【栃木・日光】世界遺産日光の社寺観光に便利!昔ながらの温泉旅館「日光千姫物語」に宿泊

電車に乗って日光へGO!

2023年2月初旬、1泊2日で日光に行ってきました。

今回は電車に乗ってぶらり女子旅!普通+急行列車(乗換2回)で2時間10分のルート(07:08北千住駅発→東武動物公園駅/東武スカイツリーライン→南栗橋/東武日光線・南栗橋行→09:18東武日光駅着/東武日光線急行・東武日光行)で日光へ向かいました。浅草駅から特急を利用する場合は乗車時間1時間50分前後(乗換なし)、特急運賃は+1650円です。

「日光千姫物語」の送迎バスを事前に予約していたので、東武日光駅の改札を出ると、送迎バスの運転手さんがネームプレートを持って出迎えてくれました。

送迎バスで「日光千姫物語」に到着

東武日光駅から日光千姫物語までは送迎バスで約10分程。二荒山神社や東照宮など山内の名所に近く、徒歩4分のローソンもある便利なロケーションです。今回はITS健保組合員(保養施設)として日光千姫物語を利用させていただきました。

到着後は荷物を預けて山内周辺の寺社巡りへ出発!割引等はありませんが、日光東照宮、日光山輪王寺などの鑑賞券をフロントで購入することができます。

※ちょうどリニューアル工事が終わったばかりで玄関前は少し雑然としていたため全景(右上写真)はITS健保の公式ページからお借りしました。

四季折々の風情が楽しめる1階ロビー

天井が高く開放感のあるロビー。巨大な窓からは四季折々の風情が楽しめるようになっています。

夜はこちらのロビーでピアノ生演奏が行われました。

ウェルカムドリンクの抹茶とお菓子

ロビーにて抹茶とお菓子をいただきながらのチェックイン手続き。心地よいおもてなしです。

お抹茶をいただいたあとは、部屋まで女性スタッフが案内してくれました。

※写真下は、ロビーの先にあるおみやげ処と有料でコーヒーやビールが飲める「めんくい姫」

女性用のおしゃれ浴衣がエレベータ前に用意されていて好きな色柄を選ぶことができます。

日光千姫物語の客室(和室)

案内されたお部屋は5階エレベーター前の506号室。スタンダードな客室(定員6名)は、和室または奥の間にツインベットを配した和洋室の2タイプですが、それ以外にもツインベッドの洋室、露天風呂付き和室、マッサージチェアを完備した特別室などがあります。

今回はITSの抽選申込ではなく、キャンセルが出た和室(12畳+4.5畳)の空き照会から予約したお部屋。千姫物語の客室の中では一番多いのがこちらの和室タイプで30部屋近くあるようです。

玄関は広めで、左右にトイレと洗面所&バスがあり、アメニティも揃っています。バスルームは使いませんでしたが、リニューアルされたのかとても綺麗。洗面ボウルは2つあって便利でした。

※ドアはオートロックになっていないので施錠はお忘れなく…。

ふすまをあけると12畳の広い和室。加湿清浄機がセットしてあり、床の間には生花が生けられていました。

テレビ、金庫、冷蔵庫、電気ポット、全身鏡、フリーWi-Fiなど、備品等もひと通り揃っていて不便はありませんでした。口コミで有料ドリンクがつまった自動加算タイプの冷蔵庫とあったので持込を諦めていましたが、普通に利用できてよかったです。

部屋の奥に小上がり風の畳スペースと、テーブル&椅子がセットされた4.5畳のお部屋があります。

設備が古いと言う口コミもあったので部屋はあまり期待していなかったのですが、隅から隅まで清潔でとても綺麗な印象。景色も良く快適でした。

客室の窓からの眺め

窓からは山と大谷川とが綺麗に見えるマウンテン&リバービュー。川沿いには人気店の「三天甘太郎」も見えました。気持ち良い風が吹き抜けていきます。

近くで見ると大谷川は結構流れの速い川ですね。ここから少し下流に歩いた場所に神橋があります。

窓の外を眺めながらお茶請けをいただきました☺︎

千姫物語の大浴場「花見の湯」

千姫物語の温泉(加水・加温・循環ろ過)は、「美肌の湯」と言われる肌にやさしい単純アルカリ泉。大浴場、露天風呂、ミストサウナ、ジェットバス、シルキーバス、水風呂などがあり、シルキーバスと庭園風の露天風呂が気持ち良かったです。

滞在時間が短かったので利用しませんでしたが、別棟にあるエステ&スパ「日光美人」では、酵素風呂、岩盤浴、ボディ・フェイシャルトリートメントなどが受けられるようです。


画像引用元:じゃらんHP

夕食は月替り懐石「千姫御膳」

夕食は19時から1階大浴場前にある「織姫」にていただきました。案内されたのは個室(定員4名)の九の間「綴織」。テーブルの下にはホットカーペットが敷かれているなど、細かい配慮がみられます。

接客もとても親切丁寧で、終始優雅な気分で心地よく食事をいただくことが出来ました。

テーブルに用意されていたのは、千姫風オリジナルカクテルと前菜、栃木牛のしゃぶしゃぶセット。食前酒で調子づいて、オリジナルブレンドの辛口冷酒「千姫物語」も注文しました。

日光名物の湯波など、美味しいものが集まった冬の前菜。日本酒との相性が良く食が進みます。

吸い物(帆立しんじょの清汁仕立て)、お造り(季節のお造り盛り合わせ、湯葉のお刺身)、台物(栃木牛しゃぶしゃぶ)、煮物(湯波含め煮)、蒸物(穴子養老蒸し)、油物(カレイかき揚げ・長芋磯辺揚げ)、最後の食事には、じゃこ山椒のご飯に赤だしと香の物が供されました。

メインの栃木牛のしゃぶしゃぶは、甘みがあってとても柔らかいお肉。鰹と昆布でじっくり煮出したという出汁は、つけダレなしでそのままいただけます。

夕食の締めにでてきたのは、フルーツとゼリー、アイスとクッキーの盛り合わせ。イチゴはやはりとちおとめかな。前菜からデザートまで大変美味しくいただきました。

朝食はこだわりの和朝食

朝食は、夕食と同じ個室にてゆっくりいただくことができました。

栃木県産の野菜を使った料理やつけもの、日光産のこしひかり、国産大豆と日光の清水で作られた日光豆乳のおぼろ豆腐など、地産地消にこだわった和朝食です。ごちそうさまでした ^人^


日光温泉 日光千姫物語
栃木県日光市安川町6-48
0288-54-1010

あとがき

口コミ等を見ると不安になるようなコメントもありましたが、ほとんどが改善されていて、日々努力をされている姿勢が伺えました。お部屋に案内してくださった外国人のスタッフさんも、本当に一生懸命で好感が持てます。

送迎バスはホテルと日光駅を往復する直行便なのですが、チェックアウト後「本宮カフェ」に行きたかったので相談すると、近くの停車できる場所で降ろしてもらうことができました。

送迎バスが出るときは4-5名のスタッフさんが玄関に並んでお見送り!道路に出ても見えなくなるまでずっと手を振ってくださいました。このような古くから受け継がれる日本特有のおもてなしを受ける経験があまりなかったので、とても新鮮で感動しました。

日本のホテル文化を象徴するホテルと言っても過言ではない素晴らしいホテル!「まさにおもてなしの心とはこういうことだよね。」「やっぱり人の心を動かすのは人だね。」などと友人共々褒め称えながら、ホテルを後にしました。

食事も温泉も大満足!接客対応はピカイチで、スタッフの方々の心配りがとにかく心地よかったです。また機会があれば再訪したい素晴らしいホテルでした☺︎