【山梨・河口湖】忠霊塔と紅葉を背景にそびえ立つ富士山!素敵な晩秋風景の「新倉山浅間公園」

新倉山の中腹にある「新倉山浅間公園(あらくらやませんげんこうえん)」は、日本を象徴する絶景スポット!398段の階段をのぼったところに忠霊塔と展望デッキがあり、富士山と富士吉田の町並みを一望することができます。

絶景スポット「新倉山浅間公園」へGO!

都内から首都高、中央高速と走ること1時間40分で新倉山浅間神社に到着!平日朝の下りの高速はスムーズでいいですね。富士吉田西桂スマートICを降りてから新倉山浅間神社の駐車場までは約10分ほどです。

※駐車場は無料。新倉山浅間公園桜開花時は駐車協力金(乗用車1000円)が必要。

まずは「新倉富士浅間神社」を参拝

新倉山浅間公園内にある「新倉富士浅間神社(あらくらふじせんげんじんじゃ)」は、甲斐国八代郡荒倉郷(現在の新倉地区)の氏神として705年に創建された歴史と由緒ある神社。

807年に富士山の大噴火があった際には、朝廷からの勅使による国土安泰を祈願する富士山鎮火祭が執行されたそうです。

色とりどりの紅葉

雨屋殿改建記念碑や愛宕神社など、新倉富士浅間神社周辺に広がる色とりどりの紅葉がとても綺麗でした。

398段の「咲くや姫階段」

新倉山浅間公園の入口から忠霊塔までの石段は398段!約20階建てのビルを上る感じですね。この石段は、新倉富士浅間神社の御祭神「木花開耶姫(コノハナノサクヤヒメ)」にちなんで「咲くや(398)姫階段」と呼ばれています。

石段の途中の鮮やかな黄色い紅葉

398段もの石段を一気に上るのはきついので、途中から右にそれて遊歩道を歩くのもGOOD。

富士吉田市を一望

石段をのぼりつつ後ろを振り返えれば正面に雄大な富士山!富士吉田市が一望できます。

朱色の五重塔「忠霊塔」

石段を登り切った先に、鮮やかな朱色の五重塔「忠霊塔」がそびえ立っています。

忠霊塔建立の経緯

富士吉田市戦没者慰霊塔(通称:忠霊塔)は、明治(1868年)以降の日本国として参戦した戦没(日清、日露、第一次世界大戦及び太平洋戦争)において戦没した市内出身者960余柱(現在1055柱)を合祀するため、昭和34年4月起工し3年の工事期間を経て昭和37年4月に完成し現在に到る。

忠霊塔と富士山の「日本らしい風景」

新倉山浅間公園は、満開の桜と忠霊塔を背景に富士山がそびえ立つ風景が有名ですね。やはり日本の象徴と言える「桜・五重塔・富士山」がそろった桜の開花シーズンが一番人気なのでしょうが、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の全く違った表情も魅力的。観光客の少ない静かな晩秋も風情があります。

美しい冠雪の富士山

甲府地方気象台によると、2022年は9月30日に富士山で初冠雪が観測されたようです。9月初秋に箱根から富士山を眺めたときはまだ冠雪が見られなかったですが、やはり雪化粧の富士山は美しいですね。

吉田ルートと須走ルートあたりの登山道が見えます。この日の空は全体的に雲に覆われていたものの、綺麗な富士山が拝めてラッキーでした。

新倉山浅間公園
山梨県富士吉田市浅間2-4-1