ホームパーティで大盛り上がり!ふわふわ食感の「ダッチ・ベイビー」
目次
ダッチ・ベイビーって何?
ダッチ・ベイビーは、小麦粉、卵、牛乳、(砂糖)をミックスし、バターを溶かしたスキレットに入れてオーブンで焼き上げたもの。(シナモン、ナツメグ、バニラエッセンスなどのフレーバーを加えたり、フルーツと一緒にオーブンで焼いたりもする)まわりはサクサク&中はフワフワ!クレープのような、シュー皮のような味わいです。
正式名称はダッチ・ベイビー・パンケーキ(Dutch baby Pancake)で、1900年代前半のアメリカ・ワシントン州のシアトルにて、ドイツ人移民家族経営のカフェオーナーの娘さんが考案したとされています。ジャーマン・パンケーキ、ビスマルク・パンケーキ、ダッチパフなどとも言われるようですが、「ダッチ・ベイビー」という省略した言い方が一番ポピュラーとなっています。
ダッチ・ベイビーの作り方
6 1/2インチ(約17cm)のスキレットで作るベイシックなダッチ・ベイビーです♪
材 料(2人分)
- 小麦粉60g(今回は薄力粉40g、強力粉20gを使用)
- 牛乳100ml
- 卵2個
- 塩小さじ約1/2
- バター約20g
作 り 方
- オーブンを230度にセットし、スキレットを入れて予熱する。
- 小麦粉に塩を入れ、ボールの中でふるいにかける。
- 牛乳を50度に温め、溶いた卵を入れて混ぜる。
- ふるいにかけた小麦粉を3に2〜3回分け入れ、泡だてないようにしてよく混ぜる。
- 予熱が完了したら、スキレットにバターを溶かし入れまんべんなく全体に回す。
- 4をスキレットに流し入れオーブンに入れる。
- 温度を220度に下げ(そのままでも良い)15分焼いたら出来上がり♪
※お好みで甘い生地を作る時は、作り方3の材料を混ぜるタイミングで、砂糖やシナモン、バニラエッセンスなどのフレーバーを加えます。
ダッチ・ベイビーの焼き具合について
ダッチ・ベイビーの黄金率は、同量の卵、小麦粉、牛乳(卵1個につき小麦粉1/3カップ、牛乳1/3カップ)と言われています。(その加水率の高いパンケーキ生地によって、卵焼きのようなフワッとした食感になります。)
とはいうものの、ネットで検索するとわかりますが、分量の比率は十人十色、さまざまなレシピがあります。焼き上がりは、スキレットの縁に沿って皿のように盛り上がった形が一般的ですが、薄焼きだったり、厚焼きだったり、あまり周囲が盛り上がっていなかったり、と形も様々です。
※オーブンで焼いている時はかなり膨らみますが、外に出すと萎みます。ガスオーブンなどのように火力が強いオーブンで、外側をカリカリに焼くと膨らんだまま焼きあがります。
ダッチ・ベイビーのトッピング
焼きあがったダッチ・ベイビーに、粉砂糖、シナモン、バター、メープルシロップなどのシンプルなトッピングをはじめ、フルーツ、ナッツ、アイスクリーム、チョコレート、カスタード、ホイップクリームなどを盛り付けます。目玉焼きやベーコンなどの甘くないダッチ・ベイビーなども作ることができ、バリエーションは豊富です。
カスタードとホイップの上にイチゴ、ブルーベリー、ザクロを散りばめたダッチ・ベイビー
ホイップクリームの上にバナナ、ブルーベリー、アーモンドをのせ、メープルシロップ&粉砂糖をふりかけたダッチ・ベイビー
ダッチ・ベイビーをお皿にしたイチゴ、バナナ、グレープ、ブルーベリーのフルーツ盛りです♪
基本のダッチ・ベイビーの生地は砂糖が入っていないのでスイーツ以外の具材(キャベツ、オニオン、ベーコン、マッシュルームにコンソメ顆粒を少々、バター醤油で炒め、目玉焼きをのせました。美味しい!)を入れれば、ランチにもなります。
おうちカフェやホームパーティに大好評
フルーツやナッツを盛り付けるだけで、ゴージャスなスイーツに♪ 女子会やスイーツパーティなどのおうちカフェ、またホームパーティの締めに焼きたてのダッチ・ベイビーが登場すれば、盛り上がること請け合いですよ!