【青森・八戸】東京から車で日本最大級の「館鼻岸壁朝市」へ行ってみました!
目次
毎週日曜日に開催される八戸「館鼻岸壁朝市」へGO!
9月連休の土曜日17時、八戸へ向けて東京を出発!3月中旬から12月末までの毎週日曜(GW・お盆の祝日など臨時開催あり)に開催される八戸の「館鼻岸壁朝市(たてはながんぺきあさいち)」に行ってきました☺
佐野(休憩)・菅生(運転交代)・折爪(休憩・運転交代)のサービスエリアに寄りながら八戸に到着したのは2時15分。ガソリンメーターがほぼ「Empty」だったので、館鼻岸壁朝市近くのEnejetセルフ八戸城下店でガソリン補給しました。ちなみに八戸周辺のエネオスの中で一番安いガソスタでした。格安のガソスタ探しには「gogo.gs」 が大変便利です♪
館鼻漁港に到着したのは出発から9時間半後の深夜2時30分。「館鼻岸壁(たてはながんぺき)朝市」は、夜明けとともに始まるので前泊する人たちも多いという前情報から深夜入りしたのですが、すでに駐車している車も多く会場では屋台の準備が進められていました。とはいえまだまだどこでも駐車できる状況だったので、目当てのお店に近い漁港ストア付近に駐車。約500台というパーキングスペースは無料です。
その後2時間ちょっと車中で寝て5時に起床!この日の日の出は5時17分で、綺麗な朝焼けが見られました。
大安食堂「しおてば・しおドラム」
夜明け前の4時頃から人が来始めると聞いていましたが、5時の朝市はすっかりと大変な賑わい!早く到着したのに運転の疲れもあってぐっすり寝込んでしまい出遅れました。お目当ての大安食堂の「しおてば」も、もはや行列です。
※東端の店舗を折り返し、しおてばの店舗に戻った頃にはさらに大行列になっていましたが、後ほど降ったゲリラ雨で人がいなくなり雨が止んですぐに向かったので並ばずに済んでラッキーでした。しおてばが有名のようですがドラムの方が好みなので、新発売という「しおドラム」をゲット。熱いうちに食べたかったけれどもうお腹いっぱい…その後ドライブ中の小腹が空いた時に食べたら、冷えていても美味しかったです。
逸る気持ちを抑え、まず最初に向かったのは市場の中央付近にある「館鼻漁港多目的トイレ」。一番の心配がトイレ事情だったのですが、こちらは24時間利用でき綺麗な水洗トイレなので良かったです。2018年に公衆トイレが設置されたそうで前泊でも安心ですね。(あとで前を通ったら大行列だったので朝イチに済ませて正解でした。一応開催中は臨時トイレも設置されるようです。)
その後、東の先端まで歩いていくと、木工チェアや小物などの手作り作品を販売しているお店があり、食べ物以外の出店も結構見受けられました。
国内最大級の館鼻岸壁朝市
東端の店舗を折り返し、いよいよ食べ歩きを開始!
国内最大級といわれる館鼻岸壁朝市は、全長800mにわたって、野菜・果物・魚介類などの生鮮食品、焼き魚、惣菜、惣菜、パン、スイーツ、花、雑貨などなど、様々な店舗(多いときで300以上になるとか)が立ち並び、県内外から1万人ほどが集まってくるのだとか。この日も雨予報だったにも関わらずどんどん人が集まってきました。
55kitchen&DELI「八戸いがめんち」
2列になった通りのちょうど中央あたりにある「55kitchen&DELI」にて、お目当ての郷土料理「いがめんち(イカゲソを野菜などと一緒に小麦粉を混ぜ焼いたり揚げたもの)」をゲット!
八戸あかいかとスルメイカを使用しているそうで、中はフワフワ外はカリッとした食感で味付けもGOOD!こちらで販売している肉々しいバルバーガーも美味しそうです。
点心工房「十和田焼き小龍包」
行きに素通りした小籠包屋さんの行列は戻ってきたら更に伸びていました。お目当てのものはその場ですぐに買っておくべきだった…。特に人気店は早め早めに行動ですね。
とはいえ、回転は早い方で10分以内に順番が回ってきました♪ こちらでは6個入り(普通の焼き小籠包と海鮮小籠包を3つづつ)を1パックゲット!
十和田ガーリックポークや青森シャモロック、十和田産の米粉など地元食材を使っているという焼き小籠包。中からジューシーでアツアツの汁が飛び出すので箸で上部に穴を開け注意しながら頂きます。どちらも美味しいですが、海鮮の方が旨味と風味がより豊かな味わいでした☆
館鼻岸壁朝市は雨天決行!
散策している途中にポツリポツリと雨が降り始め、これは一雨来るな…ということで早足で車に回避!その後ザザーと土砂降りになり傘を持っていない人も多く、突然の雨で皆さん蜘蛛の子を散らすようにテント内や車に一目散に駆け出しました。近年は日本各地でゲリラ雨が本当によく発生しますね…。長傘は邪魔なので雨が降り始めたら車に駆け込む算段でしたが、市場の端にいたらずぶ濡れでした。大気が不安定なときは傘をお忘れなく〜…
雨天決行(荒天時は中止)ということですが、天気が悪い日は出店数も減るようで、この日は雨の確率が高かったので、出店していないお店も結構あったようです。
車中で小籠包を食べているうちに10分ほどで雨が止んだので、再び市場へ! 土砂降り前後の虹が綺麗でした。
ライフベーカリーカスタード&加山珈琲
市場内にはいくつものベーカリーが出店しており、窯で焼くピザ店などもありました。ドライブ途中の休憩時に食べるパンをゲットしようということで、ちょっとした列ができているライフベーカリーカスタードというベーカリーへ。 こちらではクリームパン、アップルパイ、クリームチーズパイを購入したのですが、どこのベーカリーも美味しそうで迷いますね。
その後ハンドドリップしてくれるコーヒーショップも発見☆ この日は暑かったのでアイスコーヒーを頂きました。そういえば、中央〜東の中間あたりにあった行列のたいやき屋さん(焼き立て1コ100円)をふと思い出して途中まで戻ったのですが、行列は増しているはずだし、歩き疲れて途中で挫折し、近くにあった店舗(作り置きの大判焼き)で妥協しました。やはりいいと思ったらとにかくすぐ並んですぐ買うべきですね。
八戸港の小型イカ釣り漁船
八戸港には小型イカ釣り漁船が停まっていました。イカ釣りは集魚灯による夜釣りのみだと思っていたのですが、八戸周辺はほとんどが昼漁で生イカを水揚げしているそうです。
館鼻岸壁朝市
青森県八戸市新湊3丁目 館鼻岸壁内
あとがき
館鼻岸壁朝市の営業時間は夜明け〜10時頃までとのことで、日の出前の5時過ぎ頃から散策をスタートしましたが、すでに人気店は行列になっていたので驚きました。2時半頃に到着したときにはすでにいくつものお店が出店準備をしていて、3時前というのにすでにオープンしている店先にはお客さんがちらほらいましたし、早々にオープンして8時頃には撤退してしまうお店もあるそうです。
一番のお目当てが漁港ストア前にある「いっちょめ酒場」のサバコロ(焼いたサバを細かくほぐし、ごはんとチーズをまぜて揚げたもの)だったのですが、その場所に行ってみるとぽっかりと空間が空いていて付近を見回しても見当たらず、天候が悪いためにこの日は出店しなかったようで残念です。 その店舗近くに行列ができていて覗いてみると大ぶりの生椎茸を袋詰して販売している「大村きのこ園」の店舗でした。こちらも大人気のお店なのだそうです。
旅行の初日だったので生鮮食品は購入できませんでしたが、どれも新鮮で安い!日持ちするニンニクとリンゴ・洋梨・モモ(1コ100円!)だけ自宅用に何個かゲットしました。
家で朝ご飯は食べずとも、旅行となるとモリモリ食べられてしまうのが常なのですが、、、気合が入っていた割に時間が早過ぎだったのか、いがめんち・小籠包・クリームパン&コーヒーと、あまり多くの種類が食べられなかったのが残念。とはいえ活気ある朝市を体験することができて良かったです。
ちなみに今回はロングドライブのため、燃費の悪い自家用車ではなくトヨタレンタリースでハイブリットカーのヤリス(2021年のe燃費アワードで総合部門1位を獲得)をレンタルしたのですが、リッター28kmという自家用車の4倍の好燃費でびっくり!約650kmの距離で約4300円のガソリン代、ETC深夜割引で約1万円の高速代、合わせて約15000円で東北道(片道)を走り抜けることができました。