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【築地カフェ】築地本願寺に併設の和みカフェ「築地本願寺カフェTsumugi」
築地で400年以上続く寺院「築地本願寺」は多くの観光客が訪れる人気スポット。2019年4月、「花まつり」の行事に合わせて参拝し、昨今話題の「築地本願寺カフェ Tsumugi(ツムギ)」を訪問しました。
目次
築地本願寺の歴史
築地本願寺は浄土真宗本願寺派の直轄寺院。1617年に西本願寺(京都)の別院として浅草・横山町に建立されましたが「明暦の大火」によって焼失、その後後、八丁堀沖の海上に再建されました。門徒が中心となって土地を埋め立て、本堂を建て直して築いた地ということで「築地」と呼ばれるようになったそうです。
1934年、日本初の古代インド風仏教建築の寺院へと生まれ変わり、2014年に本堂、三門門柱(正門・北門・南門)、石塀が国の重要文化財に指定されました。
2017年に創建400年という節目を迎えた築地本願寺は、開かれたお寺という新たなコンセプトで大幅リニューアルが行われ、カフェ、ブックストア、オフィシャルショップを併設した「インフォメーションセンター」がオープンしました。
築地本願寺に併設の「和カフェTsumugi」
「築地本願寺カフェTsumugi」は、2017年11月に築地本願寺の敷地内にあるインフォメーション棟の1階にオープンした和カフェ。運営は全国にカフェやバーを展開しているPRONTOが行っており、東京・大阪を中心に全国10店舗を展開しています。
「和カフェ Tsumugi」の公式ページはコチラ
※営業時間8:00-17:00
大きなガラス窓からの眺め
店内はとても明るくカジュアルな雰囲気。一面大きなガラス窓になっているので築地本願寺の本堂や境内を見渡すことができます。
「築地本願寺カフェ Tsumugi」のメニュー
築地本願寺の店舗では、グランドメニューに加え、寺院にちなんだ朝食限定メニュー「18品の朝ごはん」(18という数字は阿弥陀如来四十八願の根本の願「第18願」が本願であることに因む)があります。こちらはわざわざ朝食のために訪問する人が押し寄せる人気ぶり!QRコード付きの整理券を発行しているので待ち時間や呼び出し状況が把握できます。
豊富なドリンク・スイーツメニュー
ドリンクは、コーヒー、ジュースのほか、日本茶とハーブティーのオリジナルブレンド「べっぴん茶」や、定番5種類+季節のお茶1種類全6種のフレーバーティーなどがあります。
スイーツ類もケーキやパフェ、かき氷など和カフェならではの豊富なメニュー!こちらで大人気というスイーツが「紬-つむぎ-セット」。鳥かごをイメージしたかごに銘菓や里芋田楽、カステラ、わらび餅、抹茶ソフトクリーム、堂島ロールケーキにドリンクがついた豪華なセットです。
食事メニューも充実!
ランチタイムはパスタや定食、17時以降はビールやおつまみなども注文できます。
1階オフィシャルショップと2階ブックセンター
カフェ前に併設するオフィシャルショップでは、築地本願寺オリジナルのお菓子やお香などの仏事関連グッズを販売。また、2階のブックセンターでは、約3000冊の仏教関連の本や絵本が並びます。
築地本願寺の行事「花まつり」
4月上旬に行われる花まつりは、お釈迦さまの誕生をお祝いする仏教行事。お誕生の際に空から甘露の雨が降ったという伝承に由来し、お釈迦様の像に甘茶をかけてお参りします。
当日の本堂では「灌仏会(かんぶつえ)」の法要が営まれるほか、出店やパレード、大江戸助六太鼓、ヒーローショーなど、さまざまな催しがあり、多くの人で賑わいます。
※開催時間は10時~16時。入場無料。雨天時は中止の場合あり
まとめ
築地本願寺では、親鸞聖人の教えや仏教の教えを現代に伝える法話会や講座をはじめ、本堂にて毎月最終金曜日(12:10~法話/12:20~12:50演奏)、パイプオルガンによる無料の「ランチタイムコンサート」が開催されるなど、気軽に参加できる様々なイベントが開催されます。
築地本願に参拝後は、法話を聞いたり、カフェでゆっくり過ごして心も身体もリフレッシュ!ぜひ参拝とティータイムを楽しみにお出かけしてみてください。
築地本願寺カフェTsumugi
東京都中央区築地3-15-1築地本願寺インフォメーションセンター内
03-5565-5581
8~21時(20時30分LO)