【神奈川・横浜】高層階からの素晴らしい眺めが堪能できる「アパホテル&リゾート 横浜ベイタワー」

「アパホテル&リゾート 横浜ベイタワー」へGO!

2019年開業の日本最大級規模(全2311室)のホテル「アパホテル&リゾート 横浜ベイタワー」に泊まってみました。

今回は2023年11月27日から2024年1月4日まで開催中のイベント「ヨルノヨ横浜」を見学するのが目的だったので、客室からヨルノヨのイルミネーションが見渡せるという条件のもと「アパホテル&リゾート 横浜ベイタワー」をチョイス!アパ直が最安ということで今回初めて会員登録してオンラインにて予約しました。

「アパホテル&リゾート 横浜ベイタワー」周辺マップ

「アパホテル&リゾート 横浜ベイタワー」の場所は観光名所が密集する便利な立地で、みなとみらい線「馬車道駅」からは徒歩約3分。「横浜赤レンガ倉庫」「横浜中華街」「横浜スタジオ」「横浜ランドマークタワー」などの人気スポットへも徒歩圏内です。

地下にある駐車場(218台)は有料(1泊最大2200円/12時〜翌12時)です。予約不可の先着順ということで12時頃ホテルに到着するように向かいました。ちなみに滞在中の入出庫には都度料金が発生します。また、駐車場の事前精算機はエントランス近くのロビーにあります。

アパホテル&リゾートのロビー

「アパホテル&リゾート 横浜ベイタワー」のエントランスを入ると、目がチカチカするような綺羅びやかなロビーが出現!ラスベガスのホテルを彷彿させるゴージャスさです✨

フロントの接客は丁寧でしたがチェックイン時の接客は、大人数を淡々と捌き、客もそれに従って淡々と手続きをするという…余計なことは口に出せないというような雰囲気が漂っていました。が、ダメ元で「できるだけ高層階でみなとみらい寄りの部屋が希望なのですが…」(予約は「高層ダブル(ベイブリッジ側)」)とお願いしてみたところ一瞬にして嫌な空気に…、やっぱり何も言わず運任せにしとけば良かったと後悔です…。

できるともできないとも言われずアサインされたのは26階の客室。要望が通ったのか不明のまま部屋番号だけが伝えられました。これだけの巨大ホテル、忙しいのは分かる、分かるけどね…、流れを止めて申し訳ない気持ちもあるけどね…、無言で対応されるよりできないとハッキリ言われた方がスッキリしただろうに…と、ちょっとモヤモヤしながらエレベーターへホールへ向かいました。

あとで分かったのですが…「アパ直」 (公式サイト・アパアプリ) で事前オンライン決済にすれば、前日15:00からアプリ内で部屋指定ができるようです。また当日のチェックイン (ルームキーの発行)は、マイページ画面のQRコード (会員証) をかざすだけでOKとのこと!

ついでながらチェックインは15時、チェックアウトは11時(非会員は10時)ですが、会員はステイタスに応じて延長サービスなどもあるようです。

※非接触で待たずにチェックイン・チェックアウトができる「アパトリプルワンシステム」についてはコチラ

横浜ベイタワーのフロア案内

12月の訪問だったので、そこかしこにクリスマスデコレーションが施され、更に賑やかなムードを作り出しています。

フロア案内板によると、1階に創作和食レストラン「和膳」、ブルワリーレストラン「レボ・ブルーイング」、カフェ「hishop cafe」とギフトショップ、3階にビュッフェレストラン「ラ・ベランダ」と宴会場、4階に大浴場「玄要の湯」、エステ「WAplow」、屋外プール、ファミマ✕2、コインランドリー、5階から上が客室で35階にレストラン「キッチンメイン」などの施設や飲食店が入っています。

※アパホテル&リゾート 横浜ベイタワー フロアガイドのPDFはコチラ

ブルワリーレストラン「REVO BREWING」

フロントロビーの向かいには、常時20種類の生ビールが楽しめるというクラフトビール醸造所併設のブルワリーレストラン「REVO BREWING(レボ・ブルーイング)」があります。

食事は横浜中華街など行きたいところがあったのでホテル内のレストランは利用しませんでしたが、ブルワリーレストランや眺望の良さそうな最上階レストランで食事するのも気持ちが良さそうです。

低層階と高層階に分かれたエレベーターホール

14基あるエレベーターは低層階専用(5-21階)と、高層階専用(22-35階)に分かれており、各エレベーターホールはセキリュティドアが設置されルームカードキーをかざさないと客室廊下に入れないようになっています。

また、1階のエレベーター前にはチェックアウトポストがあり、追加精算がなければこちらのポストにカードキーを入れるだけでチェックアウトが完了。フロントに立ち寄らずにサッと帰れる便利なシステムになってます。

ただし、チェックアウト時間は、客室からロビーに向かうエレベーターが激混み!上から降りる人たちで毎回エレベーターが満員状態でなかなか下に降りられませんでした。みんなイライラしながら乗り込むのでエレベーターは一触即発の険悪なムード…最後の最後で後味の悪さが残りました…。混雑タイムは一度上の階に上昇する、もしくは少し早めにチェックアウトすることをオススメします。

「アパホテル&リゾート 横浜ベイタワー」の客室

「アパホテル&リゾート 横浜ベイタワー」の客室は低層(5~21階)、高層(22~33階)、最高層(34~35階)に分かれており、シングル/ダブル、ツイン、スーペリアツイン、デラックス/ラグジャリーツイン、トリプル、エグゼクティブ/インペリアルスイートなどの部屋タイプがあります。

今回予約したのは「高層ダブル(ベイブリッジ側)」の客室で、割り当てられた2610号室のお部屋は希望通りみなとみらい寄りでした。ベイブリッジが見える東南東のお部屋です。

「アパホテル&リゾート 横浜ベイタワー」客室タイプの詳細

客室マップほか

廊下を挟んで客室が並んでおり、中央部分は吹き抜けになっています。客室階の廊下にズボンプレッサーが設置されており、自販、製氷機、電子レンジなどは27階と32階にあります。

コンパクトなバスルームには、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、洗面所前にはフェイス&ハンドソープ、歯ブラシ、コットン&綿棒、くし、カミソリ、紙コップなどがセットされています。(宿泊の際はいつも持参しているのでうろ覚えですが、化粧水などのアメニティはなかった記憶…。)タオル類はふかふかで肌触りが良く、使い心地が良かったです。

室内には冬の乾燥した部屋に嬉しい加湿付き空気清浄機があってホッとしたものの…本体の受け口が白カビ等で汚れていて使う気になれませんでした…。室内は綺麗に清掃されています。

高層ダブル(ベイブリッジ側)の客室

高層ダブルの客室は、11平米(シングルと同様)で想像以上に狭いと感じましたが、今回は寝るだけの素泊りプランで荷物も軽めだったので問題なし!立地条件等を考えれば部屋が狭くても妥当な料金設定だと思います☺︎

ただ…ベッドが壁と壁の間にキッチリとハマっているため、外を覗くための動線がなくちょっと不便でした。一応ベッドの下にスーツケースが収納できるスペースがありますが、荷物の多い旅行者や部屋でゆっくりくつろぎたい方にはスタンダードルーム以上の部屋が良さそうです。

ベッド横には横長のデスクとイス、大きな鏡、冷蔵庫、電気ポット&お茶類、デスクの引き出しには浴衣やヘアードライヤー等が入っており、狭いながらもコンパクトで機能的に必要なものがセットされてます。

ベッドは程よい硬さで快眠できました。また、Wi-Fi環境も悪くなかったです。

4階の大浴場「玄要の湯」へ

ひと通り客室をチェックしたあとは、浴衣に着替え4階の大浴場「玄要の湯」(営業時間:6:00-10:00、15:00~2:00)へ!15時からのオープン直後だったのでまだ結構空いていました。

※大浴場の混雑状況は、客室テレビ(ミラーリング可)の館内インフォメーションで確認することができます。


画像はアパホテル&リゾート 横浜ベイタワー のHPより引用

4階その他の施設

4階には大浴場のほか、ウエストとイーストに分かれたファミリーマート、フィットネスジム、エステルーム、屋外プールなどの施設があります。人通りの多い場所なのでプライバシー感はないですが、コンビニ前の廊下にマッサージ機もありました。

客室(26階ベイブリッジ側)からの眺め

客室の窓から眺める景色が素晴らしい!左手に横浜赤レンガ倉庫、左奥に横浜ベイブリッジや横浜大さん橋国際旅客ターミナルが見えます。

横浜赤レンガ倉庫

クリスマスマーケット開催中の横浜赤レンガ倉庫は人・人・人!イベント会場内は終始大混雑だったので参加は諦めましたが…、にぎわいの様子やクリスマスツリーのライトアップなど、客室の窓から眺めることができました♪

横浜ベイブリッジと横浜港大さん橋

カメラの望遠レンズで覗くと、横浜ベイブリッジのプロムナード(スカイウォーク)やスカイラウンジ、横浜港大さん橋 国際旅客ターミナルの屋上広場などまでもが、クッキリ見ることができました。

ちなみに世界各国のクルーズ船が寄港する横浜港大さん橋の客船ターミナルには、大型クルーズ船の姿はこの日は見られませんでした。

▼「横浜ベイブリッジ・スカイウォーク」につていのブログ記事は下記リンクより御覧ください☆

【神奈川・横浜】横浜ベイエリアの街を彩るイルミネーション「ヨルノヨ2023」

山下公園方面と横浜スタジアム

正面奥に山下公園、右手に横浜スタジアムの一部が見えます。最上階あたりからなら横浜スタジアムも綺麗に見えそうです。

「ヨルノヨ横浜」のイルミネーション

「ヨルノヨ横浜」では、17:00から21:05までの毎時0分と30分に「ハイライト・オブ・ヨコハマ」と呼ばれる光と音楽に合わせて街全体が躍動するイルミネーションショー(5分間)を開催✨

現地でハイライト・オブ・ヨコハマのイルミネーションを堪能したあとは急いでホテルに戻り、21:00からの最後のショーを客室の窓から見ることができました。横浜の夜景はいつ見ても美しいですが、40もの施設が音楽に合わせて光り輝く「ハイライト・オブ・ヨコハマ」は格別でした!

※今回は客室から朝陽を見たかったこともありベイブリッジ側の部屋にしましたが、ヨルノヨのイルミネーションだけなら、みなとみらい側のお部屋の方が良さそうです。

▼「ヨルノヨ」についてのブログ記事は下記リンクより御覧ください☆

【神奈川・横浜】横浜ベイエリアの街を彩るイルミネーション「ヨルノヨ2023」

横浜ベイブリッジと朝陽に染まる空

6時44分に横浜ベイブリッジの方面から朝陽が昇るということで朝6時に起床。少しづつオレンジ色に染まっていく空がとても綺麗でした。


アパホテル&リゾート 横浜ベイタワー
神奈川県横浜市中区海岸通5丁目25番3
0570-055-111

あとがき

都内ではたくさんのアパホテルを見かけますが、利用するのは今回が初めてでした。客室は最小限の広さの部屋が多く、ビジネスや単身者の利用にはコスパの良い便利なシティホテルだと思います。

巨大な超高層タワーの迫力はさることながら、ホテルのエントランスに入った瞬間、その豪華絢爛な内装には圧倒されます。ただ、そのゴージャスさゆえに、エレベーターホールのお菓子の食べこぼしや細かいゴミクズが目立つなど、清掃が行き届いていないところも散見…。また、夕方になっても客室の目前に置かれた掃除用具や使用済みのシーツの山がそのままだったりして、人手が足りていないのだろうなぁという印象も受けました。コスパ的にそのへんの事情は仕方がないのかなといった感じです。

接客に関してはモヤモヤした部分もありましたが、基本的に非接触型のビジネスホテルという認識でいれば、気分を害することもなさそうです。

今回は天候にも恵まれ、高層階からヨルノヨのイルミネーションとベイブリッジ付近から昇る美しい朝陽も見ることができたので概して満足です。また機会があれば、次は少し広めの部屋で素晴らしい景色を眺めながらゆっくりくつろいでみたいです☺︎