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モニュメントバレー「ゴールディングス ロッジ」へ
モニュメントバレーに到着して最初に向かったのは「ゴールディングス ロッジ」。モニュメントバレーを訪れる観光客や旅行者に人気の観光名所です。
モニュメントバレービジターセンターからゴールディングスロッジまでは約10分ほどの距離。国道163号線からモニュメントバレーロードを西に向かうと、ゴールディングスロッジの背後にそびえ立つ「ロック ドア メサ(Rock Door Mesa)」が左手に見えてきます。
※こちらの記事は他サイトに掲載していた2014年8月のブログをもとに再投稿しています。
ゴールディングス ロッジの敷地内には、歴史のある交易所博物館を始め、ロッジ、ログハウス、キャンプ場などの宿泊施設のほか、敷地内にはスーパーマーケット、ギフトショップ、レストランなどがあります。
巨大な残丘「ロック ドア メサ」のふもとに立つ宿が「ゴールディングスロッジ(Goulding’s Lodge)」。このロッジの西側にキャンプグランド「Goulding’s Resort Rv & Campground」(水洗トイレ・シャワー・プール等あり)があります。
※モニュメントバレーを見渡せるビューホテルのキャンプサイトとは違い、こちらはテントサイトが巨大ロックの間に挟まれているためモニュメントバレーはほとんど見えません。
Golding’s Lodge
1000 Gouldings Trading Post Rd,
Oljato-Monument Valley, UT
西武開拓時代の雰囲気が漂う風景
博物館の前にある庭には、ワゴンカーや用具が展示されており、庭の背景に見えるモニュメントバレーとともに、西部開拓時代の風景を醸し出しています。
また、元々貯蔵庫として使われていた建物で「黄色いリボン」にも登場する「ジョン ウェイン キャビン(John Wayne’s Cabin)」が博物館の裏手にはあり、すぐとなりの「アース スピリット シアター(Earth Spirit Theater)」でジョン フォード監督の映画を鑑賞することができます。
「ゴールディング トレーディング ポスト博物館」を見学
「ゴールディングス トレーディング ポスト博物館(Golding’s Trading Post Museum)」は、1980年10月にアメリカの文化遺産保護制度の一つである国家歴史登録財に登録され、1989年に博物館としてオープンしました。
博物館の入館料は12歳以上5ドル、3〜11歳2ドル、2歳以下無料。ナバホ族との交易、観光、文化、歴史、また多くの名作映画などについて紹介しています。
「ゴールディングス トレーディング ポスト」について
1920年代初頭、モニュメントバレーに夢中になったゴールディング夫妻がこちらの土地を購入、1928年に食料品や日用品をナバホ族の美しい銀細工や織物などと交換する「ゴールディングの交易所(Golding’s Trading Post)」を開設しました。
大不況の1938年に映画監督のジョンフォードが次回作「駅馬車」のロケ地を探していることを知ると、モニュメントバレーの写真を持って直談判してジョンフォード監督の面会に成功。モニュメントバレーの写真を一目見て気に入ったジョンフォードは、その後すぐに「駅馬車」の撮影を開始、その後も「黄色いリボン」や「荒野の決闘」など西部劇の名作を次々と世に送り出し、モニュメントバレーは有名な観光スポットになりました。
ゴールディングス トレーディング ポスト博物館の展示物
博物館には、ネイティブアメリカンの工芸品やアートワーク、ナバホ族の貿易や文化・伝統などについて展示されているほか、交易所ブルペン、ウェアルーム、ヨーゼフミュンヒルーム、映画室、居住区、ジョン・ウェインの小屋、ギフトショップなど、いくつかの異なるエリアで構成されています。
モニュメントバレーを舞台にした映画の紹介「ムービールーム」
博物館1階の「ムービールーム」には、ジョンウェイン監督の西部劇映画をはじめ、モニュメントバレーを舞台にした映画の撮影風景や手紙、スチール写真、ポスター等が展示されています。
また「ヨーゼフミュンヒルーム(Josef Muench Room)」のエリアには、ジョンフォード監督も目を引いたという有名な写真家ヨーゼフミュンヒの写真が展示されています。
モニュメントバレーで撮影された映画は50本以上!
今までにモニュメントバレーで撮影された映画は50本以上。ジョン フォード監督「駅馬車」「荒野の決闘」「捜索者」などの西部劇をはじめ、「バックトゥザフィーチャー3」「テルマとルイーズ」「トランスフォーマー ロストエイジ」「ミッションインポッシブル2」「インディ ジョーンズ/最後の聖戦」「2001年宇宙の旅」「フォレスト ガンプ」「イージーライダー」などの名作がモニュメントバレーで撮影されています。
ナバホ族との交易の場「交易所ブルペン」
「交易所ブルペン」は、ナバホ族と交易していた場を再現したショールーム。キッチン用品、缶詰、食材が陳列されており、アイテムの多くが当時のままのオリジナル商品として展示されています。
居住区のレプリカ
博物館の2階には、1940〜1950年代に暮らしていたゴールディング夫妻の家を復元した部屋があり、個人的なアイテムなども展示されています。古き良き時代のホッコリするような暖かい雰囲気で、おしゃれなキッチン用品や家具に惹かれます。
「ステージコーチ ダイニングルーム」にてランチ
ゴールディングスロッジ併設の「ステージコーチ ダイニングルーム(Stagecoach Dining Room)」は、ネイティブアメリカン&アメリカ南西部の料理が味わえるレストラン。窓からモニュメントバレーがきれいに見えます。
※ナバホエリアは販売・飲酒が禁止のためアルコール類はありません。
Goulding’s Stagecoach Dining Room
名物料理の「ナバホタコ」
地元の名物料理は「ナバホタコ(Navajo Taco)」。ネイティブアメリカンがよく食べているというフライブレット(揚げパン)にタコスの具をたっぷりのせた料理です。かなりボリュームのある大きさですが、食べきれない時は持ち帰りにもしてもらえます。(ハーフサイズもあり)
「フライドブレッド&ビーフシチュー」
具だくさんのビーフシチューも美味しい。ほんのり甘みのあるナバホフライブレッド(揚げパン)と一緒にいただきます。
Navajo Frybread with a bowl of beef stew
Goulding’s Monument Valley
1000 Gouldings Trading Post Rd,
Oljato-Monument Valley, UT