夏の旬フルーツでつくる「スイカジュース」で夏バテ予防!

まだまだ夏真っ盛り!2018年の夏は記録的な猛暑が続き、ちょっと外出しただけでもたくさんの汗がにじみ出て、体内のカリウムも失われがちです。夏バテ予防には、夏の旬フルーツでつくった「スイカジュース」を飲んで、たっぷりのカリウムを補給!スイカには身体を冷やす作用もあるので、暑い夏の熱中症予防にもなりますよ。

肝臓の働きを強化し、代謝を改善してくれるスイカパワーでデトックス&元気回復!今回はそんな「スイカジュース」のレシピをご紹介。夏の渇いたノドに嬉しい美味しさです♪

スイカの豊富な栄養素

スイカは、カリウムをはじめ、カロテン、リコピン、シトリン、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれた栄養価の高いフルーツです。

夏バテ予防に「カリウム」

スイカに多く含まれるはカリウムは、細胞の浸透圧の維持、神経刺激の伝達、心臓機能や筋肉機能の調節、細胞内の酵素反応の調節などの働きがあるほか、体内の余分な塩分の排出作用による高血圧予防、利尿作用による腎臓病、膀胱炎、心臓病など身体のあらゆるむくみをとる効果などがあります。

カリウムが欠乏すると、脱力感、筋力低下、食欲不振などの症状が起こります。夏はたくさん汗をかくので、カリウム不足になりがち、水分と一緒にカリウムも補給すると効果的です。

抗酸化作用の高い「リコピン」

スイカの赤い色素にはβカロテンとリコピンが大量に含まれています。リコピンには活性酸素を抑制する働きがあるので、紫外線によってできた活性酸素を除去し、原因となるメラニン生成を抑えるので、シミやソバカスを防ぎ、またガンなどから身体を守ってくれます。

パワーの源「シトルリン」

シトルリンはスイカをはじめウリ科の植物に多く含まれ(他の果物にはほとんどない成分)、欧米では疲労回復の医薬品として利用されているスーパーアミノ酸です。血管を拡張・改善する働きがあるため、動脈硬化、冷え性、血管の老化や酸化を防ぎ、若々しい血管作りをサポートしてくれます。

「スイカジュース」の作り方

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【材料/2人分】

スイカ 300g
レモン 1/2個
ミネラルウォーター100ml
マヌカハニーもしくはハチミツ 小さじ2

【作り方】

  1. スイカとレモンの皮と種を取り除く。
  2. すべての材料をミキサーにかけて出来上がり♪

 ※凍らせたスイカをそのままミキサーにかければ、スイカスムージーになります!

ひとくちメモ

スイカを冷蔵庫に保存するのはスペース的に大変!またスイカを冷やすことで成熟も止まってしまいます。丸ごと買ってきたスイカは、10~15度位の室温で保存すると赤い成分のリコピンなどの栄養素が増加するので、食べる前に冷やすようにしましょう。