2023年3月初旬、東京から4泊5日で関西方面のロードトリップへ出かけました。箱根→琵琶湖→京都→神戸と、ITS健保の保養施設を利用しながらの旅で、3日目は京都市北区紫野に佇む「ホテルハーヴェスト京都…
【京都・高峰】究極の癒やしと贅沢!しょうざんリゾート京都散策と「わかどり」のランチ
目次
静寂な別世界「しょうざんリゾート京都」へGO!
東京から4泊5日のロードトリップで訪れた京都・高峰。京都中心部から車で30分ほど走ると都会の喧騒から一転、京都の奥座敷と言われる洛北・鷹峯三山の麓には「しょうざんリゾート京都」という広大なリゾート施設の美しい静寂な庭園が広がっています。
しょうざんリゾート京都マップ
敷地内にはホテルをはじめ、カフェ、レストラン、ウエディングチャペル、体験工房などが点在しており、今回は北庭近くの「ホテルハーヴェスト京都高峰」に宿泊しました。
▼「ホテルハーヴェスト京都鷹峯」についてのブログ記事は下記リンクより御覧ください☺︎
天神川沿いに広がる南庭を散策
まずは、天神川の西岸斜面に続く南庭の遊歩道から渓谷を眺めながらの散策。
キラキラ揺れる木漏れ日の中、そよそよと心地良い風を感じながら野鳥のさえずりや川のせせらぎに耳を傾ける…五感が穏やかに刺激される贅沢なひとときです。
鳥料理と和食 「わかどり」にてランチ
木立ちの先に今回ランチで伺う鶏料理と和食のレストラン「わかどり」が見えてきました。
京町屋の美しい佇まい
「わかどり」の建物は、明治期に建てられた邸宅を当時の風情のまま「しょうざんリゾート京都」の庭園に移築されたのだそうで、木の温もりが感じられる京町家の美しい佇まいが素敵です。
注文はもちろん鶏料理
予約はしていなかったのですが、平日の13時ということもあってスムーズに店内に入ることができました。
注文したのは「むしり焼き定食」と「チキンカツ定食」。リゾート地なのにリーズナブル!店員さんも愛想がよくて丁寧な接客です。
むしり焼き定食
こちらはお目当ての「むしり焼き定食」。炭火で香ばしく焼き上げた骨付きの鶏もも肉1本にミニサラダ、2種の小鉢、白飯 、香の物 、赤だしがついていて、思っていたよりボリューム感あり!鶏肉の香ばしい香りにテンションあがります♪
外はパリッと、中身はしっとり柔らかくジューシーで、やみつきになる美味しさ!別添えのタレでも美味しくいただけます♪
チキンカツ定食
こちらはチキンカツにミニサラダ、2種の小鉢、白飯 、香の物 、赤だしがついた「チキンカツ定食」。衣はカリッと揚がっていて中身はしっとり柔らか!ソースとの相性もよかったです☺︎
〆のデザート
定食または丼ものを注文した場合、コーヒー・ソフトドリンク・デザートのいづれかがオトクな価格でいただけるということで、デザートをオーダー。ミニサイズのプリンと抹茶のお饅頭でした。
雰囲気もサービスもよく、和やかムードのなか美味しい鶏料理をいただくことができました!散策時のランチにオススメです☺︎
鳥料理と和食「わかどり」
京都市北区衣笠鏡石町47 しょうざんリゾート京都内
075-491-5101
ラグジュアリーホテル「ROKU KYOTO」を見物
ランチのあとは再び南庭の散策へ。南門の先に究極のラグジュアリーリゾートホテルとして注目のヒルトンの最上位ブランド「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」(2021年9月にオープン)があるということでちょっと立ち寄ってみました。
レトロな赤い電話ボックス前の橋を渡ったところに一般客も利用できるダイニングレストラン「TENJIN」があり、その先にホテルの中庭らしき回廊が見えてきたので、ロビー方面にも行けるかなとそのまま進んで行くと、行き着いたのは客室棟の出入口だったようでセキュリティがかかっていて建物内に入れず…。正面玄関までぐるっと回らないと辿り着けないようなので引き返えすことに…。
回廊は水盤に囲まれていて、キラキラとした水面の揺らめきが屋根に反射してとても綺麗でした。
天神川にかかる苔むした橋
遊歩道の途中、天神川にかかる古い橋(立入禁止)がありました。いい感じに苔むしています。
この川は中流で北野天満宮の西を流れていることから「天神川」と言われるようになったそうですが、江戸時代までは「紙屋川」と呼ばれるのが一般的だったそうです。平安時代は紙屋川で朝廷御用達の紙が漉かれおり、源氏物語「蓬生」の章では、彼女がこの川で漉いた紙屋紙で光源氏に恋文を書いたと記されているのだとか。
夏には渓谷に蛍が舞い、川の上に張り出した「渓涼床」で風雅なひとときが過ごせるようです。
庭園内を静かに流れる小川のせせらぎ…小さな滝がところどころで見られます。坂の途中に鳥居もありました。
池泉回遊式庭園の北庭を散策
出発地点に戻ってきたので、お次は池泉回遊式庭園になっている北庭の散策。南庭は無料ですが、北庭は入場料500円がかかります。(開園時間は9時から17時まで)
しょうざんリゾート京都内で食事をした場合は200円割引になるということで、わかどりで食事した際のレシートを提示して、大人一人300円で入場することができました。
一面に広がる苔庭
北庭の入口「福徳門」をくぐると、北山台杉の古木と苔むした庭園が広がっています。
天に向かって空高く伸びる北山台杉
600年以上の歴史をもち、仙洞御所、桂離宮、修学院離宮などに用いられた朝廷御用木。現在は「京都府の木」に指定されている。台杉とは、一本の親杉から幾本もの垂木(たるき)がとれるもの。しょうざんにある3000本の北山杉はすべて北山から移植された台杉。いずれも350年から500年の歴史をもつ。(北庭設置の案内板より)
北庭内の茶室ほか
庭園には自然美の中にとけ込むように和風建築の「峰玉亭」や茶室「聴松庵」が美しい佇まいを見せています。
酒樽で作られているという「酒樽茶室」が可愛らしい☺︎
北山杉と木花
空高くまっすぐに伸びる北山杉と鮮やかに咲く木花のコンポジションが素晴らしい!
北山台杉の木々と紀州石を配した美しい庭園には、楓や梅、桜を配したエリアがあり、梅と早咲きの桜が綺麗に咲いていました。
しょうざんリゾート京都
京都市北区衣笠鏡石町47
075-491-5101
あとがき
「しょうざんリゾート京都」の南庭から北庭にかけて素晴らしい庭園をゆっくりと散策することができ、心身ともに癒やされました。究極の癒しと贅沢を求める方に是非おすすめ!自然と一体化できる至福のひとときが過ごせます。散策途中に食事ができる飲食店もいくつかあるし、無料駐車場(200台)があるのも嬉しいポイントです☺︎
今回の訪問は3月初旬だったので、綺麗な梅の花や早咲きの桜を見ることができました。春の桜、初夏の花菖蒲、秋の紅葉、冬の雪化粧など、四季折々の風情が楽しめるようです。個人的には苔庭が好きなので、青々しい夏の景色も素敵なんだろうなと思います。