【東京下町カフェ】葛飾北斎生誕の地・北斎通りにある甘味処「北斎茶房」にて休日ランチ

葛飾北斎生誕の地にある「北斎茶房」へGO!

北斎茶房は錦糸町駅から徒歩約10分、すみだ北斎美術館までの中間点あたり、葛飾北斎生誕の地・北斎通り沿いにあります。5月の休日、北斎美術館を観覧したあとに古民家風のカフェ「北斎茶房」にてランチをいただきました。

長屋の倉庫をリノベーション

北斎茶房は、元々は長屋の倉庫で、その後ギャラリーとして使われていたものを2003年にリノベーションしたという甘味処。店内は茶房の名にふさわしく、木の温もりを感じる和風で落ち着いた雰囲気…ジャジーな音楽がまたいい感じ。天井の高い細長い空間で、テーブル席とカウンター席のほか、正面奥に小上がりの座敷席があります。

北斎茶房のお昼ごはん

甘味処ですが、お昼時にはランチをいただくことができます。ただし、メニューは本日の和デリプレート、サラダ付きの週替りパスタ(この日はアンチョビとキャベツのスバゲッティ)、鶏肉・野菜付き釜揚げうどんの3品のみ。

今回注文したのは、お惣菜4品、五分搗き玄米、味噌汁付きの「本日の和デリプレート。(平日は日替り惣菜6品から4品選ぶことができますが、土日祝は決まった4品の惣菜が供されます。 

ちなみに、夜はアラカルトメニューでお酒も飲めます。

本日の和デリプレート

この日の惣菜は、国産鶏のソテー ハニーマスタード、北海サーモンのお刺身、ひじきと大豆の旨煮、じゃがいもと人参のオムレツ風の4品。魚、肉、煮物とバランスの良いセットです。量は少な目なので、ランチだけだと物足りなさを感じるかも…。食後の甘味をいただくとちょうど良い感じです。

北斎茶房の特製あんみつ「七福」

食後にいただいたのは最高級の丹波大納言を使用しているという粒あんに、寒天・求肥・白玉・京きなこ・抹茶&バニラアイス・もなか皮・果物(オレンジ・グレープフルーツ・バナナ)など、こだわりの素材を使った自家製の「茶房特製あんみつ・七福」。

粒あんは甘すぎず小豆本来の味を生かした上質な味わいで、モチっとした食感の白玉も美味しい。添えられた黒蜜はつけなくても十分に甘みはありますが、途中で黒糖の旨味をプラスしてもGOOD。サラッとしていてくどい感じにはなりません。最後に丁寧に食べやすくカットされたフルーツを頂いてごちそうさま^人^ 

数量限定の「とろりわらび餅」や、かき氷なども人気のようです。

「いちや」のどら焼きと大福

店頭に並ぶのは和菓子店「いちや」のどら焼きと大福。季節限定品が加わった7種類の大福と、しっとりとした皮のどら焼き2種の中から、テイクアウトで大福、素焼大福、豆大福、くるみ大福の4種をひとつづつ購入して帰宅後おやつにいただきました。

大福のサイズは小さ目。皮は薄めでモチモチ、中には小豆の形をしっかり残したたっぷりのつぶあんが入っており、小豆の香りもあって美味しいです。期待していた素焼大福は皮がボソッとしていてイマイチでしたが、定番の豆大福は安定の美味しさ、そしてくるみ大福が思いのほか美味しいです。

「北斎茶房」は、和の趣がある居心地の良い空間。ほっとする甘味を堪能しに、ぜひお店に足を運んでみてはいかがでしょうか。テイクアウトができるので、手土産にもおすすめです。

北斎茶房
墨田区亀沢4-8-5