【東京・丸の内】文豪ゆかりの東京ステーションホテル 〜館内ツアー付きランチプラン〜「アトリウムランチ編」

東京ステーションホテルへGO!

赤煉瓦の美しい東京駅丸の内駅舎に寄り添うように佇む「東京ステーションホテル」。今年2025年で開業110年を迎え、館内では記念イベントや特別企画を開催しており、その中でも人気の館内を巡りながら東京駅とホテルの歩みを学べる「ホテル館内ツアー付きランチプラン」に参加してみました。日常の中で旅情を味わうプレミアムなひととき「アトリウムランチ編」体験レポートです。

東京ステーションホテルへのアクセス

東京ステーションホテルは、JR「東京駅」丸の内南口改札の南ドームと直結しており、雨の日でも快適にアクセスできます。今回は車で訪れたため、駅前ロータリーに出入口がある丸の内駅舎地下駐車場を利用しました(1時間1300円、以降30分ごとに650円)。宿泊やレストラン利用の金額に応じて駐車場割引が受けられます。

地下駐車場からは、東京ステーションホテル直結の中央エレベーターでそのまま1階ロビーへ。シルバーとホワイトで統一された透明感のあるゴージャスなアプローチが、静かに期待を高めてくれます。

東京ステーションホテル 館内マップ

ロビーやフロント、レストラン&ショップ、客室、エレベーターの配置が一目で把握できる館内マップです。一度メインエントランスを出て、ロビー・フロント、カフェを経て、客室専用エレベーターで4階のアトリウムへと向かいました。

メインエントランス付近の風景

1階メインエントランスは華やかなクリスマスの装い。12月に入り多くの木々が紅葉を終えるなか、駅舎前の樹々は美しい黄金色に輝いていました。

エレガントな装いのロビー&フロント

メインエントランスを進むと、エレガントな装いのロビーが目の前に広がります。今年のテーマカラー「モーヴピンク」で彩られたデコレーションが、クラシックな空間にやわらかな上品さと可愛らしさを添えていました。暖炉の上には、開業110周年を記念して制作された駅舎のペーパーオブジェが飾られ、さりげないアクセントとして空間を引き立てています。

1階カフェ「ロビーラウンジ」

1階ロビーの横にある「ロビーラウンジ」は、高い天井と大きな窓の開放的なカフェ空間。クラシックホテルらしい落ち着いた雰囲気の中で、アフタヌーンティーや軽食がゆったり楽しめます。

4階ゲストラウンジ「アトリウム」へ

1階ロビーラウンジ前にある客室専用エレベーターで4階へ。「ホテル館内ツアー付きランチプラン」のレストランは、バー&カフェ「カメリア」とゲストラウンジ 「アトリウム」の2店舗から選択可能。今回は、以前から訪れてみたかったアトリウムでのランチを選びました。(先着30名の限定プランで、10月に予約したあと、ほどなく満席となっていました。)

ペントハウスのような駅舎の屋根裏空間

受付開始の12時を少し過ぎた頃にアトリウムへ到着すると、すでに多くの参加者が着席していました。写真では何度も見ていた空間ですが、実際に足を踏み入れると、想像以上に圧巻!最大9mの天井高から自然光が降り注ぎ、屋根裏らしい開放感とクラシカルな趣に満ちています。

使われていなかった屋根裏エリアを、2012年のホテル再開業時にラウンジとして改装したのが「アトリウム」。駅舎の屋根裏空間を生かした独特の造りで、ここで提供される食事やティーサービスは「ペントハウスランチ」「ペントハウスアフタヌーンティー」として親しまれる人気プランとなっているようです。ホテルツアーの開始時間まで色々な角度から写真撮影しました。

大空間に浮かぶ3連のシャンデリア

天井には、オーガンジーのような柔らかな質感のシーリングドレープがふんわりとかかり、空間全体に幻想的な雰囲気を生み出しています。白壁に温かみのある暖色系ライトが穏やかに灯り、アースカラーのシャンデリアとも美しく調和。歴史的建造物の保存・復原を踏まえつつ、ヨーロピアンクラシックとモダンを融合させた洗練されたデザインが印象的です。

リボンが掛けられたアトリウムエレベーター

金色のリボンが掛けられ、ギフトボックスのように見えるオブジェは、2階から4階を行き来するアトリウムエレベーター。センスの良さが光る、粋な演出です✨️

歴史の重みを感じる「鉄骨赤煉瓦構造」

アトリウムの中央には、1914年(大正3年)の駅舎創建当時から残るむき出しの鉄骨と赤煉瓦が。普段は赤煉瓦前にホテル宿泊者限定の朝食ビュッフェがずらりと並ぶそうで、食事を楽しみながら歴史の息づかいを間近に感じられる特別な空間となっています。

今はクリスマスシーズンということもあり、白いツリーにモーヴピンクの華やかなデコレーションが施されていました。

書籍や装飾品が並ぶソファ席エリア

書籍や装飾品が並ぶ棚に囲まれたスペースには、ゆったりとくつろげるタイプのソファ席も用意されています。

お土産の「文豪セット」

ひと通りアトリウム内を見学したあと、各テーブルに用意されていた東京ステーションホテルの手提げ袋を開けてみると、中には「文豪セット」が入っていました。セットの中身は、客室に設置されている原稿用紙をモチーフにしたメモ、2種類のバゲッジステッカー、そしてホテルロゴ入りボールペンの3点。いずれも趣のあるデザインで、ほっこり嬉しい記念品です☺︎

※この文豪セットは、ギフトボックス付きの文豪セットとしてフロントまたはオンラインショップで購入可能。

ホテルスタッフによる館内ツアー開始

ツアー開始の12時15分、スタッフの案内で赤煉瓦前に集合し、3組に分かれて館内ツアーがスタート!今回は、東京駅のシンボルであるドーム部分を中心に、駅舎を愛した4人の文豪にまつわるエピソードを織り込んだ内容の館内見学でした。

▼東京ステーションホテル「館内ツアー編」は下記リンクより御覧ください☆

【東京・丸の内】文豪ゆかりの東京ステーションホテル 〜館内ツアー付きランチプラン〜「館内ツアー編」

ランチプランのメニュー

約30分の館内ツアー後は、アトリウムに戻ってランチタイム。今回の「ホテル館内ツアー付きランチプラン」のコースメニューは、以下の通り、5品の料理に加えてデザートとドリンク2杯が付く贅沢な内容でした。

・乾杯ドリンク(グラスワイン、ビール、オレンジジュース、グアバジュース、マンゴージュース、ウーロン茶より1杯)
・才巻海老のボイル カクテルソース添え
・アトランティックサーモン レモン オニオンルージュ ケッパー添え
・濃厚コーンスープ
・平目の帆立貝と本ずわい蟹詰め 白ワイン蒸し ソースベルシー
・黒毛和牛の網焼きと黒毛和牛のビーフシチュー 野菜添え バターバケットローストと共に
・シュークリーム/マロン、とらや あんペーストとわらび餅のケーキ/抹茶のアイスクリーム
・コーヒーまたは紅茶

乾杯ドリンク&前菜1

まず最初の乾杯ドリンクには、赤ワイン(オーストラリア産「ロマリー シラーズカベルネ」)をチョイス。レッドチェリーのような凝縮感のある果実味に、オーク由来のほのかなスパイシーさが重なり、バランスよく仕上がったとても飲みやすい一杯でした。
続く前菜は、甘みの強い才巻海老を使用したシュリンプカクテル。添えられたライムをキュッと絞ることで、海老の旨みがより一層引き立ちました。

前菜2&スープ

お次の前菜は、レッドオニオンとレモンを使った爽やかなソースにケッパーを効かせたサラダ仕立てのアトランティックサーモン。そして、ふんわり温められたミルクパンが添えられた、熱々のコーンスープと続きます。

メインの魚&肉料理

魚料理は、ハーフサイズのチーズパンを添えた、帆立貝と本ずわい蟹に包まれた平目の料理。もう少し温かいとさらに良かったものの、白ワインを効かせた爽やかな風味の濃厚ソースが見事に調和した一皿でした。

続いての肉料理は、野菜とポテトフライ、バターバケットが添えられた黒毛和牛の網焼きとビーフシチューの盛り合わせ。和テイストのソースにジューシーなステーキ、そしてトロトロのビーフシチューと、どれもとろける美味しさでした。

豪華な3種盛りデザート

締めのデザートは、リング状のシュー生地にカスタードクリームとホイップ、ミックスベリーを挟んだシュークリーム、とらやの餡とわらび餅を忍ばせ金箔をあしらったマロンケーキ、そしてコーヒーゼリーと抹茶アイスを合わせた贅沢な3点盛り。
ドリンクは、酸味が心地よいすっきりとした味わいの珈琲、またはフルーティーな香りが広がるフレーバーティーから選べました。


ゲストラウンジ「アトリウム」
東京都千代田区丸の内1-9-1
東京ステーションホテル内
03-5220-0514 (直通10:00~16:00)

あとがき

東京ステーションホテルの館内ツアー付きランチプランに初めて参加してみて、4人の文豪にまつわる逸話を交えたホテル内見学と、美味しいランチコースで、充実したプレミアムな時間を過ごせました。

誤算だったのは、食事開始が12時45分だったので、全行程を2時間、場合によっては2時間半くらいと見積もり、ランチ後の予定を詰めてしまったこと。料理の給仕は全員が食べ終わるタイミングを見計らって順番に提供されるスタイルで、また給仕順が最後だったため、早く食べ終えても待ち時間が長くなり少しフラストレーションに。途中から時間ばかりが気になって焦ってしまい、最後のデザートをゆっくり堪能できなかったのが少し残念です。メイン料理後に事情を伝えるとデザートはすぐに出してもらえたので、もっと早くに伝えておけばよかったと反省です。

アトリウムを去ったのは2時半近くで、まだメイン料理をいただいている方もいらっしゃる状態だったので、ゆったり過ごすなら最低3時間ほど見ておくと安心だと思います。なお、レストラン利用に応じた割引サービスは通常最大2時間ですが、今回は3時間に延長してくれたのは嬉しい配慮です。

多くの方が初参加でしたが、客室を見学できる館内ツアー付きランチプランや宿泊プランなどの様々な企画があるので、リピーターの方もいらっしゃり、その都度新たな発見があるようです。

旅行や仕事・出張で東京駅を訪れる際には、この歴史ある駅舎に佇む「東京ステーションホテル」で、ラグジュアリーなひとときを体験してみてはいかがでしょうか。東京・近郊にお住まいの方も、きっと灯台下暗しの魅力を再発見できるはず。館内ツアーやランチプランを通じて、ホテルや駅舎の歴史、そして細やかな内装の美しさを存分に堪能できます。