【栃木県・足利】藤の名所あしかがフラワーパークの「ふじのはな物語」

2018年4月14日(土)より、あしかがフラワーパークの「ふじのはな物語 ~大藤まつり~」が開幕します。今年は桜が早く開花しましたが、こちらの藤の花も例年よりも10 日程早く開花しているようです。
 
現在園内では、さくら色の「うす紅藤」が見頃を迎え、庭木仕立ての「むらさき藤」も間もなく見頃とのこと。藤の開花に合わせて、4月14日(土)からライトアップも開始します。

開花情報(公式ウェブサイト)はコチラ

米国CNN「世界の夢の旅先」に選ばれた「あしかがフラワーパーク」

2014年に米国CNNの「世界の夢の旅先(CNN Dream destinations for 2014)」10選に見事ランクインした日本の藤の一大名所「あしかがフラワーパーク」。見どころは何と言っても、世界が息をのんだという美しさの天然記念物「大藤」。樹齢150年におよぶ畳600畳敷分の大藤棚(3面)と世界でも珍しいと言われる八重の大藤棚は圧巻です。また色とりどりの藤棚や花トンネルなども見応えがあります。

あしかがフラワーパーク一番人気の「ふじのはな物語」

あしかがフラワーパークでは、8つの花の季節が設定されており、年間を通じて花を楽しむことができますが、やはり4月中旬~5月中旬の「ふじのはな物語」が大人気です。

以下の内容は、2017年5月2日のゴールデンウィークに訪問した際の記事になります。

最寄りの「富田駅」から切れ目ない行列が延々と続くのを横目に、駐車場待ちになるかもしれぬとハラハラしました。案の定パーク近くの駐車場は満車。ちょっと離れた臨時駐車場に誘導されやっと駐車することができましたが、そこからパークまでは15分位歩きました。7時から開園するので、できればピーク時は早朝、もしくは15時以降が狙い目だと思われます。

入園してまず最初に驚かされるのは外国人の多さ!この藤を見るために日本各地からのみならず、世界各国から人が押し寄せ、足利パークはさながら人種のルツボと化しています。おそらく園内の半数は外国人だったのでは?!

入園料・開園時間は花の咲き具合で変動し、年間を通してみると大人料金の最安値が300円(冬季)、最高値が1800円なっています。(足利フラワーパークの名物である藤の花が満開の時期は昼間が1800円、ライトアップの夜間は1500円)。ちょっと高いと思うかもしれませんが、決して期待を裏切られない満足感が得られるはず!今回はその素晴らしい「ふじのはな物語」シーズンの花々をご紹介したいと思います😃

栃木県指定天然記念物「足利のフジ・野田長藤」

西ゲートから入ってすぐに現れた「大長藤」。その威厳たるや真のパワースポットという印象!ものすごいパワーの生命力を発散しています。その生命パワーにあやかり、自然と体が活気に満ちていくよう!全ての人が満面の笑顔で感嘆の声をあげてしまいます。

こちらの大長藤は、立ち入り禁止区域(藤の根元を保護するため)が比較的小さいので、花房の下に入って藤を眺めることができます。

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園内の随所に休憩スポットがあります♪

園内にはそこかしこにベンチやパラソル付きのテーブルなどが備えられており、座れる休憩スペースが多くあります。美しい花に囲まれながら、ゆっくりとリラックスした時間を過ごすことができますね♪

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小高い丘に「ツツジの海」

池の散策路を通り抜けると小高い丘にツツジが群生するスポット「ツツジの海」があります。藤の見頃には、約5000株のツツジ約1500株のシャクナゲなどの花々が乱れ咲き、パーク全体が鮮やかな暖色系に染まっています。

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足利フラワーパークで最後に咲く「きばな藤のトンネル」

足利フラワーパークには、日本での栽培が難しいと言われている「きばな藤」約200本植栽されており、見どころは80mに渡る「きばな藤のトンネル」です。5月初旬はまだまだ青々とした葉でグリーントンネルといったところですが、ゴールデンウィーク明けには見頃になるということです。

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「藤」以外の花も魅力的な花がいっぱい!

園内には、春から夏にかけて咲く花々が入り混じり、百花繚乱の世界!!初めて見る花、珍しい花、そのひとつひとつのユニークな形や色に魅了され、自然と体が吸い寄せられていく。満開の花を愛でる至福の時間です。

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歩き疲れたら「マロニエ」で休憩

花が満開の期間中、園内は大混雑ですが、休憩所が随所に設けられ少し待てばイスに座れます。この日は快晴で日中は温度も上がり、ソフトクリームが大人気。西ゲートの売店では、薄紫色の藤ソフトも行列でしたが、栃木といえば「とちおとめ 」ということで一番人気の「とちおとめ苺ソフト」をいただきました♪

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2本合わせて1200畳以上に広がる大藤

園内には西ゲート近くの大長藤、八重藤、2本の大藤の4つの藤棚(いずれも栃木県指定天然記念物)があります。白藤のトンネルとうす紅の棚の間にある2本の大藤は、年々成長を続け、今では2つの大藤棚がつながり2本合わせて1200畳以上に広がる壮観な佇まいです。下から藤棚を見上げると紫色の天然シャワーを浴びているよう♪

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園内で最初に咲き誇る「うす紅の棚」と「うす紅橋」

正面ゲートの近くに広がる「うす紅の藤」は、藤棚の下が一部休憩所になっているので、うす紅色の花房が優しく揺れる様を見ながらくつろぐことができます。また、八重藤がある広場からバラの咲く島に渡る橋「うす紅橋」にも、うす紅の藤棚がかかり、ライトアップ時には、水鏡効果も相まって幻想的な光景が広がります。

園内で最初に開花するという淡い紅色の藤は、4月中旬頃から見頃を迎えるとのことですが、5月上旬も見ての通り満開でした!

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長さ80mにおよぶ「白藤のトンネル」

むらさき藤をはじめ、しろ、うすべに、うすむらさき、と微妙に少しづつ違う色の藤が園内の随所で見られ、それぞれ違った風合いを醸していますが、多くの白藤が絡み合って続く長さ80mの「白藤のトンネル」も格別。トンネルの中を歩くととほんのり甘い香りが漂ってきます。

うす紅藤、むらさき藤に続いて咲くのが白藤ということで、トンネルの白藤はこれから満開を迎える様子。園内に散りばめられた単独で咲いている白藤は場所によっては満開です。

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空高く広がる「むらさき藤のスクリーン」

「白藤のトンネル」を抜けると右手に高くそびえ立つ「むらさき藤のスクリーン」が見えます。こちらもほぼ満開です!

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食べてしまいたくなる「八重黒龍藤」

珍しい八重咲きの「八重黒龍藤」(栃木県指定天然記念物)。花房が短く、まるでぶどう園にいるよう!こちらも
満開最高潮です😀

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ゴールデンウィーク中は大変混雑しますが、世界が認める大藤を観に、是非一度はお出かけしてみてはいかがでしょう?!5月下旬に見頃を迎えるという「きばな藤」もこれから楽しめます😃

あしかがフラワーパークへのアクセス

東京から約90km、車・電車で90分圏内です。

【車の場合】

「東北自動車道」佐野藤岡ICより、国道50号前橋・足利方面進行(約18分)、「北関東自動車道」太田桐生ICより、国道122号経由、国道50号足利・小山方面進行(約20分)

あしかがフラワーパークの無料駐車場(普通車300台)が利用できます。イベント開催期間中の混雑時は臨時駐車場が開放されます。

【電車の場合】

JR両毛線「富田駅」から徒歩約13分。また、東武伊勢崎線「「足利市駅」から足利フラワーパーク間のシャトルバス(片道400円)を利用することができます。

シャトルバス時刻表

あしかがフラワーパーク
栃木県足利市迫間町607
定 休 日 :2月第3水・木曜日、12月31日

お得な会員情報 

※無料のメール会員登録すると、「入園料割引」などお得な会員特典があります。また、フラワーパークの見頃の花情報、イベント情報やお得なサービスがメールで届けられるほか、会員限定割引などのサービスがあります。(おみやげ割引、花売場割引、ソフトクリーム割引など)

前売りチケットはコンビニでも購入できます。コンビニ前売り券(4/28~5/6利用限定)