春爛漫!都内で人気のお花見スポット「千鳥ヶ淵沿道&皇居東御苑」満開の桜めぐり

都内では3月24日頃から桜が見頃です。雨続きだった東京ですが、3月25日(日)は朝から青空が広がる行楽日和!ということでお花見人気スポット都内第3位の「千鳥ヶ淵緑道」、そして「皇居東御苑」へ行ってみました。

2018年は例年よりも開花が早まり「千代田のさくらまつり」も1週間前倒しになって3月24日から開催中(4月8日まで)です。

九段下駅から徒歩約5分で千鳥ヶ淵沿道に到着!

九段下駅から千鳥ヶ淵沿道までは歩いて約5分。途中、武道館で卒業式を迎える艶やかな袴姿女子をたくさん見かけました。沿道の桜並木はほぼ満開!ゆっくり堪能したい気持ちを抑え、まずは急いで千鳥ヶ淵ボート乗り場へ。

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朝の千鳥ヶ淵ボート場は長蛇の列(観桜期)

沿道に入るとたくさんのお花見客で賑わっており、なかなか早く歩けない状況で、ボート乗り場に到着したのは、営業開始の9時頃。ちょうど先頭の人たちがボートに乗りはじめた頃だったのですが…すでに長蛇の列!

朝一なら比較的空いていると思きや甘かったです…行列の後ろを目指しましたが、途中で「これはもう2時間以上待ちは必至!」と分かり、最後尾にたどり着く前に諦めました。やはり観桜期は営業時間前から並ばないとダメですね。

最短の待ち時間は、昼食タイムの13時頃が狙い目とのこと。また、散策後にボートへ向かう人が多いため15時〜16時頃にかけて待ち時間がピークになるそうです。

さくらまつり期間中の営業時間は9:00~20:30時。利用料金(観桜期特別料金)は1艘あたり30分800円です。(事前予約不可)

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淡いピンクに染まるお濠沿いの桜

ボート乗り場からそのまま代官町通り経由で北の丸公園側へまわることもできますが、急ぎ足で歩いた道を引き返しゆっくりと満開の桜を堪能しました。

ガイドブックによると千鳥ヶ淵には、ソメイヨシノやオオシマザクラなど約260本もの桜が植えられているそうです。このときとばかりに咲き誇る桜の花たち。大勢の花見客が空を見上げ、そのゴージャスさに魅了されています。

ちなみに今年のライトアップは、桜の開花に合わせて1週間早まり、3月24日(土)〜4月8日(日)の日没(18時頃)〜22時まで実施しています。

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千代田のさくらまつり(公式ウェブサイト)

千代田花のみちマップ(公式ウェブサイト)のPDFはコチラ

九段坂公園付近から千鳥ヶ淵の桜を望む

ひときわ人だかりしている場所へ吸い寄せられるように向かったのは九段坂公園横の展望スペース。両淵に咲く満開の桜がV字になって枝垂れる千鳥ヶ淵の絶景が見られるスポットで、背後に東京タワーが見えます。(マップ:千鳥ヶ淵ビュースポット1・2)

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桜の枝が水面スレスレまで枝垂れる様が美しい。ボートから間近に見るのも素敵でしょうね。

千鳥ヶ淵(北の丸公園側)からボート場付近を望む

斜めに生えた桜の木に力強さを感じるとともに、お濠の水面に向かって咲く桜の花が優美です。(マップ:千鳥ヶ淵ビュースポット3)

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乾門付近のしだれ桜

お濠沿いの桜を楽しんだあとは、北の丸公園を抜け皇居東御苑へ。

桜の時期と紅葉の時期におこなわれる「皇居乾通り一般公開」が、今春(2018年3月24日〜4月1日)も行われ、一方通行の出口となっている乾門は大混雑。その乾門の近くにある枝垂れ桜が、艶やかなピンク色で満開でした!

ちなみに、皇居乾通り一般公開のコースは、皇居南側の「坂下門」から「乾門」までの約750m。途中の西桔橋(にしはねばし)を渡って、皇居東御苑に入ることもできます。

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皇居東御苑の桜

乾門(いぬいもん)からもう少し先にある北桔橋門から皇居東御苑に入苑。2月のカワヅザクラ、ツバキカンザクラ、3月のソメイヨシノ、アマギヨシノ、4月のカンザン、キクザクラなど、皇居東御苑では2月から4月にかけて約30種の桜が楽しめます。

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北桔橋門から乾濠の眺め

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毎年のごとく上にのぼる人で埋め尽くされる天守台を横目に本丸の大奥跡地の芝生へ。

 

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天守台から流れる風景(2016年4月2日撮影)

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天守台の階段の途中に美しいフォームの立派なオオシマザクラがあります。(2016年4月2日撮影)

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木の幹や太い枝から伸びる小さな枝と花びらがあちらこちらに!ミニチュアの桜の木みたいでかわいい♡

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満開の桜の下でお花見&お昼寝。極上のひとときです🌸

本丸から大手町門までの見どころ

桜の島

皇居東御苑にある約30種の桜のうち、約半数の品種(遅咲きの桜が多い)を本丸前の「桜の島」で見ることができます。

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松の大廊下跡周辺

一面がグリーンに覆われ、桜の枝にまでツタが伸びています。立派な桜はアマギヨシノでしょうか?!桜とグリーンのコラボが素敵です。

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本丸休憩所(売店)付近

ツクツクと放射状に枝を伸ばす桃色のニワウメが満開。間近で見ると、長い雄しべも放射状に広がっていて可愛い。

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果樹小品種園周辺

ピンクや白の桃の花が咲いています。

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皇居東御苑花だより(公式ウェブサイト)
※開花状況を見ることができます。

皇居東御苑には遅咲きの桜も多くあるので、お花見はまだまだ楽しめそうです!

千鳥ヶ淵付近と皇居東御苑マップ

今回の記事は、「九段下駅〜千鳥ヶ淵周辺〜皇居東御苑」のルートですが、竹橋駅・大手町駅から逆ルートで最後に千鳥ヶ淵沿道のライトアップを楽しむというのもオススメです。

3月31日と4月1日の2日間限定で無料バスの丸の内シャトル「さくらまつり号」が区内を巡回運行するので便利です。また、丸の内シャトル(サンケイビル~三井住友銀行(大手町駅)~日比谷~新丸ビル13カ所の停留所をまわる)は通常運行しています。

「さくらまつり号」運行ルート&マップ(PDF)はコチラ