サンディエゴ ダウンタウンの北約20kmに位置する「ラ ホヤ」は、観光客のほかダイバーや芸術家たちにも人気の高級リゾート。ラ ホヤという地名は、スペイン語の「宝石」という意味で、その変化に富んだ丘陵地…
【サンディエゴ】車がなくても大丈夫!観光スポットを自由自在に移動する交通手段
目次
ダウンタウン〜サンディエゴ近郊を結ぶ「MTSトローリー&バス」
サンディエゴの交通手段として便利なのが、ダウンタウンの中心から近郊を結ぶ公共交通機関「メトロポリタン トランジット システム(MTS/Metropolitan Transit System)」のトローリーとバスです。
Gaslamp Quarter Trolly Station
MTSトローリー路線図
MTSトローリーには、グリーンライン(Green Line)、オレンジライン(Orange Line)、ブルーライン(Blue Line)の3路線があり、それぞれ約15分間隔(夜間は約30分間隔)で運行。この3路線のうち、観光でよく使うのがグリーンラインで、「ガスランプ クォーター(Gaslamp Quarter)」、「シーポートビレッジ(Seaport Village)」、「リトルイタリー(Little Italy)」、「オールドタウン(Old Town)」などの人気観光スポットや大型ショッピングモールがある「ファッションバレー(Fashion Valley)」にもグリーンラインで行くことができます。
MTSバス路線図
多くのバスルートを網羅した「MTSバス」がそれぞれ循環しており、トローリーと共通のチケットで利用できます。
MTSトローリー&バスの運賃等について
運賃は大人片道一律2.50ドルで、大人1人につき5歳以下の子どもが無料(土日は12歳以下の子供2人まで無料)。1日に3回以上トローリーやMTSバスを利用するなら、共通で使える1日パス(1-Day Pass)が便利で、コンパスカード(Compass Card)」というチャージ式のカード(2ドル)を購入します。(トランジットステーション、ストア、各駅のチケット売場で購入可)
各チケットは、現金、クレジット、デビットカードで支払うことができ、現金の場合は1,5,10,20ドル札とペニー以外のコインを使用。(ただし、ほとんどの駅でおつりは5ドルまでとあるので、大人1人分のチケットに10ドルを入れてもおそらく5ドルしか戻ってこない)。
トローリーには改札はないのでそのまま乗車し、乗降する際はドア付近に設置してあるボタンを押してドアを開けます。またバスを下車するときは、停留所の手前で車内の両側に張ってあるひもを引っ張るとストップサインが出ます。
MTS Bus
行き先のルート検索と便利なスマホアプリ
行き先のルート検索には「トリップ プランナー(Trip Planner)」が便利。また「スケジュール&リアルタイム(Schedule & Real Time)」で時刻表などの詳細がチェックできます。
またスマホを持っているなら「OneBusAway」というアプリを使うとバスのリアルタイム情報が得られます。
Gaslamp Quarter Trolly Station
ダウンタウンとコロナドをつなぐ「コロナドフェリー」
サンディエゴ ダウンタウンの対岸にあるコロナドアイランドへは「MTSバス/#901」のほか、「コロナドフェリー(Coronado Ferry)」を利用することができます。
フェリーチケットは片道5ドル(3歳以下は無料)。コンベンションセンター前( 600 Convention Way)と、USSミッドウェイ博物館近くのコロナドブロードウェイピア(990 N. Harbor Drive)の乗り場から、コロラドアイランド北岸のコロラドフェリーターミナル(1201 First Street)までの乗船時間は約15分です。
Coronado Bridge view from San Diego Convention Center
乗り降り自由の「トローリーツアーズ」
オールドタウンをはじめ、エンバカデロマリーナ、シーポートヴィレッジ、ガスランプクォーター、コロナド、バルボアパーク、リトルイタリーなどサンディエゴ ダウンタウンの主要な観光スポットを巡回する「トローリーツアーズ(Trolley Tours)」は、ホップ オン ホップ オフ バス。1日券もしくは2日券のパスで10箇所の停留所を何度でも自由に乗り降りすることができます。
Hop on Hop off Tour Trolley
気軽に便利な電動スクーター
サンディエゴの交通手段のひとつとして便利なのがキックボードのような形をした電動スクーター。2018年頃からアメリカ西海岸で「リフト(Lyft)」、「バード(Bird)」「ライム(Limes)」(2020年1月サービス終了)などのシェアリングサービスの展開が加速し、今や欧米において大ブーム!地元民だけでなく、観光客の足としても使える電動スクーターです。(最初にパスポートなど個人情報の登録が必要)
Electric Scooters