栄養素がたっぷりの「キウイ フレッシュジュース」で美容・健康力をアップ!

「キウイフルーツ」は、栄養バランスの良い多くの栄養素をたっぷりと含んだ健康・美容効果の高いフルーツの王様!国産を含めニュージーランド産やチリ産など1年を通して安定的に供給されている果物なのでいつでも簡単に手に入る果物ですね。加熱に弱い栄養素もあるのでフレッシュジュースにして飲むのがオススメ。新鮮なキウイを生でまるごとたっぷりいただきましょう♪

フルーツの王様「キウイフルーツ」の栄養素

フルーツの王様と言われる「キウイフルーツ」には独特の成分アクチニジン(酵素)を含むほか、疲労回復のビタミンC、腸内環境を整える食物繊維、塩分の排出を促すカリウム、老化予防・美肌効果のあるビタミンE、貧血予防に有効な葉酸や有機酸、抗酸化作用のポリフェノールなど、健康や美容に必要な豊富な栄養素がぎっしりと含まれています。

美肌効果と疲労回復の「ビタミンC」

キウイフルーツには100g中約70mgもの豊富な「ビタミンC」が含まれています。 強い抗酸化作用があるビタミンCは免疫機能を維持し、風邪の予防や疲労の回復などに効果があるほか、紫外線やストレスなどで受けたダメージ肌を回復してくれるスキンケアに役立つ栄養素。コラーゲンの生成を助け、メラニン色素の生成を抑えるので美白効果もあります。

腸内環境を整える「食物繊維」

バナナの2本分とも言われるほどキウイフルーツには「食物繊維」が100g中約2.5g含まれています。水溶性の食物繊維であるペクチンが多く含まれており、血糖値の急激な上昇やコレステロール値の上昇を抑制する働きがあるほか、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える作用や便秘解消、また腸内フローラの改善による便秘になりにくい体質を作り、免疫力を向上させてくれます。

むくみを改善する「カリウム」

キウイフルーツには、皮と果肉に豊富な「カリウム」を含んでいます。塩分を多く摂取してしまったときに食べると、体内の余分な塩分の排出作用による高血圧予防や生活習慣病などの改善、利尿作用による腎臓病、膀胱炎、心臓病など身体のあらゆるむくみをとる効果があるほか、カリウムには細胞の浸透圧の維持、神経刺激の伝達、心臓機能や筋肉機能の調節、細胞内の酵素反応の調節などの働きがあります。

美肌効果のある「ビタミンE」

キウイフルーツには100g中約1.3mgというフルーツの中ではトップクラスの「ビタミンE」が含まれています。ビタミンEには強力な抗酸化作用があり、活性酸素の発生を抑えてくれるビタミンのひとつ。細胞の酸化を防ぐ作用が強く、がんや老化・動脈硬化の原因となる過酸化脂質(中性脂肪やコレステロールなどの脂質が活性酸素によって酸化されたもの)の生成を抑制し血管を健康に保つほか、末梢血管を広げ血行を良くする働きがあるので肌荒れ、肌のくすみ、シミ・シワなどの老化防止にも効果があります。

貧血予防の「葉酸・有機酸」

キウイフルーツには、妊婦の方の必須成分である「葉酸」も豊富!また、細胞の分化に働くので胎児の正常な発育にも欠かせないビタミンと言われています。正常な造血機能を保つために必要な栄養素でもあり、不足すると貧血や神経障害が起こります。

また、キウイフルーツに含まれる酸味の素「有機酸」(キナ酸・クエン酸・リンゴ酸など)には、筋肉を使うときに作られる乳酸の生成を抑制し、鉄の吸収を高める作用などがあり、疲労回復や貧血予防に役立つと言われています。

抗酸化作用が高い「ポリフェノール」

酸化によって正常な細胞を傷つけ、動脈硬化や高血圧など様々な病気の要因となる活性酸素。キウイフルーツに含まれる「ポリフェノール」には、ビタミンCやビタミンEと同様に体内で過剰に生成される活性酸素を除去する強力な抗酸化作用があります。

タンパク質を分解する「アクチニジン」

キウイフルーツにはタンパク質を分解する酵素「アクチニジン」が含まれているため、消化を助けて効率よく栄養を吸収しやすくしてくれる作用があります。酢豚に使われるパイナップルのように、肉や魚を調理前にキウイが入ったソースなどにつけておくとアクチニジンが持つタンパク質分解酵素によって、素材が柔らかくなり栄養価も高まります。

ちなみに、キウイフルーツを入れたゼリーなどを豚由来のゼラチンで作ると、分解酵素が働いて固まらなくなるのはこのため…キウイゼリーを作るときは植物由来の寒天を使うことで固まるようになります。

アレルギーにはご注意を…

「アクチニジン」は口の中や喉がイガイガして腫れたりするなどのアレルギー症状を起こす可能性があります。人によってはアナフィラキシーショックを起こしてしまう場合もあるようなので、異常を感じたら病院へ行くようにしましょう。

キウイフルーツを甘く追熟する方法

キウイフルーツは、熟して果肉に含まれるブドウ糖や果糖が増えるにつれ、ビタミンCも増えていくという果物。固めのキウイフルーツを購入して早く食べたいという場合には、リンゴと一緒に常温で保管すると早く熟します。これは、りんごから放出されるエチレンガスに、キウイフルーツを甘くする作用があるためで、バナナで代用することもできます。

または少し潰れたキウイフルーツ(柔らかくなった部分からエチレンガスを放出)を一緒に袋に入れておくだけでも早く熟します。

「キウイフレッシュジュース」のつくり方

キウイジュースの材料【2人分】

 

キウイ 1-2個 

ヨーグルト 50ml(お好みで)

ミネラルウォーター 150ml(ヨーグルト抜きの場合200ml)

レモン汁 少量 

マヌカハニーまたはハチミツ 適量 

クラッシュアイス(お好みで)

 

キウイジュースの作り方

1.キウイフルーツの皮をむきカット、レモン汁、ヨーグルト、ミネラルウォーターを加えてミキサーにかけます。

2.ある程度混ざったらマヌカハニーを入れて再度ブレンドして出来上がり!

甘さは自分のお好みで調整してください。

ひとくちメモ

キウイフルーツはミキサーにかけすぎると苦味が出るので気をつけてくださいね!