【ハワイ島・コナ】歴史と文化が息づく街と美しい海岸線!カイルア・コナの見どころを巡る

ハワイ島西海岸「カイルア・コナ」へGO!

ハワイ島東海岸のヒロから西海岸に移動した後は、ワイコロアのホテルでゆっくりリゾート気分を満喫しつつ、「カイルア・コナ(Kailua Kona)」の街やコナコーヒーベルトにあるコーヒー農園へと足を伸ばしました。

ワイコロアからカイルア・コナのダウンタウンまでは、州道19号線(クイーン・カアフマヌ・ハイウェイ)を南下して車で約45分(コナ国際空港からは車で約10分)。天気にも恵まれ、正面にはフアラライ山(Hualālai)の山並みがくっきりと見えました。

海側へとなだらかに下るフアラライ山の斜面は、過去の噴火によって生まれた大小の噴火丘が連なる独特のシルエット。そして目の前には、フアラライ山やマウナ・ロアの噴火によってつくられた荒々しい黒い溶岩大地…。青い空と海、なだらかな山並み、黒い溶岩、風になびく金色のファウンテングラスと、そのコントラストはとても美しく、ハワイ島西海岸ならではのダイナミックな景観が広がっています。

王国の歴史と賑やかな街並みが続く「アリイ・ドライブ」

ハワイ島西海岸の中心地であるカイルア・コナは、海沿いを走る「アリイ・ドライブ(Alii Dr)」を中心に、ショップやレストラン、ホテルなどが並ぶ賑やかなリゾートタウン。一年を通して晴天に恵まれることが多く、穏やかな海と美しいサンセットを楽しめる人気のエリアです。

カイルア・コナには、王族の居住地だったフリヘエ宮殿や、カメハメハ大王ゆかりのアフエナ・ヘイアウなど、ハワイ王国時代を伝える史跡が残されています。今回は市内観光にあまり時間を取っていなかったので、コーヒー農園巡りへ向かう途中に、アリイ・ドライブ沿いに建つモクアイカウア教会とフリヘエ宮殿にサクッと立ち寄りました。

海辺に佇む王族の離宮「フリヘエ・パレス」

海辺に佇む淡いクリーム色の建物は、1838年に建てられ、歴代のハワイ王族が避暑地として使用した夏の離宮「フリヘエ・パレス(Huliheʻe Palace)」。パレスという名から想像するような華美さはなく、外観はシンプルで質素な佇まいですが、溶岩石やサンゴ漆喰、コアウッドを用いた気品ある2階建ての洋風建築です。王家の紋章が掲げられた重厚な石造りの門や、手入れの行き届いた美しい芝生の前庭も目を引きます。

現在は王族ゆかりの品々を展示する博物館として公開されており、水曜~土曜の10:00から14:30までセルフガイドツアーが利用できるほか、11:30からはガイド付きツアーも行われているようです。訪問したのが休館日だったため館内を見学することはできず、門の外から建物を眺めるにとどまりました。


Huliheʻe Palace
75-5718 Ali’i Drive, HI 

ハワイ最初のキリスト教会「モクアイカウア教会」

アリイ・ドライブを挟んでフリヘエ・パレスの向かい側に建つ「モクアイカウア教会(Mokuaikaua Church)」は、1820年にアメリカから訪れた宣教師によって始まった、ハワイ諸島で最初のキリスト教会なのだそうです。

現在の石造りの教会は1835年に建設が始まり、1837年に完成。溶岩石とサンゴを焼いて作った石灰を用いた厚い石壁に、ハワイ産のオヒア材を組み合わせた重厚な造りが特徴で、ひときわ高くそびえる尖塔は、現在もカイルア・コナのランドマークとして、海からもその姿を望むことができます。訪問時は中に入ることができなかったため、扉越しに内部を撮影しました。高い天井と木の梁が印象的な、温かみのある礼拝堂です。

教会のガーデンには、キリストを題材にしたブロンズ彫刻がありました。2020年の教会創立200周年を記念して設置されたもので、イエスが盲人バルティマイの目を癒したという、聖書の一場面を立体的に表現した作品です。

1820年の創立から200年以上を経た今も、礼拝の場として使われているモクアイカウア教会。カイルア・コナの街に残る歴史的な建物のひとつとして、ハワイにおけるキリスト教の歩みを今に伝えています。


Mokuaikaua Church
75-5713 Ali‘i Dr, Kailua-Kona, HI

地元で人気の「コナ・コモンズ・ショッピング・センター」

コナのお土産選びには「コナ・コモンズ・ショッピング・センター(Kona Commons Shopping Center)」を利用しました。地元紙の読者投票で10年以上連続でハワイ島西海岸のベスト・ショッピングセンターに選ばれるなど、ローカルからも支持されているショッピングセンターです。広々とした敷地には、お土産や日用品が充実した「アイランド・ナチュラルズ」や「ターゲット」、掘り出し物探しが楽しい「ロス」などの人気大型店があり、ハワイ限定アイテムやばらまき土産の調達にも便利。飲食店も揃っているので、買い物のついでにローカルフードを楽しむこともできます。

個人的に嬉しかったのは、2000年代初頭に日本から撤退したデイリークイーンがあること。久しぶりに、チョコレートでコーティングされたディップコーンを味わうことができました。


Kona Comons Shopping Center
74-5450 Makala Blvd, Kailua-Kona, HI

多国籍グルメが集まる「コナ・インターナショナル・マーケット」

コナ・コモンズのすぐ裏手には、倉庫街にどっしりと佇む「コナ・インターナショナル・マーケット(Kona International Market)」のフードコートがあります。訪問した日曜日は閉まっている店舗が多く、客足も少ない状況でしたが、お目当てのメキシカン「メルカディト・リンコン・メキシカーノ(El Mercadito Rincon Mexicano)」は営業していたので、美味しいブリトーをテイクアウトすることができました。

こちらのフードコートで特に人気を集めているのが、リリコイ(パッションフルーツ)のドーナツやマラサダが評判の「パラダイス・ベーカリー(Paradise Bakery)」と、日本風の唐揚げが売りの「天下鳥(Tenkatori)」。どちらも営業していましたが、お目当てのマラサダは売り切れ。人気商品は午前中に売り切れてしまうことも多いようです。一般的なモールとは違い、ローカルな倉庫街の空気感のなかで世界各国のB級グルメを気軽にテイクアウト&イートインできる穴場スポットです。


Kona International Market
74-5533 Luhia St, Kailua-Kona, HI

古代ハワイの歴史を伝える「オヒア・ケイブ歴史保護区」

コナのダウンタウンからカメハメハ3世ロード(Kamehameha III Road)を走っていると、コナの海岸線を見渡せる小さな展望スペースが現れます。ここは「オヒア・ケイブ歴史保護区(Ohiʻa Cave Historic Preserve)」と呼ばれる史跡がある場所で、足元には溶岩がつくり出した洞窟群が広がっています。古代ハワイアンが生活の場として利用したほか、暑さや嵐を避ける場所、戦いの際の避難場所としても利用していたと伝えられています。

現在は神聖な場所として保護されており、内部に入ることはできませんが、青く輝く太平洋と溶岩大地が織りなす美しい海岸線を眺めながら、ハワイ島の長い歴史に思いを馳せます…。

コナコーヒーベルトの人気農園とカフェ

カイルア・コナといえば、世界的に知られるコナ・コーヒーの産地。町の周辺から山側の斜面にかけては「コナ・コーヒーベルト」と呼ばれる一帯が広がり、火山性の土壌や温暖な気候、適度な雨に恵まれた環境で、多くのコーヒー農園が栽培を行っています。

この一帯には大小さまざまな農園が点在し、コーヒーの栽培風景を見学できる農園ツアーや、農園で育てたコーヒーを味わえるカフェなども楽しめます。今回はその中から人気の農園やカフェをいくつか訪ね、コーヒーの木が並ぶ風景を眺めながらコーヒータイムを楽しんできました。海辺のリゾートとはひと味違う、山間部ならではの緑豊かで素朴な風景も魅力です。

▼珈琲農園とカフェについてのブログ記事は下記リンクよりご覧ください☆

【ハワイ島・コナ】コーヒー畑とオーシャンビューが織りなす絶景!コナコーヒーベルトの人気農園とカフェを訪問

まとめ

歴史と文化、海辺の美しい風景、そして現代のリゾートが調和するカイルア・コナ。王族ゆかりの史跡や古い教会が残る一方で、海沿いにはホテルやショップ、レストランが並び、リゾートタウンらしい華やかさも楽しめます。さらに山側へ足を延ばせば、コナ・コーヒーベルトに広がる農園や緑豊かな風景が広がります。

海と山、それぞれに異なる表情を持つのもカイルア・コナの面白いところ。夕暮れ時には美しいサンセットも楽しめ、歴史散策からグルメ、ショッピングまで幅広く楽しめるエリアです。