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【栃木・日光】奥日光の澄みきった湯ノ湖と樹木が美しい遊歩道を歩く

奥日光「湯ノ湖」へGO!

標高1478m地点にある「湯ノ湖」は、三岳火山の噴火で湯川がせき止められてできたという周囲約3kmの堰止湖。北岸には約1200年前に日光開山の祖・勝道上人が発見したとされる静かな温泉街「湯元温泉」(白濁の硫黄泉が湧く名湯で効能は神経痛やリウマチなど)があります。

湖畔沿いにハイキングコースがあり、湯の湖畔駐車場(無料)から200mほど先にある「クロベの大木」までのショートコースをゆっくり散策しました。

硫黄が漂う橋周辺の「湯川」

湯川の水源である湯ノ湖。駐車場のすぐ近くに奥日光湯元温泉の源泉から中禅寺湖周辺のホテル旅館まで温泉を中継する送湯施設があるので、硫黄の強い匂いがします。この橋の下を湯川が流れ、すぐそばの観瀑台から勢いよく流れ落ちる「湯滝」(上部)を眺めることができます。

※湯滝は、華厳ノ滝、竜頭ノ滝と並ぶ奥日光三名瀑のひとつ

この時期の日光…、どこを歩いてもトンボ、トンボ、トンボだらけ。尋常じゃないトンボの数にビックリです。

神秘的な雰囲気が漂う杜へ

湖の周りに整備された歩道は、高低差約1mというアップダウンがほとんどないハイキングコース。澄みきった湖の周囲には広葉樹や針葉樹の原生林、笹原、苔の群生などが広がり、とても神秘的な雰囲気です。 

透明度の高い「湯ノ湖」

透明感のある澄みきった湯ノ湖。5月~9月はマス釣りの解禁期間らしく、釣りを楽しむ人々も見受けられます。

湯ノ湖の水は、湯川から湯滝となって流れ落ち、竜頭の滝を経て中禅寺湖へと向かう。 この中禅寺湖から流れる大尻川は華厳の滝となって豪快に流れ落ちたあと、神橋がかかる大谷川(だいやがわ)へと流れていき鬼怒川に合流します。

岩を抱くように立つ「クロベの大木」 

葉と葉が揺れる木漏れ日の中、何ともいえない清々しい気を吸い込みながらゆっくり散策すること約10分、根っこが岩を抱くようにして立っている「クロベエの大木」に到着。

精霊が住んでいそうな佇まいの巨大な樹木です。

地面を這うようにのびる根がまるでメデューサ!

湖畔沿いのユニークな樹木たち

クロベの大木のほかにも、湖畔にはユニークな造形の木がいくつもあって 樹木好きにはとても魅力的な場所。

日光に来たら必ず立ち寄りたい癒やしスポットです。 


日光旅ナビ 湯ノ湖
栃木県日光市湯元
0288-62-2321 (日光湯元ビジターセンター)

▼「湯滝〜小滝ハイキング」のブログ記事は下記リンクより御覧ください☆

【栃木・日光】奥日光・湯滝〜小滝ハイキングコースの紅葉風景

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