【長野・軽井沢】自然に囲まれた癒しの時間を楽しむホテル「ホテルハーヴェスト軽井沢」

「ホテルハーヴェスト軽井沢」へGO!

2025年2月下旬、長野県軽井沢町の塩沢エリアにある「ホテルハーヴェスト軽井沢」に宿泊しました。ホテルハーヴェスト軽井沢は雄大な浅間山を望み、豊かな緑に囲まれた塩沢湖の近くに佇ずむリゾートホテル。ホテル周辺には「軽井沢タリアセン」などの観光スポットがあり、自然散策や文化施設の訪問など、様々なアクティビティを楽しむことができるロケーションです。

都内から軽井沢までは車で約2時間、練馬ICから関越〜上信越道を利用しました。JR「軽井沢駅」からは約5km、車で8分ほどの距離です。軽井沢駅からの交通手段としては「西武観光バス急行塩沢湖線」(「軽井沢駅北口4番乗り場」乗車、「東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIA LA」降車)の路線バス(約15分)を利用することができるようです。

広々とした「正面玄関とロビー」

「ホテルハーヴェスト軽井沢」のチェックイン時間は15:00。ラウンジでゆっくりしたかったので、早めの14時頃ホテルに向かいました。冬の軽井沢は落葉した木々が寂しげで一層寒々しい風景ですが、ホテル内はとても快適☆

フロントで早々と手続きを済ませ、部屋の準備ができたと声をかけてくれるまでの時間をラウンジで過ごすことに…。

ホテルハーヴェスト軽井沢フロアマップ

センター棟には1階にフロント、カフェ併設のラウンジ、ワインテラス、ビュッフェレストラン、フレンチレストラン、売店、VIALA会員優先ラウンジ、ワーケーションスペース、2階にライブラリー、カラオケルーム、キッズルームなどがあります。

またスパ棟の1階に屋内プール、日本料理店、2階に大浴場や関連施設があり、センター棟を挟んで東側にVIALA棟、西側にハーヴェスト棟、ペット棟が配置されています。(その先にはVIALA軽井沢リトリート)

浅間山が望める吹き抜けの「ラウンジ」

吹き抜けのラウンジは、明るく開放感のある素敵な空間!大きな窓ガラスからは中庭と浅間山が見えます。

ラウンジカフェ

ラウンジ奥のカフェ(10:00~L.O16:00)には、珈琲・紅茶・ハーブティ、ソフトドリンク、スイーツのほか、シャンパン・地ビールなどのアルコールや、簡単な食事ができるランチメニューもありました。優雅なカフェタイムが過ごせますね☆

昼のラウンジ

目の前に見えるのは雄大な浅間山!清々しい素敵な景色でとても気持ちが良いラウンジです。部屋に荷物を運んだ後もこちらのラウンジに戻ってしばしPC作業を続けました。専用の電源等はありませんでしたが、フリーWi-Fiも使えて最高のワーケーションです✨️ 

夜のラウンジ

ひっそりとした夜のラウンジも素敵です。

自動ワインサーバーのある「ワインテラス」

1階にはセルフサービスでワインが楽しめる「ワインテラス」もあり、30ml・90ml・120mlの容量が選べる15本ほどのワインがセットされていました。滞在中のみ貸出できる専用のプリペイドカード(100円単位でチャージ可能)で利用することができます。

ハーヴェスト棟2階「ツイン洋室」

今回案内された客室は、ロビーのエレベーターから2階に上がってすぐの「ハーヴェスト棟」2階の2211号室。(廊下をはさんで西側の偶数部屋が中庭側の客室、東側の奇数部屋が駐車場側の客室)荷物は自分で運ぶので玄関に設置されたカートを使用します。

各階設置のベンダールームには、アルコールを含むドリンク類の自販機、製氷機、電子レンジが備えられており(旧軽井沢のように客室に電子レンジはない)、キッズルームの隣りにあるベンダールームにはアイスクリームの自販機などもありました。

40㎡以上の広いツインルーム

ルームキーはカード式で入口に備え付けの差込口に入れることで電気がつくタイプ。今回は法人契約によるサイト(予約枠は全て部屋タイプの指定ができない)から朝食付きプランを2名で予約したのですが、割り当てられたのはスタンダード・ツインの洋室でした。42㎡ほどの十分な広さがあり、2つのセミダブルのベッドのほかにソファーベッドがあり3名までステイできる客室です。

※客室は全室禁煙。セーフティボックスはナイトテーブルの引き出の中。また無料のWi-Fiはホテル内全てで利用可能。

駐車場側の部屋

テーブル&チェア付きのベランダがある中庭側(グリーンフィールド)の部屋になることを願っていたものの、指定されたのは残念ながら駐車場サイドの客室。ベランダもありません。部屋指定ができないので当たり外れがあるのは仕方ないのですが、公式ウェブサイトに掲載されている写真とはだいぶ違う印象。おそらく3階中庭側の客室がべストなのでしょうね。

客室サイドだけでも料金別の選択ができたらフェアなのに…とは思いますが、この極寒の季節、どうせベランダでゆっくりできるはずもないし、1階(1m近く掘り下げられた半地下の部屋)よりは2階の客室で良かったなという感じです。

ハーヴェスト棟の外見

中庭と駐車場(左から6番目の部屋が2011号室)から見た景色。都市計画法による高さ制限があるため建物の1階部分が半地下になっていて、一見2階建てホテルのように見えます。

プラン特典・お着き菓子など

チェックインの際にいただいプラン特典の引換券で、ミカド珈琲のドリップ珈琲と安曇野ウォーター2本を1階の売店でもらうことができました。(客室にティーバックのほかポット・カップあり。砂糖&クリームは無し)

お着き菓子の「雷鳥の里」がとても美味しい。たぶん前もどこかでそう思って、今回もそう思って、お土産に買っていこうと思ったのにまた買い忘れてしまいました><

バスルーム・その他

部屋には加湿機能付の空気清浄器が設置してありましたが、部屋が広いため強モードにしても音がうるさいだけで威力は弱小…。部屋の湿度管理は私にとって重要なことなので、やはり家からコンパクトタイプの加湿器を持ってくればよかったなと…。加湿ランプが低湿状態から変わることはなく…就寝時は静音モードにして、湿らせたタオルをベッド近くに干して寝ました。

室内着の作務衣はテレビ下の引出しにL1枚・M2枚の3着入ってました。Mだとちょっとツンツルテンな感じでしたが、室内と大浴場の行き来のみなので交換せずにそのまま着用。(ロビーやレストランへの作務衣着用はNG)

バス・トイレ・洗面所は広めのセパレートタイプで使い易く、アメニティはシャンプー&コンディショナー、ボディソープ、歯ブラシ、カミソリ、シャワーキャップといったシンプルさ。洗顔ソープや化粧水等はなく、こういうときに限ってクレンジングと洗顔を忘れてしまうという…。(大浴場のパウダールームにはクレンジングソープがあり、確かローション・クリーム等もあったと思います。)

バスルームドア前のカウンターには、アイスペール・ピッチャー・電気ポットがセットされています。「冷蔵庫がない!」と思ったら、カウンター横の扉を開けた下に中サイズの冷蔵庫(冷凍庫付)が入っていて、上の棚にグラスや湯呑みもありました。

ひと通り部屋チェックを終えたあとは、再びラウンジへ…

夜の「中庭(グリーンフィールド)」を散策

暗くなると中庭に美しいイルミネーションが出現✨️ 極寒の中ちょっと散策してみました。

コテージサイドのライブラリー

中庭の小道をVIALA方面に歩いていくとコテージ風ライブラリーが出現。元コテージの部屋を2023年10月からライブラリーに変更したそうでバンクベッドルームもそのままありました。落ち着いた暖かい雰囲気で、静かに読書が楽しめそう☺︎ ライブラリーの先には2軒のコテージが並んでいます。

VIALA軽井沢リトリート

ライブラリーの先にある「VIALA軽井沢リトリート」エリアもちょっと覗いてみました。ラグジャリーな大人空間といった雰囲気です☺︎

ホテルハーヴェスト軽井沢「レストラン」

ホテルハーヴェスト軽井沢内には、ビュッフェレストラン「アサマダイニング(asama dining)」のほか、日本料理店「新樹」とフレンチレストラン「メゾン ド フォレ(maison de forêt)」がありました。

ホテルを予約した当初、ディナーは外で食事をする予定でしたが、館内でゆっくり過ごしたかったので、チェックイン時に「アサマダイニング」のビュッフェを予約。今回朝食付きプランだったので、朝食は同じく「アサマダイニング」のビュッフェ もしくは「新樹」の和朝食で、いずれかの選択が可能でした。

「アサマダイニング」のディナービュッフェ

アサマダイニングのディナータイムは17:20~21:00(最終入店19:30)で、90分制の和洋ブッフェ。吹き抜けの1階フロア奥に位置する店内は、天井が高く高級感のある造りです。品数は多めで、天ぷら・ローストビーフ・リゾットなどのライブキッチンもあり、充分な品揃えでした。

新鮮なサラダがたっぷり食べられるのが嬉しい!刺身は水っぽくてイマイチでしたが、海老のロワイヤルだったかな…、プリンみたいな見た目のムース状の一品(右上写真左上)がとても美味しく、デザートのときにもうひとついただきました☺︎ 

「アサマダイニング」のモーニングビュッフェ

ビュッフェだと食べすぎてしまうので「新樹」の和朝食にするつもりだったのですが…、結局種類の豊富さに目移りしてアサマダイニングへ…。

オープン時間なら窓際に座れるだろうという算段で7時半にダイニングに到着すると、店内はすでにものすごい混雑で、前を行くファミリーで満席に…。7:30オープンと思っていたら、「新樹」の朝食時間が7:30~10:30であって、アサマダイニングの朝食時間は7:00~10:00でした。

店内の通路を挟んだ向かいのダイニングなら空いているということでしたが、景色の良い中庭側が良いので待つことにすると、グループ席でもよろしければ…ということで6人席の大テーブルに案内していただけました。

※左写真は「アサマダイニング」、右写真は「新樹」(スパ棟2階からの階段入口)

朝のライブキッチンは、プレーンorチーズのオムレツ。私はケチャップ派ですが、味噌仕立てのデミグラソースなるものもありました。小松菜ベースのスムージーがとても美味しくておかわりしたかったのですが…、抹茶の黒蜜わらび餅も美味しそうだったのですが…、案の定もはや膨満感でギブアップ。食後のカフェは、ラウンジカフェ前に設置されていた珈琲を部屋に持ち帰りました。

センター棟2階「ライブラリー」

残念ながら利用する時間はなかったのですが、スパ棟に向かう途中のセンター棟2階に落ち着いた雰囲気のライブラリー(本自体は少ない)があり、こちらもリモートワークに良さそうです☺︎

スパ棟2階「温泉大浴場 みやま」

スパ棟2階にある「温泉大浴場みやま」の営業時間は、6:00~10:00、15:00~24:00。温泉施設のあるホテルに滞在する時は、チェックイン後すぐに大浴場に向かうようしているのですが、逆に今回は遅め22時頃の温泉浴場。夜遅くの湯上がりラウンジはひっそりしていました。

まず第一印象は…夜の大浴場は暗い!特に脱衣所から浴場に向かう入口や洗い場が、かなり暗めで足元が見づらく怖かったです。ボディーソープ等の文字も暗くて読めず近づいて見たら、今度は容器の汚れまで気になってしまったという…。 また、お湯が出てくるまでの時間が長いのでその間は凍えそうに寒かったです。シャワー圧もかなりゆるめなので、洗髪は客室のシャワーを使用しました。シャワーが自動でストップしない点は良かったです。

遅い時間なのに小さなお子さんが多いことにも驚きました。最近はオムツが取れていない幼児の利用を制限しているスパ施設が多いので乳幼児を見るのは久しい…、またバシャバシャあばれたり泣き叫んでいる子もいて内湯は賑やかな大衆浴場のようでしたが、露天風呂や眺望風呂の方は静かで、目の前に浅間山も見えて雰囲気も良く、温泉も適度に温かかったので、ゆったりとしたリラックスタイムを過ごせました。

※スパ棟1階に屋内プール、スパ棟2階に家族風呂・トリートメントサロン・ほぐし処・ランドリーあり。

大自然に囲まれた「眺望風呂」

大浴場は男女入れ替え制になっていて、女性は夜が奥(内湯・露天風呂・眺望風呂)、朝が手前(内湯・露天風呂・サウナ)の大浴場になっていました。いずれにしても静かにゆっくりと温泉を堪能したいなら、やはりチェックイン後すぐか、朝イチの入浴が良さそうですね。

※内風呂は小瀬温泉からの運び湯、露天風呂は単純温泉 – 弱アルカリ性低張性温泉

画像は「ホテルハーヴェスト軽井沢」のウェブサイト「眺望風呂」より引用

あとがき

夜は0度以下になる冬の訪問でしたが、青空の天気に恵まれ素晴らしいステイとなりました。軽井沢には軽井沢駅から近くグルメやショッピングにも便利なホテルハーヴェスト旧軽井沢と、浅間山の雄大な風景が望めるホテルハーヴェスト軽井沢と、2つの東急ハーヴェストがあり、それぞれに異なる魅力や特色が楽しめます。

特に今回は素敵な景観のラウンジが気に入り、結構な時間をそちらで過ごし、11時のチェックアウト後も人がいなくなる12時半くらいまで利用しました。宿泊日の前後は残念ながら満室でしたが、できれば2泊して他の施設も利用したかったなという感じです。

平日の宿泊だったので利用客が少ないと思いきや、若者から熟年カップル、ファミリーと大変多くの利用者で賑わっていました。思いのほか小さなお子さま連れのファミリーが多かったです。

チェックアウト後はホテル近くの「御厨」(かまど炊きご飯がいただける人気店)というごはん処でランチの予定でしたが、朝食ビュッフェが思いのほか響いてしまい(夕食・朝食とビュッフェ続きで腹持ち良すぎ…)、昼食はスキップすることに。御厨はまた次回に持ち越しです。

下写真はラウンジ前の外から撮影。浅間山の頂上は雪で覆われていました。中庭にはファイヤーピットがあり、サマーシーズンには焚き火を囲み夜空を眺めながらお酒を嗜む…なんて楽しみもあるのですね☆ きっと争奪戦でしょうけど次は夏に訪問してみたいと思います☺︎


ホテルハーヴェスト軽井沢
長野県北佐久郡軽井沢町長倉291-1
0267-46-8109

▼以前利用した「ホテルハーヴェスト旧軽井沢」のブログ記事です☆

【長野・軽井沢】日常の喧騒を忘れさせてくれる優雅なホテル「ホテルハーヴェスト旧軽井沢」