【関西の旅】4泊5日東京〜関西ロードトリップ 〜箱根・琵琶湖・京都・神戸〜

2023年3月初旬、東京から関西へ4泊5日のロードトリップに出かけました。箱根(トスラブ箱根和奏林泊)→琵琶湖(ホテル琵琶レイクオーツカ泊)→京都(ホテルハーヴェスト京都鷹峯泊)→神戸(ホテルハーヴェスト有馬六彩泊)と、ITS健保の保養施設を利用しながらの旅で、訪問した観光スポットと合わせた旅のまとめです。

【1日目】神奈川県・箱根へGO!

都内を9時に出発し、東京インターから東名高速→国道1号線を使って箱根へ!初日は特に観光はせず、宿泊先の「トスラブ箱根和奏林」でゆっくり過ごしました。

▼箱根峠付近より撮影

「トスラブ箱根和奏林」に宿泊

ロードトリップ1日目は、箱根の「トスラブ箱根和奏林」に宿泊。今回2度目の再訪です。「トスラブ箱根和奏林」は、神奈川県元箱根(芦ノ湖の東側)に位置する関東ITS健保直営の保養施設で、精進池やお玉ケ池など周辺は緑に囲まれた自然豊かなロケーションです。

▼「トスラブ箱根和奏林」についてのブログ記事はこちらから御覧ください☺︎

【神奈川・箱根】2023年3月「トスラブ箱根和奏林」の一番広いお部屋に宿泊しました

【2日目】滋賀県・琵琶湖へGO!

箱根(トスラブ箱根 和奏林)を8時半に出発し、第二東海自動車道→東名・名神高速を使って12時半ころ彦根駅に到着!

駅前で彦根丼のランチをいただき、北回りで琵琶湖の景色を楽しみつつメタセコイア並木道や白鬚神社を訪問、その後宿泊先の「ホテル琵琶レイクオーツカ」に向かいました。

彦根駅と彦根城

彦根インターから彦根駅に向かい井伊 直政(いい なおまさ)の公像を見学。ランチ後は城北通りから「彦根城」を眺めながら湖畔沿いの県道に向かいました。

井伊直政公像

永禄4年(1561年)現在の静岡県井伊谷に生まれ、幼少の頃から文武両道に励み、慶長5年(1600年)に徳川四天王の一人として天下分け目の合戦で知られる関ヶ原の戦で功をあげ、石田三成の居城であった佐和山城を与えられ、十八万石の大名となった。その後、城を現在地の彦根山へ移そうとしたが、同7年(1602年)41歳で病没し、子らが直政の医師を受け継ぎ20年の歳月を費やし原和8年(1622年)彦根城を完成させた。こうして、彦根35万石初代藩主井伊直政公は、今日の彦根市発展の礎を築いたのである。

ランチは彦根の新名物「彦根丼」

彦根駅西口からすぐの「麺食処八千代」にてランチをいただきました。彦根丼は2011年に市制75周年を記念して誕生した近江米と地産地消の食材を使用した「彦根の新名物」なのだそうです。

八千代でいただいたのは近江牛と彦根名物の赤こんにゃくが入った丼もので、ちょっと見栄えの違った牛すじ牛丼といった感じ。運悪く苦手な脂がごっそり入っていたですが、味は普通に美味しかったです。

後日知ったのですが、彦根丼が食べられるお店は他にも結構ありました⇒彦根丼が食べられるお店マップ

メタセコイア並木道

国道303号から「マキノピックランド」を縦貫する県道287号(小荒路牧野沢線)に入り、全長約2.5kmにわたるメタセコイア並木道を走りました。すっかり落葉した木々ですが、これはこれで壮観な景色です。

葉山珈琲のソフトクリーム

メタセコイア並木の中間ぐらいに倉庫をリノベーションしたというオシャレなカフェ「葉山珈琲メタセコイアGARDEN店」があり、ソフトクリームのディスプレイがあったので立ち寄ってみました。まろやかでクリーミーなソフトクリームであと引く美味しさ!カフェやランチに利用でき、またテイクアウトも充実しているようです。

近江最古の大社「白鬚神社」

琵琶湖沿いの国道161号を南下していると、湖岸から58m先の湖中に大鳥居が立っている風情たっぷりの景観が現れました。こちらは近江国志賀郡境打颪(滋賀県高島市)琵琶湖湖畔に鎮座する白鬚神社の大鳥居で、境内に設置されている展望台から綺麗に眺めることができます。

白鬚神社の御祭神は「猿田彦命(サルタヒコノミコト)」。白髪で白鬚を蓄えた延命長寿の神として崇敬され、また導き・道開きの神(天孫ニニギノミコト降臨の際に先頭に立って道案内をした神)として信仰されてきた近江最古の大社です。

自宅の近所に東向島の白鬚神社があるのですが、こちらは千年余の昔、近江の白鬚神社の御分霊としてお祀りされた神社(日本全国に約300の分霊社がある)。個人的にゆかりのある神社なので参拝することができて嬉しかったです。

「ホテル琵琶レイクオーツカ」に宿泊

ロードトリップ2日目は、滋賀県大津市の琵琶湖畔に佇む閑静なホテル「ホテル琵琶レイクオーツカ」に宿泊。琵琶湖周辺の観光を終えホテルに到着したのは15時半過ぎ頃でした。

ホテル琵琶レイクオーツカは、関東ITS健保の保養施設にもなっているため、健保会員として利用することができました。近隣には観光スポットも多く、琵琶湖を満喫することができるロケーションです。

▼「ホテル琵琶レイクオーツカ」についてのブログ記事はこちらを御覧ください☺︎

【滋賀県・琵琶湖】 湖畔に佇む絶景宿「ホテル琵琶レイクオーツカ」に宿泊

【3日目】京都府・鷹ヶ峰へGO!

琵琶湖・大津市(ホテル琵琶レイクオーツカ)を11時に出発し、国道161号線を南下して京都へ!

下道で空いていれば1時間ほどの予定でしたが、京都市内が混んでいたため1時間半ほどかかって宿泊先の「ホテルハーヴェスト京都鷹峯」に到着。ホテルの駐車場に車を停め、フロントに荷物を預けて敷地内のしょうざんリゾートを散策しました。

しょうざんリゾート京都

京都中心部から車で30分ほど走ると都会の喧騒から一転、京都の奥座敷と言われる洛北・鷹峯三山の麓には「しょうざんリゾート京都」という広大なリゾート施設の美しい静寂な庭園が広がっています。

しょうざんリゾート京都の庭園内にある「わかどり」にてランチをいただき、天神川沿いに広がる南庭と池泉回遊式庭園の北庭をゆっくり散策しました。

▼「しょうざんリゾート京都」についてのブログ記事は下記リンクより御覧ください☺︎

【京都・高峰】究極の癒やしと贅沢!しょうざんリゾート京都散策と「わかどり」のランチ

「ホテルハーヴェスト京都高峰」に宿泊

ロードトリップ3日目は、京都洛北エリア・鷹峯の麓「しょうざんリゾート京都」内にあるリゾートホテル「ホテルハーヴェスト京都鷹峯」に宿泊。ITS健保会員として利用しました。金閣寺や龍安寺、大徳寺、源光庵など人気の観光スポットに近い閑静なロケーションです。

▼「ホテルハーヴェスト京都鷹峯」についてのブログ記事はコチラを御覧ください☺︎

【京都・鷹ヶ峰】しょうざんリゾート京都「ホテルハーヴェスト京都鷹峯」に宿泊

【4日目】兵庫県・神戸へGO!

京都・高峰(ホテルハーヴェスト京都鷹峯)を9時半に出発し、まずは西大路通を南下して十条通沿いにある「おたべ本館」の工場を見学。その後、神戸の「六甲ガーデンテラス」で大パノラマの眺望を眺めながらティータイムを過ごし、宿泊先の「ホテルハーヴェスト有馬六彩」に向かいました。

「おたべ本館」の工場見学

「おたべ本館」の営業時間は10時〜17時ということで、開店に合わせて現地に10時到着!1階が売店、2階が工場見学のフロアになっています。

工場見学は自由で予約も不要ということでさっそく2階へ。大きな窓ガラス越しに、おたべの成形から箱詰めまでの作業工程を見学することができます。また2階には、おたべの手づくり体験ができる体験道場もありました。

袋詰が終わった生八ツ橋を箱詰めしていくロボットに釘付けになりました。超絶の速さでなかなかの見ものです。

通路に掲示されている説明には、おたべの生地はコシヒカリの米粉と日本名水百選に認定されている「瓜割の水」を使って作られているとあります。水は福井県若狭から毎日運んでいるのだとか!

また、粒餡は契約している5農場の北海道十勝産小豆のみを使用し、にっき(シナモン)は世界で一番香りが良いと言われているベトナム産をしているそうです。さすが京都の銘菓!厳選されたこだわりの原料で素材の持ち味を十分に活かす製法で丹念に作られているのですね。

自宅用のお土産に春限定の4種詰め合わせ「春のおたべ」を購入しました。にっき、抹茶、桜餅風味、桜こしあんの生八ツ橋に塩漬けの桜花付いた華やかなパッケージ!満開の桜の切り絵も素敵でした。また、ひとくちサイズの小さな「こたべ」はバラマキ土産に最適です☺︎


おたべ本館
京都府京都市南区西九条高畠町35-2
075-681-8284

六甲ガーデンテラスへ

兵庫県神戸市の六甲山(標高890m)に位置する複合施設「六甲ガーデンテラス」は、展望テラスを中心にいくつもの展望スポットがあり、絶景を眺めながらのカフェやレストランもあるということで立ち寄ってみました。

▼「六甲ガーデンテラス」についてのブログ記事はこちらをご覧ください☺︎

【兵庫・神戸】六甲ガーデンテラスを訪問!グラニットカフェでティータイム

「ホテルハーヴェスト有馬六彩」に宿泊

ロードトリップ4日目は、兵庫県神戸市北区有馬町に位置するリゾートホテル「ホテルハーヴェスト有馬六彩」に宿泊。ITS健保会員として利用しました。有馬温泉街の中心部にあり、有馬川周辺に立ち並ぶ名店巡りなどの散策にも便利なロケーションです。

▼「ホテルハーヴェスト有馬六彩」についてのブログ記事はこちらを御覧ください☺︎

【兵庫・神戸】有馬温泉街に佇む「ホテルハーヴェスト有馬六彩」に宿泊

【5日目】神戸散策のち東京にリターン

朝食後、1時間ほど有馬温泉街をそぞろ歩き。ホテルに戻って温泉でさっぱりした後、神戸の市街地に向けてホテルハーヴェスト有馬六彩を11時15分に出発。カフェ「スパーク(SPARK scone and bicycle)」と、パティスリー・ショコラトリー「ラヴニュー(L’VENUE)」を訪問後、14時過ぎころ東京に向けて約500kmの道のりを6時間かけて走行し、無事自宅に戻りました。

有馬温泉街を散策

兵庫県神戸市にある日本三名泉のひとつ「有馬温泉」は、飛鳥時代から知られた日本最古の温泉といわれ、豊臣秀吉をはじめ、皇族・貴族・文化人など多くの著名人にも愛されたという由緒ある温泉地。町家の落ち着いた佇まいが残るこの有馬温泉街を歩いてみました。

▼有馬温泉街の散策についてのブログ記事は下記リンクより御覧ください☺︎

【兵庫・神戸】古き良き日本の伝統が息づく「有馬温泉街」を散策

カフェ「スパーク(SPARK scone and bicycle)」を訪問

兵庫県神戸市にある「スパーク(SPARK scone and bicycle)」は、古い友人が経営されているカフェ。焼き立てのスコーンとポットサービスの美味しい紅茶がいただけるカフェと、レンタサイクルや自転車の販売を行っているという、とてもユニークなお店です!

開店当初はいつか訪問したいと思いつつ機会がないまま時が過ぎ…、やっと今回のロードトリップで訪問するチャンスがやってきたのでした☆

▼「スパーク」についてのブログ記事は下記リンクより御覧ください☺︎

【兵庫・神戸】外はサクサク中はしっとり!「スパーク」の美味しいスコーン

パティスリー・ショコラトリー「ラヴニュー(L’VENUE)」を訪問

「スパーク(SPARK scone and bicycle)」から歩いて5分ほど離れた場所に、スパーク・オーナーの弟さんがオーナーシェフを努めるパティスリー・ショコラトリー「ラヴニュー」があるということでそちらも訪ねてみました。

▼「ラヴニュー」についてのブログ記事は下記リンクより御覧ください☺︎

【兵庫・神戸】世界No.1の受賞歴がある実力派シェフのショコラトリー「ラヴニュー」

あとがき

東京を起点に箱根〜琵琶湖〜京都〜神戸と旅をしたロードトリップの総走行距離は1120km!海外で3000kmを超えるロードトリップは何度も経験があったものの、日本で1000kmを超えるロードトリップは初めての経験で新鮮でした。宿泊ホテルはすべてITS健保組合の保養施設を利用したので、宿代はかなり安く、しかもゴージャスな温泉旅が味わえました。ただ海外のロードトリップと決定的に違うのは高速料金の高さ!やはり日本のロードトリップは高速代が結構かかっちゃいますね。

3月初旬はまだ積雪の可能性があったのでタイヤのチェーンなど新調しましたが、山に囲まれた有馬温泉も難なく行き着くことができました。数十年ぶりに古い友人に再会できたのも感動だったし、素晴らしい景色が堪能できた4泊5日の関西旅でした☺︎