富士五湖のひとつである富士河口湖町は日本を象徴する富士山の北麓にある日本のリゾートタウン。周辺には素晴らしい絶景スポットが広がり、四季折々で楽しめる人気の観光スポットですね。哀愁漂う晩秋の候、河口湖を…
【山梨・河口湖】色とりどりの落ち葉が美しい晩秋の「富士河口湖もみじ回廊」
目次
紅葉名所「富士河口湖もみじ回廊」へGO!
人気の紅葉名所は車の渋滞や人混みで気分が萎えがち…、ということで大概近場の紅葉スポットで済ませてしまうのですが、今年は遅めの11月下旬に、山梨県の紅葉名所「富士河口湖もみじ回廊」に足を運んでみました。
この日の天気は、くもりから雨に変わる予報だったので、先に富士見絶景コースをまわったあと「もみじ回廊第1駐車場(無料)」へ…。毎年紅葉の季節に開催される「河口湖紅葉まつり」は11月23日に終わっていたし、平日ということもあって第1駐車場(約200台)は結構ガラガラでした。(音楽と森の美術館近くの第2駐車場は約300台)
もみじ回廊に向う途中、河口湖猿まわし劇場を通り過ぎたところで、燃えるような真赤なもみじに遭遇☺︎
色鮮やかな紅葉風景
黄色、オレンジ、真紅の赤と、微細なグラデーションで視界いっぱいに広がる色鮮やかな紅葉!今年は例年より寒くなるのが早く11月末はさすがに落葉も多いけれど、まだまだ綺麗!むしろ色とりどりに染まる紅葉の川がいい感じです☺︎
水路の土手も芸術品
鮮やかな緑色の苔?!の上に落ち葉が重なった水路の土手も芸術作品のように美しかったです。
自然にできたハート模様をいくつか発見しました💚
ユニークな巨木の紅葉と枝垂れる紅葉
橋を越えるとワイルドで立派な紅葉の木々が目立ちます。今年の秋、もみじ回廊の折り返し地点(片道約160m)となっていた北側の橋から、久保田一竹美術館付近までの上流に向けて200mほど延長されたようで、全長約360mに渡る散策路が続いています。
山梨県の紅葉名所として名高い「もみじ回廊」ですが、元々はこの地域の河川氾濫による災害を防ぐため、大正時代にもみじの木々が植えられたのだそうです。
水路に枝垂れるもみじ…
河口湖周辺の11月平均最高気温は13.3度で、夜の気温は3度以下…。朝晩の気温差が大きいほど紅葉は美しくなるようです。
紅葉のグラデーション
紅葉の色合いは気温と太陽光と水分の3つが関係しているそうで、同じ木でも日当たりの違いなどによって美しいグラデーションになって私たちの目を楽しませてくれます。
翌日の午前中にもう一度もみじ回廊を訪れました。雨にぬれる紅葉もまた風流です。
あとがき
紅葉は最低気温が、5~6度になると一気に進むそうです。今年は寒くなるのが早かったので、もうほとんど落ち葉になってしまったかなぁと思っていたのですが、まだまだ綺麗な紅葉風景が見れました🍁 空と地が秋色に包まれた素敵な光景で、個人的にはむしろベストタイミングだったように思います。
紅葉ピークを過ぎた平日の訪問だったので、ストレスを感じるほどの混雜もなくゆっくりと散策することができました。おそらく7割くらいの人が外国人観光客だったような気がします…。
そういえば、もみじ回廊付近の県道を通過中、駐車場料金1000円のサインに驚きました。「1時間そこそこの見学なのに…都内より高くない?!浅草の雷門前でも30分200円で駐車できますよ?!」そんなことを思いました。無料の第一駐車場からもみじ回廊までは、ほんの7-8分の距離なのでオススメです!(紅葉の見頃は混雑必至でしょうけれど…)