ハワイ島・ヒロで宿泊したホテルは、目の前にヒロ湾の「モクオラアイランド(ココナッツアイランド)」が広がる「ヒロ・ハワイアン・ホテル, トレードマーク・コレクション・バイ・ウィン…
【ハワイ島・ホノカア】ワイピオ渓谷を望む小さな町へ ~街並み散策と名物マラサダ~
目次
ワイピオ渓谷の玄関口「ホノカア」へGO!
ハワイ島・ヒロに滞在して3日目。この日はヒロからコナへ向かう移動日で、ハワイ島ならではの絶景や町並みを楽しみながら、いくつかの観光スポットに立ち寄ることにしました。朝8時にホテルを出発し、最初に向かったのはハワイ島北部の高原地帯にある小さな町「ホノカア(Honokaʻa)」。緑豊かな丘陵地帯に囲まれたのどかな町で、ワイピオ渓谷への玄関口として知られています。
まず訪れたのは、ホノカアから車で約15分の場所にある人気のビュースポット「ワイピオ渓谷展望台(Waipiʻo Valley Lookout)」。展望台と駐車場は無料で開放されており、駐車場からは坂道を少し下るだけで展望台へ到着します。
私たちが訪れたのは朝9時頃。到着したときは一組のカップルが景色を眺めていましたが、ほどなくして誰もいなくなり、壮大な景色をほぼ貸し切り状態でゆっくりと満喫することができました。なお、現在はワイピオ渓谷の谷底へ下るには認可ツアーへの参加が必要です。

展望台の眼下に広がる「王家の谷」
展望台の眼下に広がるワイピオ渓谷は、「王家の谷」とも呼ばれるハワイアンにとって特別な意味を持つ聖地。古くから王族ゆかりの地として大切にされてきたこの谷には、断崖の洞窟に王族たちが眠るという言い伝えが残されています。また、1946年の津波や1979年の洪水の際にも谷の住民に犠牲者は出なかったとされ、その理由は谷を守るマナ(霊力)の力によるものだと語り継がれています。

切り立つ断崖に囲まれた深い谷の底には、穏やかで豊かな自然が息づき、まるで別世界のような光景が広がっています。

谷底には今も人々の暮らしが受け継がれており、深い緑に囲まれた畑や家々が点在しています。

黒砂の浜辺には荒々しい太平洋の波が打ち寄せています。

波打ち際でサーフィンを楽しむ若者たちの姿が見られました。雄大な自然と人々の暮らしが共存する、ワイピオ渓谷ならではの風景です。

ホノカアのメイン通り「ママネ・ストリート」
ワイピオ渓谷の眺望を楽しんだあとはホノカアへ戻り、ショップやカフェが並ぶメイン通り「ママネ・ストリート(Māmane St.)」を散策しました。かつてサトウキビ産業やマカダミアナッツ栽培で栄えたホノカアは、農園の閉鎖や産業の衰退に伴い、次第に人口が減少していったといわれています。
一方で、当時の面影を残す歴史ある建物は今も大切に受け継がれており、カラフルなショップや昔ながらの街並みが調和した、どこか懐かしさを感じる穏やかな雰囲気が魅力の町です。
ホノカア・トレーディング・カンパニー
この日のお目当てのひとつだった「ホノカア・トレーディング・カンパニー(Honoka’a Trading Co)」は、訪れた時間が開店前だったため、残念ながら店内を見ることはできず、外観のみの見学となりました。
アロハシャツやアート作品、コレクティブルなどを扱うハワイアンアンティークのお店で、個性的なアイテムが揃う人気店です。営業時間は11:30〜16:30頃と短めのため、訪問を予定している方は事前に営業状況を確認しておくことをおすすめします。

Honoka’a Trading Co (Yelp)
45-3490 Mamane St, Honokaa, HI
ホノカア・マーケットプレイス
もうひとつの目的地だった「ホノカア・マーケットプレイス(Honokaa Marketplace)」は10時オープンだったため、開店直後に入店することができました。
店内にはハワイアン雑貨をはじめ、Tシャツやアパレル、アクセサリーのほか、クッキーやマカダミアナッツ、ジャムなどの食品も豊富に並んでいます。ハワイ島らしいデザインの雑貨やローカルアーティストによる作品も多く、店内を眺めているだけでも楽しめる空間です。価格も比較的手頃なものが多く、普段使いのアイテムからお土産探しまで幅広く楽しめる、ホノカア散策におすすめのお店です。

Honoka’a Market Place (Yelp)
45-3586 Mamane St, Honokaa, HI
ホノカア・チョコレート
メインストリートを歩いていると、ミントグリーンのレトロな建物が目に留まりました。そこは、ハワイ産のカカオとオーガニックのサトウキビを使ったチョコレートを販売する、「ホノカア・チョコレート(Honoka’a Chocolate)」というお店。今回は時間の都合で立ち寄ることはできませんでしたが、木造の外観からもホノカアらしいノスタルジックな雰囲気が感じられ、街並みに溶け込んだ魅力的な一軒でした。

Honoka’a Chocolate
45-3490 Mamane St, Honokaa, HI
名物マラサダが人気の「テックス・ドライブイン」
ホノカアでショッピングを楽しんだあとは、1969年創業の老舗「テックス・ドライブイン(Tex Drive-In)」へ立ち寄りました。ハワイ島名物のマラサダで広く知られる人気店で、到着した時にはすでに多くの人で賑わっていました。

店内は想像していたよりも広く、屋外の開放的なテラス席のほか、ゆったりとしたテーブル席も用意されています。併設のギフトショップには雑貨やお土産も並び、食事や買い物を楽しみながら休憩できる、ドライブ途中にぴったりのお店です。

豊富なラインナップのメニュー
お目当てはマラサダでしたが、メニューはそれだけではありません。プレートランチやハンバーガー、ロコモコ、朝食メニューなど、ローカルフードを中心とした豊富なラインナップが揃っています。地元の人々はもちろん、観光客にも人気なのが納得できる充実ぶりです。

お目当てのマラサダ
マラサダは、フィリング(クリーム)なしのシンプルなタイプ($1.95)のほか、チョコレートやストロベリー、アップルなど8種類のフィリング入り($2.95)が用意されています。残念ながら人気のパイナップルは完売していたため、今回はバーバリアンクリームとバナナクリームを選びました。
注文を受けてから揚げるため、受け取ったマラサダはまだ熱々。かなり大きなサイズで、表面にはたっぷりの砂糖がまぶされています。気になっていたバーバリアンクリームは、カスタードクリームにホイップクリームを合わせたような、なめらかで軽い口当たり。バナナクリームも優しい甘さで、どちらもふんわりとした生地との相性は抜群でした。
ボリューム満点ながら重たさはなく、気がつけばあっという間に完食。ハワイ島ドライブの途中にぜひ味わいたい、思い出に残るマラサダでした。

Tex Drive-In
45-690 Pakalana St #19, Honokaa, HI
あとがき
ワイピオ渓谷の壮大な景色に感動し、歴史あるママネ・ストリートを散策しながら個性的なお店をのぞき、最後は名物マラサダでひと休み。ホノカアは決して大きな町ではありませんが、ハワイ島らしいのんびりとした空気と素朴な魅力にあふれた町でした。
観光地の華やかさとはひと味違う、どこか懐かしく心地よい時間。ワイピオ渓谷を訪れる際には、ぜひホノカアの町にも立ち寄り、ゆったりと流れる島時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
