【東京下町風景】桜だけじゃない!上野恩賜公園の美しい紅葉風景を見に行こう♪

「上野恩賜公園」は、桜の名所として有名ですが、秋の紅葉風景も負けず劣らず美しい!

上野動物園では、ジャイアントパンダの赤ちゃん「シャンシャン(香香、雌)」が12月に公開される予定なので、11月〜12月の上野恩賜公園は多くの人出で賑わいそうですね。

上野恩賜公園の紅葉の見頃は?

上野恩賜公園の紅葉の見頃は11月中旬〜12月中旬と言われていますが、今年10月の東京の気温はすでに12月上旬並という冷え込みが続き…例年よりも早めに見頃となりそうです。

上野恩賜公園では、銀杏、桜、ケヤキなどの並木道をはじめ、西郷像、清水観音堂、上野東照宮、五重塔、不忍池の周辺など多くの紅葉スポットがあります。

上野恩賜公園周辺の紅葉風景

広大な園内に博物館、美術館などが点在する上野恩賜公園は、まさに芸術の秋にふさわしい散策スポット。黄金色に彩られたイチョウやケヤキを中心に、園内の随所で紅葉が楽しめます。

※記事の写真は2015年〜2016年の11月20日前後に撮影

西郷隆盛の銅像とイチョウの黄葉

背景のイチョウが躍動感溢れる力強さを演出!心なしか西郷さんの風貌がいつもより凛々しく見えます。

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清水観音堂と月の松

西郷さんの銅像からすぐのところに京都の清水寺を模して建てられたという「清水観音堂」(国指定重要文化財)があります。子育観音が祀られ、子育て・子授けとしても有名なお寺です。

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▼月の松

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観音堂の前には、現代の造園技術によって復元された「月の松」が植えられており、丸い月の輪から「不忍池弁天堂」を見下ろすことができます。

※「月の松」は江戸時代の植木職人によって造形されたもの。

台東区文化探訪ウェブサイト「清水観音堂の月の松」

秋色に染まる不忍池周辺

花見シーズンには桜色に染まる不忍池ですが、紅葉シーズンには一面が秋色に染まります。緑・黄・赤と織り交ざった「桜紅葉」が美しい…

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▼弁天堂の銅地蔵

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▼不忍池畔のボート乗り場

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一杯ひっかけながらのおでんもオツですね😄

上野東照宮境内

上野東照宮は、上野恩賜公園内にある1627年創建の神社。参道の両側にずらりと並ぶ石灯籠があり、タイミングが良ければ美しい落葉の光景が見られます。

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▼旧寛永寺五重塔

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上野東照宮 公式ウェブサイト

黄金色に染まったイチョウ並木

東京文化会館付近では見事なイチョウ並木の黄葉を見ることができます。

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黄金色に高くそびえ立つ荘厳な銀杏の木を眺めながらゆっくり歩きたい…

寛永寺開山堂両大師堂

都道452号線沿い(国立科学博物館向かい側)の「寛永寺開山堂両大師堂」。こちらには慈眼大師と慈惠大師の二大師がお祀りされていることから、両大師と呼ばれているそうです。上野公園の喧騒とは対照的に静かな境内です。

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上野恩賜公園マップ

雨の多い10月でしたが、11月の1ヶ月予報では、比較的安定した天気で晴れの日も多そうですね。週末は、芸術の秋にふさわしい上野恩賜公園に是非足を運んでみてはいかがでしょうか🙂

2017年の紅葉進捗状況はコチラの記事をご覧ください!