良質の天然温泉がいくつもある米国カリフォルニア州、その中からオススメの温泉をご紹介!今回はナパバレーの北に位置する「ハービン ホット スプリングス」の訪問レポです。 ※こちらの記事はアメブロに掲載して…
【カリフォルニア州シエラビル】究極の癒やし温泉・スパの旅!「シエラ ホット スプリングス」
良質の天然温泉がいくつもある米国カリフォルニア州、その中からオススメの温泉をご紹介!今回はレイクタホの北にあるシエラビルに位置する「シエラ ホット スプリングス」の訪問レポです。
※こちらの記事はアメブロに掲載していたブログをもとに再投稿しています。
目次
「シエラ ホット スプリングス」ってどんなとこ?
「シエラ ホット スプリングス(Sierra Hot Springs)」は、小さな町「シエラビル」の外れに位置する会員制(当日入会可)の温泉。「ハービン ホット スプリングス」の姉妹温泉(規模はハービンより小さい)です。日帰りでも宿泊でもゆったりとした癒やしの休日が過ごすことができます。
緑に囲まれたとても静かな環境で、温泉やマッサージが堪能できるほか、ヨガ、メディテーション、ワークショップなど無料のアクティビティが楽しめます。
「シエラ ホット スプリングス」は、会員制ですが当日入会が可能で誰でも気軽に訪問できます。ただし、シエラ温泉はハービン ホット スプリングスと同様のニューエイジ系の温泉施設。一般的な温泉とはちょっと様相が違い、温泉エリアは男女共用なので当然ながら混浴ですし、衣類を身に付けるかどうかは自由という「clothing-optional」が基本ポリシーです。
いざ「シエラ ホット スプリングス」へGO!
サンフランシスコから車を走らせること約4時間で「シエラ ホット スプリングス」に到着です。
まずはロッジがあるオフィスでチェックイン。グループで訪問の場合でも、1人会員がいればOK。免許証やパスポートなどのIDを提出すればすぐに会員(会費は1ヶ月5ドル、1年20ドル、ライフタイム300ドル)になれます。またメンバーシップは、姉妹温泉のハービン ホット スプリングスも有効です。
※到着日の午後2時から出発日の午後2時まで宿泊施設と温泉を利用することができます。
利用料金についてはコチラ
Lodge & Office @ Sierra Hot Springs
キャンピングサイト周辺
ロッジ&オフィスの更に奥に進むとテント・RVのキャンピングサイトがあります。今回はこちらにテントを張りました。
Tent & RV Camping Area
24時間利用可能な温泉施設
「シエラ ホット スプリングス」の温泉エリアは、すべて「clothing optional」が基本の混浴です。
ドームテンプルエリアの「ワームプール」「ホットプール」「ドライサウナ」、オフィス近くの「フェニックスバス」に2つのプライベート貸切風呂(約29-32度)、キャンプエリアの先に円形の露天風呂「メディテーションプール(約36〜38度)」があります。
個室の貸切風呂「フェニックス バス」
「フェニックスバス(Phoenix Baths) 」は、マッサージルームに併設されたプライベートの貸切風呂。人前で全裸になるのも、全裸の人たちの中で水着を着るのも気が引けてしまうという方には安心して利用できます。(オフィスにて事前予約要)
ただし、温度は29-32度とかなりぬるめの温泉です。熱々の温泉が好みの方には少し物足りないかもしれません。
Phoenix Baths & Spa Room
フェニックス風呂は利用者がバスタブに温泉をためるシステムなので、入浴ができるまで20~30分かかります。
Phoenix Baths
テンプルドームエリアの温泉
シエラ ホット スプリングスの温泉は24時間オープン!テンプルドームエリアはシエラ ホット スプリングスで一番人が集まる場所なので、狙い目は人が少ない早朝と日が落ちた後です。
テンプルドームの外観と脱衣所。シャワー室もあります。
Dressing Room @ Temple Dome Area
まだ薄暗い6時のワームプールは貸切状態!温水プールの温度は大体36-38度なので日中以外の朝夕は少し肌寒いですが、プール横のドライサウナで身体を温めることができます。
また、テンプルドームの内湯は約40-44度の熱めの設定。こちらはメディテーションができる場所でもあり、おしゃべりは厳禁です。
The Warm Pool & Temple Dome
デッキから眺める美しい朝焼け
熱い温泉に浸かったあと、プールサイドのデッキでひと休み。人気のない静かな場所で眺める朝焼けは最高です。また、夕涼みの夕焼け…夜空の月と星…と、時間帯によって違った自然の美しさを堪能できます。
View from the Pool Deck
嬉しい美味しい!「フィロソフィー カフェ」
ロッジ&オフィスの地下にある「フィロソフィー カフェ(The Philosophy Cafe)」は、新鮮なオーガニック野菜のみを使った料理が自慢のカフェレストランです。
ドリンク用の生クリーム、牛乳、豆乳、ココナッツミルク、アーモンドミルクなどもすべてオーガニック。普通はこういうところで経費を削減するものですが、とことんオーガニックにこだわる姿勢が素晴らしい!土・日・月のみの営業ですが、週末に訪問される方には是非オススメしたいカフェレストランです。
The Philosophy Cafe
新鮮なオーガニックサラダは外せません。バターミルクランチのドレッシングとの相性が抜群、感動の美味しさです。アラスカサーモンのグリルとベジタリアン向けのキノア&豆のコロッケ、食後のチーズケーキもとても美味しくいただきました。
あとがき
カリフォルニアは、ヒッピー文化、ニューエイジを通して、新しいスピリチュアル文化が栄えた中心地だったこともあり、ニューエイジ ヘルス リゾートというジャンルがあります。こちらの「シエラ ホット スプリングス」と姉妹温泉の「ハービン ホット スプリングス」も、そのニューエイジ系の温泉リゾート施設という位置づけで、独特な雰囲気があります。
先にも述べたように基本ポリシーが「clothing-optional」なので、やはり全裸で入浴する方が大多数ですが、他のニューエイジ系温泉と比較すると、特にメインプールでは水着着用の方もちらほらと見かけます(その時々の訪問者にもよりますが…)。
全裸になることに抵抗がある方は、早朝や夜など人気の少ない時間帯がオススメ。外のデッキチェアで涼む時はパレオを使えばノープロブラムですし、目のやり場に困るような全開で歩いている人もあまりいないので、なかなか快適に過ごせるかと思います。
最後に…夏場の野外は蚊が多いので、虫よけスプレーは必須!とはいえ、蚊除けスプレーをしていたのに10箇所以上さされました…ご用心を!
SIERRA HOT SPRINGS
521 Campbell Hot Springs Rd. Sierraville