【山梨・河口湖】天空の鳥居と富士山の絶景「河口浅間神社遥拝所」

天空の鳥居「河口浅間神社遥拝所」

古来より富士山は霊峰と称えられ、日本の自然崇拝、山岳信仰を代表する山。その富士山を御神体とする「河口浅間神社(かわぐちあさまじんじゃ)」は、865年に富士の噴火の怒りを鎮めるために建てられた神社です。

河口浅間神社の裏山を登った高台の山林が整備され、2019年に霊峰富士を遥拝できる場所として鳥居が立てられたというので、いつか訪れたいと思っていたのですが、2022年11月末ついに「河口浅間神社遥拝所」を初訪問!赤い鳥居越しに美しい富士山を拝むことができました。

現在の天候は、コチラのライブカメラでチェックできます。

「河口浅間神社遥拝所」のアクセス方法

車の場合は、河口浅間神社から白滝林道を上って約5分。途中にキャンプ場「リトリートキャンプまほろば」などもあって休日はそこそこ交通量があります。道幅がとても狭く対向車とすれ違うのが難しい場所もあるのでタイミングが悪いと坂道をバックしなければいけない感じです。

特に路面が凍結する冬季は要注意でスタッドレスかチェーンは必須。冬季の運転に慣れていない方は河口浅間神社本殿より徒歩(鳥居までは約25-30分)が無難そうです。

入口付近には6台停められる駐車場と、小スペースながらバイク、自転車用の駐輪場があります。

頂上までは徒歩約5分

駐車場から赤い鳥居のある頂上までは歩いて5分ほど。敷地内は今も造成中でまだ殺風景ですが、寄付による大規模な桜の植樹を行っているので、将来は美しい庭園になるようです。そのうち桜の名所になるかもしれませんね。

途中の分かれ道に母の白滝へ向うトレイルがあります。

遊歩道を登りきったところには珈琲が飲めるスポットもありました。

赤い鳥居越しの富士山を拝む

こちらは私有地とのことで、保全費用としての運営協力金が必要。募金箱に1人100円を入れて鳥居に向かいます。

赤い鳥居越しの富士山が神々しく美しい…。

記念撮影順番待ちの列

富士さんを遥拝するための列というよりは、鳥居の前で記念写真を撮るための順番待ちの列といった感じです。ほぼ外国からの観光客でした。

一眼レフ撮影は要会員証

スマホでの撮影はOKでしたが、それ以外のカメラ(一眼レフ等)での撮影は「富士山遥拝所応援会員証(会員制で1年間有効、500円)」が必要のようです。また、営利目的の場合は別途撮影許可証が必要。ドローン撮影は禁止です。

あとがき

平日の訪問だったので、人もあまりいないだろうと思っていたら、外国人観光客が結構来ていました。敷地内はまだ造成中という状況なのに、すでに外国の方々に認知されているということに驚き、SNSの凄さを感じました。

しばらく経つと植樹の木々も育ち、更に素晴らしい景観になるのでしょうね☺︎


河口浅間神社遥拝所
山梨県都留郡富士河口湖町河口1119-2