夏〜秋の旬フルーツでつくる「イチジクジュース」で美肌&腸美人!

イチジクは6月〜7月の夏果と8月〜10月の秋果で2回の旬がありますが、実際は8月頃から店頭で多く見かけるようになります。美肌&腸美人にひと役買ってくれるスーパーフルーツの「イチジク」。夏の紫外線によってダメージを受けた肌を旬の美味しいフルーツで美肌になれたら嬉しいですね。さらに女性ホルモンのエストロゲンに似た成分も含まれているので、更年期障害やホルモン調整にも効果的な女性のための天然美容サプリメント!今回はそんな素晴らしい旬のイチジクを使った「イチジクジュース」の作り方を紹介します。

スーパーフルーツ「イチジク」の栄養素

イチジクには独特の成分フィシンのほか、ペクチン、カリウム、クエン酸、ポリフェノール、鉄、カルシウム、ビタミンCなどの栄養素が含まれています。

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ダイエットに効く「フィシン」

フィシンは、イチジクを傷つけると出る白い乳液に含まれている成分で、タンパク質分解酵素や脂肪分解酵素があり、ダイエットに最適!消化促進作用や二日酔いを防ぐ効果があるので、食べ過ぎやお酒を飲んだ後などもイチジクを食べると良いとされています。また、フィシンは痔や水虫の外用薬に利用されているほか、炎症を押さえる作用があり、胃炎や喉の痛みなどにも有効です。

便秘改善に効果的な「ペクチン」

イチジクに多く含まれる水溶性の食物繊維「ペクチン」には、血糖値の急激な上昇を抑え、コレステロール値の上昇を抑制する働きがあるほか、消化促進と腸の働きを活発にする作用があり便秘改善に効果的!ペクチンを豊富に含むキウイフルーツや皮付きのリンゴを加えることでさらに効果が高まります。

むくみを改善する「カリウム」

細胞の浸透圧の維持、神経刺激の伝達、心臓機能や筋肉機能の調節、細胞内の酵素反応の調節などの働きがあるほか、体内の余分な塩分の排出作用による高血圧予防、利尿作用による腎臓病、膀胱炎、心臓病など身体のあらゆるむくみをとる効果などがあります。

疲労回復に優れた「クエン酸」

クエン酸などの有機酸は、カルシウムの吸収を助け、骨を丈夫にする働きや、腸内環境を整え悪玉菌を減らす作用、また乳酸の代謝を高め、疲労物質を体内で作らせない効果があるので、疲労回復に役立ちます。

「イチジクジュース」のつくり方

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【材料/2人分】

イチジク 1個
りんご 1/2個 もしくはキウイフルーツ1個
レモン果汁 小さじ2
マヌカハニーもしくはハチミツ 小さじ2
ミネラルウォーター 100ml

【作り方】

  1. イチジクは皮をむき、レモンとりんごは皮と種を取り除く。
  2. すべての材料をミキサーにかけて出来上がり♪

ひとくちメモ

お好みでヨーグルトを加えると、腸内環境と美肌効果がさらにアップしますよ!