【東京下町風景】およそ1300年の歴史持つ石浜神社と境内の茶屋「石濱茶寮〜楽〜」を訪問

およそ1300年の歴史ある古社「石浜神社」

石浜神社は、神亀元年(724)の創建以来、約1300年の歴史がある古社(ご祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ / 伊勢の内宮のご祭神)と豊受大御神(とようけのおおみかみ / 伊勢の外宮のご祭神)。

東に隅田川、西に富士、北に筑波を遠望する清浄な神域にふさわしい地で、江戸時代には、朝日神明宮、石浜神明宮、橋場神明宮、真先神明宮とも呼ばれ、総本社の伊勢神宮の代わりに参拝する人々が絶えなかったという由緒ある神社です。


石浜神社
東京都荒川区南千住3-28-58

浅草名所七福神の「寿老人」を奉安

石浜神社には、浅草名所七福神巡りの延命長寿の神として「寿老人」が奉安されています。➡浅草名所七福神

石浜神社本殿と末社

天照大神をご祭神とする本殿と本殿右側の末社(左から江戸神社、北野天満宮、妙義八幡神社、寿老人、宝得大黒天、真先稲荷神社)。

「豊受姫神(とようけひめのかみ)」を祭神とする「真先稲荷神社」は、奥宮・招来稲荷神社に出現するという「お出狐」が有名で、江戸時代中期から参拝者が増え、1757年頃には、吉原豆腐でつくった田楽を食べさせる田楽茶屋が立ち並んでいたと言います。

末社の前には、招来(おいで)稲荷神社、白狐祠のほか、富士山を遥拝することができる富士遥拝所があります。

毎年11月23日(祝)に開催される「新嘗祭」

毎年11月23日勤労感謝の祝日は、稲の収穫を祝い翌年の豊穣を祈願する古くからの祭儀「新嘗祭(にいなめさい・しんじょうさい)」が催され、式典のあとの餅つき大会ではお雑煮やお餅が振る舞われます。

※コロナウイルスの影響で残念ながら2021年も餅つき大会は中止のようです。

石浜神社の境内にある「石濱茶寮〜楽〜」

石浜神社の境内にある「石濱茶寮」は、ご鎮座壱千参百年記念境内整備計画(2024年に1300年目を迎える)に基づき2020年12月にオープン。テラス席のある和風情緒の店構えで、昼はカフェ・ランチ、ライトアップされる夜は居酒屋としてお酒が飲めます。

営業時間は、甘味が11:30〜16:00、ランチタイムが11:30〜14:00、夜が17:00〜21:30で、火・水は定休日です。

「石濱茶寮」のカフェタイム

炭火焼き団子やあんみつなどの甘味のほか、サクサクのラングドシャコーンに濃厚な味わいの人気ソフト「クレミア」もあります。

また、コーヒー界のパイオニアでもある自家焙煎珈琲の名店「珈琲バッハ」のコーヒーがいただけるのも嬉しいポイント!香り豊かな美味しいコーヒーがいただけます。

炭火焼鳥、ポテト、唐揚げなどの一品料理メニューもあるので、ちょっと小腹が空いたというときにも軽く立ち寄ることができますね。江戸時代の境内茶屋で名物だったという豆腐田楽も食べられます。

「石濱茶寮」のランチ

ランチタイムは、蕎麦や親子丼・天丼セットなどのメニューがあります。ちなみに料理等で使われる水は、境内にある井戸水(御神水)が使用されているそうです。

写真左:味噌汁・漬物付きの上天丼 写真右:そば・漬物付きの上天丼セット


石濱茶寮〜楽〜
荒川区南千住3-28–58石浜神社境内

隅田川沿いの遊歩道を歩く

浅草駅からは石浜神社までは徒歩で30分ほど。腹ごなしに隅田川沿いの遊歩道をウォーキングするのも気持ちが良いですよ。

水辺にはカモメのほか、アオサギやヒメウなどの姿も見られます。

白鬚橋とスカイツリーを背景にたなびくススキの穂。もうすっかり秋ですね🍁