【東京下町カフェ】ニュージーランド発のサードウェーブコーヒー「オールプレス エスプレッソ」

「オールプレス エスプレッソ 東京ロースタリー&カフェ 」へGO!

川と運河に囲まれ、下町情緒溢れる街、そして現代アートの拠点として知る人ぞ知る清澄白河。清澄白河のサードウェーブコーヒーはブルーボトルコーヒーが有名ですが、それ以外にもたくさんあるんですね!今日はその中でも、ニュージーランド発のサードウェーブコーヒーで有名な「オールプレス エスプレッソ 東京ロースタリー&カフェ(Allpress Espresso Tokyo Roastery & Cafe)」に行ってみました。

倉庫を改造したシンプルで木のぬくもりが感じられる空間

日本の第一号店である「オールプレス エスプレッソ 東京ロースタリー&カフェ」は東京メトロ清澄白河駅から南東に徒歩10分程度の住宅街にあります。

お店は木材倉庫をリノベーションしたような外観。コーヒーの色にフィットする格子状のデザインもカッコいい。外にテーブル席が2つほどあって外でもコーヒーを楽しめます。

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「オールプレス エスプレッソ」について

「オールプレス エスプレッソ」は1996年にニュージーランドで創業された焙煎所&カフェ。創業者のマイケルオールプレスさんは1980年代にシアトルでブームになっていたスペシャリティコーヒー(スターバックスかな??)から着想を得て、ニュージーランドでコーヒーカート一台から創業されたそうです。

オールプレス エスプレッソの特長は、「科学」と「技術」でコーヒーの味を「デザイン」するというポリシーで、優れた職人と最新鋭の技術を用いて、美味しいコーヒーをデザインしているとのこと。

美味しいコーヒーとは、「科学」と「技術」の両方の融合により生み出されます。オールプレスでは早い時期からこれに気づき、世界中の優れた職人と最新鋭の技術をコーヒーにまつわる全工程に取り入れてきました。私たちが物事を判断する基準は、美味しいコーヒーが作れるかどうか、です。コーヒーマシンの選定から日々の厳密な焙煎とじっくり行うカッピングまで、お客様に美味しいコーヒーを安定的にお届けできるようにしています。オールプレスでは、熱風式焙煎にすることで、従来のドラム式にみられる焦げやムラをなくし、それぞれの豆が持つ個性を極限まで引き出しています。また、培ってきた独自の熱風式焙煎の手法に基づいて、今では自社で焙煎機の開発・製造を行っています。全ては、味をデザインするために。(https://jp.allpressespresso.com/our-story)

※大量生産・大量消費でコーヒーがポピュラーになった第1の波「ファーストウェーブ」、スタバなど米シアトル系コーヒーチェーンが味と香りの良い高品質の豆にこだわり人気となった第2の波「セカンドウェーブ」、ブルーボトルコーヒーなど、産地や豆の種類、焙煎、淹れ方にこだわるスタイルを楽しむというブームが第3の波「サードウェーブ」

開放感のある店内

店内に入ると一番驚くのはその開放感。倉庫をリノベーションしているだけあってとても天井が高いんです!レジにはマフィンやサンドイッチ等のペイストリーが並んでます。

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大きな焙煎機

レジの奥には巨大な焙煎機があります。焙煎機の周りにはコーヒーの生豆の入った麻袋も積まれていたりして、本当に焙煎所といった雰囲気。焙煎機の周りも客席になっていて焙煎機が動いている時にはコーヒーを焙煎している香りを楽しみながらコーヒーを楽しめそうです。

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カプチーノやカフェラテはラテアートにしてくれます☕

暖かいラテやカプチーノといったフォームミルクを使ったメニューはラテアートにしてくれます

お味は、カカオのような香りがとても豊かで、酸味が少なく、ミルクととても良く合うコーヒーでした! 今回は門前仲町➔清澄白河散策の後半に立ち寄ったので、体がすこし甘みを求めていたので、ミルクと合わせたコーヒーを注文したのですが、次回はストレートのコーヒーもいろいろ試してみたいです。

Allpress Espresso Tokyo Roastery & Cafe のページには、Petter(ペッター) Higashi さんというRoaster(焙煎士)さんによるEventのセクションもあるので、今後焙煎士さんやバリスタさんと交流できるEventも期待ですね!

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Allpress Espresso Tokyo Roastery & Cafe
東京都江東区平野3-7-2 (view on GoogleMap)
03-5875-9392
月〜金: 8:00 – 17:00, 土日祝: 9:00 – 18:00

清澄白河のその他サードウェーブコーヒー店

2015年2月に日本で初めてBlue Bottle Coffeeがオープンしたことをきっかけに、「カフェの街」として盛り上がりを見せる街、清澄白河。清澄白河はブルーボトル、今回紹介したAllpress Espressoだけじゃありません。たくさんのカフェやロースタリーが集結している、サードウェーブコーヒー天国なんです。ここでは幾つか紹介してみます。

フカダソウカフェ (fukadaso CAFE)

築50年のアパート兼倉庫を改造して生まれ変わったフカダソウカフェ。今回は中の写真は取れませんでしたが、店内はレトロなアンティーク調の椅子、ソファ、机が並んでいて、良き古さを残しつつ居心地の良さそうな空間にデザインされていました。こんなカフェで好きな音楽を聞きながらコーヒー片手に読書なんて最高でしょうね。多目的スペースとしてもレンタルできるそうです。

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フカダソウカフェ (fukadaso CAFE)
東京都江東区平野 1-9-7 (view on Google map)
月木土日: 13:00~18:00,金: 13:00~21:30(21:00 L.O),火水定休

ARiSE COFFEE

日本におけるサードウェーブコーヒーの立役者でもある林大樹さんがオーナーを務めるARiSE COFFEE。コーヒーも飲める焙煎所。オーナーは国内外のコーヒー農園に足を運び、豆の生産過程をチェックしている。コーヒー好きな観光客だけでなく地元民にも愛されています。オーナーである林さんのインタビューを読むと人柄と彼の思いが伝わってきます。

「僕は焙煎士なので、家での再現性を大切にしているんです」

「その豆にとって適切な焙煎ができてさえいれば、プロのバリスタが淹れた、店で飲むコーヒーに近い味が家でも楽しめるはずです。よく『ARiSEは居心地がいい』とお客さんがおっしゃてくださいますが、僕としては、まずコーヒーの品質が第一で、その次が接客です。生の豆を仕入れて状態を確認して、どのような焙煎がその豆の個性を生かすのかを見極める。お客さんと話しながらも焙煎中は、豆が弾けるクラックの音に耳は敏感です」(たった一杯のコーヒーが時間を美味しくするARiSE COFFEE)

コーヒーって時々飲むものじゃなくて、それぞれの人の日常にあるもの。毎日過ごす日常の中で、ただ美味しいコーヒーが飲みたい。気構えずふらっと立ち寄って美味しいコーヒーを堪能したりやコーヒー豆を買って帰る。そんな時間が楽しめそうです。

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ARiSE COFFEE ROASTERS
東京都江東区平野1-13-8 (view on Google map)
03-3643-3601
10:00〜18:00 (定休日: 月曜日)

The Cream of the Crop Coffee 清澄白河ファクトリー

清澄白河にいち早く誕生したロースタリーカフェ。渋谷ヒカリエShinQsにコーヒースタンドを出店している『ザ クリーム オブ ザ クロップ コーヒー』の焙煎工房です。かわいい犬のイラストが目印。ベルギーの高級チョコレート『ピエール マルコリーニ』を手がける『ザ クリーム オブ ザ クロップ アンド カンパニー』の運営するロースターでもあります。元材木倉庫にハイスペックな焙煎機を導入していて、焙煎がメインですが、マシーンの横でこだわりの一杯を楽しむこともできます。

The Cream of the Crop Coffee 清澄白河ファクトリー

東京都江東区白河4-5-4 (view on Google Map)
03-5809-8523
定休日:月曜日

MONZ CAFE @ 門前仲町

こちらは門前仲町ですがとても気に入った雰囲気だったのでご紹介。門前仲町は言わずと知れた、富岡八幡宮、深川不動尊を始めとする神社仏閣が立ち並ぶ街。参道はいつも地元の方々や参拝に訪れる方々で賑わっています。そんな参道に面してとてもオープンな雰囲気で、行き交う人々が気軽に立ち寄れる雰囲気のカフェです。

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http://www.monzcafe.com/
東京都江東区富岡1-14-5 (view on Google map)
03-6873-0835
月~金: 8:00-19:00, 土日祝: 9:00-18:00

こちらで紹介したのは、サードウェーブコーヒー天国清澄白河のほんの一部。是非お気に入りのカフェを求めて清澄白河でカフェ散策してみてはいかがでしょうか!?