鎌倉・七里ヶ浜にある「アマルフィイ カフェ(AMALFI CAFFE)」は、近くに点在するイタリアンレストラン「アマルフィイ デラセーラ」や「リストランテ アマルフィイ」の姉妹店。3店舗共に湘南の海が…
【神奈川・鎌倉】湘南の海沿い「鎌倉パークホテル」に宿泊して極上鎌倉フレンチをいただく♪
2019年7月、鎌倉散策の人気エリア「坂ノ下」の海岸沿いにある「鎌倉パークホテル」に宿泊してみました。 こちらのホテルはITS健保の契約宿泊施設(夏季限定)にもなっていて、7月初旬の日程で応募してみたところ見事当選!今回の記事はITS健保組合員として利用した「鎌倉パークホテル」についての体験レビューです。
目次
いざ鎌倉へ!
「鎌倉パークホテル」は、鎌倉・由比ヶ浜と稲村ヶ崎の間の海辺に建つヨーロピアンスタイルのリゾートホテル。
最寄り駅は江ノ電の「長谷駅」で、鎌倉パークホテルまでは歩いて12分ほどと微妙に距離がありますが、坂ノ下の路地裏を散策しながら、また湘南の海を眺めながら歩いているとあっという間に到着です。
荷物が多くて歩きたくない場合は鎌倉駅からタクシー(約10分)を利用しても良いですね。また車の場合は、駐車場完備(80台/利用時間内無料)です。
▼周辺情報
由比ガ浜 – 徒歩約5 分
稲村ヶ崎海水浴場 – 徒歩約10 分
鎌倉海浜公園 – 徒歩約15 分
長谷寺 – 徒歩約15 分
鎌倉大仏 – 徒歩約18 分
国道134号線から逗子方面の眺めと海沿いに建つ「鎌倉パークホテル」
チェックイン30分前に「鎌倉パークホテル」に到着
最寄りの駅は長谷ですが、極楽寺駅近くの「Umi鎌倉」でランチをいただいたので、成就院の前の緩やかな下り坂を歩き、坂ノ下の路地裏を散策してからホテルへ。
14時のチェックイン時間の30分前に到着してしまったものの、部屋は準備OKだったためすぐに案内してもらうことができました。
鎌倉パークホテルの接客&サービスはクオリティが高い!
ホテルに入ると正面には元気いっぱいの生花のお迎え花が飾られ、フロントの横には喉を潤す冷たいドリンクが用意されていました。
チェックインの際にディナーと朝食のスタイル(洋食か和食かをチョイス)と時間を決めます。フロントスタッフの方は、穏やかなゆっくりとした口調でありながら機敏な動きが素晴らしい!
客室まで案内するまでの朗らかな会話にもほっこり。簡潔に部屋の案内をしてくれたあとは、とても心地よい気分になってリラックスすることができました。(このあと、外に出かけるときもすかさず玄関まで歩み寄り、近所を散歩をしてくるというと周辺マップを渡し見送りをしてくれました。)細かい配慮で終始心地良い対応。鎌倉パークホテルの接客&サービスはクオリティが高いと感じました。
「カフェラウンジ」とフレンチレストラン「ペルゴーラ」
フロントの横にはゆったりと寛げる「カフェラウンジ」があります。ショーケースには美味しそうなスイーツがズラリと並び、ドリンク付きのケーキセットもお手頃。チェックイン前後にこちらでカフェタイムを過ごしても良さそうです。
カフェラウンジを通り抜けたところにフレンチレストラン「ペルゴーラ」があり、朝食・ランチ・ディナーをいただくことができます。
ITS健保で宿泊した場合は朝食・夕食つき!フレンチもしくは和食を選べますが、ディナーはペルゴーラの鎌倉フレンチがオススメです!!
鎌倉パークホテル・スタンダードツインの客室
鎌倉パークホテルの客室は、スタンダードツイン(28室)、デラックスツイン(4室)、和室(10室)、オーシャンツイン(2室)、洋スイート(1室)、和洋スイー(1室)の6タイプで全46室。
ちなみにITS健保で提供される客室は3名定員のスタンダードツインもしくは5名定員の和室で、案内されたお部屋は3階のほぼ中央洋室のスタンダードツイン307号室でした。
イタリア家具と調度品
客室は34m²とゆったりめの広さ。アンティークなパイン仕上げのイタリア製輸入家具が揃ったこだわりの内装です。
客室のWi-Fi(無料)もサクサクと快適でした。
窓から望む湘南の海
すべての客室がオーシャンビュー。ちょっと電柱と電線が邪魔ですが…出窓があって海が眺められるようになってます。
大理石を贅沢に使ったバスルーム
大理石に囲まれたバスルームは結構広め。深めのバスタブなのでアメニティのバスソルトでゆっくりバスタイムを過ごすことができました。また、女性用アメニティとしてハーバーの無添加スキンケアセットがついています。(ドライヤーは備付)
客室の備品
客室には加湿空気清浄器があってすでに稼働、綺麗な空気で快適な空間です。お茶セットはドリップコーヒーと、なんと「マイティーリーフ」のオーガニックティーがあるじゃないですか!高品質な茶葉やハーブのみを取扱うサンフランシスコ生まれのティーブランドですが、思わぬ場所で出会えて感動です☆
冷蔵庫には2本のミネラルウォーター、お茶用のいろはすウォーターが用意(すべて無料)されており、こちらも嬉しいサービスです。
坂ノ下の銘店「力餅家」でゲットした求肥力餅をマイティーリーフでいただく贅沢なお茶タイム
その他のサービス施設「酵素風呂」
鎌倉パークホテルには温泉大浴場はありませんが、米ぬかをつかった「酵素風呂」というものがあります。
「ペルゴーラ」にて鎌倉フレンチコースのディナー
ディナーは1階の「カフェラウンジ」の奥にあるフレンチレストラン「ペルゴーラ」にて鎌倉フレンチをいただきました。(和食を選択する場合は「和みなもと」へ。)
まずは鎌倉ビールの生を注文。料理は、アミューズ・本日のスープ・鮮魚のポワレ・メインディッシュ・デザートのコースで、本日のスープ(3種)とメインディッシュ(5種)はオーダーの際にチョイスします。
ビールの次に運ばれてきたのは熱い石のプレートにのせられた温かいパン。(ミニバケット、ふんわりまろやか 米粉パン、くるみとマロングラッセの甘いパン、カシスとベリー赤ワイン風味のパン)
そのままで食べてもそれぞれ独特の食感と味わいが楽しめるし、付け合せのバターやオリーブ&バルサミコ酢をつけていただいてもとっても美味しい!このあと運ばれてくる料理の数々でお腹一杯になってしまいましたが、お代わり自由なので食べられる方は、是非パンのおかわりを☆
アミューズ
コンソメスープがかかった人参のムースと蒸し鶏。甘みのあるまろやかな人参のムースで一気に食欲増進です。
獲れたて鮮魚のポワレ
新鮮な鎌倉・三浦野菜のまわりにアジ・コチなどの鮮魚やタチウオのポワレなどが10種ほど並んだ贅沢な1品!さっぱりとしたジェノベーゼのドレッシングとの相性も良く、大変ゴージャスな味わいです。
本日のスープを3種からチョイス
本日のスープは、温かいじゅん菜のコンソメスープ、冷たいそら豆のスープとじゃがいものスープの3種類。どれも魅力的ですが、私は温かいスープ、夫はじゃがいもの冷製スープをそれぞれ選択。
じゅんさいスープはツルツルでプリップリの弾力!大粒のゼリーが入っている?!と思ってしまうような新鮮なじゅんさいでした。
クリじゃがいもとも呼ばれている甘みのあるキタアカリを使ったじゃがいもの冷製スープは、普通のビシソワーズと違って中にコンソメジュレが入っていて2度美味しい。どれも手間と時間をかけたスープです。
鯛とカニのポワレ
ピーマンとナスが添えられた鯛とカニのポワレ(その下にはリゾットのような仕上げのクスクスとシラス)。サフランで黄色に色づけられたフランスワインが隠し味のソースを絡めながらいただきます♪
メインは「特選牛肉の網焼き」
鎌倉・三浦産の焼き野菜と網焼きの特選牛肉をミディアムレアで…。ステーキソースも美味しかったですが、トリュフとキノコをすり潰したパテ・シャンピニオンとのコンビネーションが最高です!個人的にはトリュフが苦手なのですが、こちらはとってもマイルドなテイストで絶品でした☆
本日のスペシャルデザート
濃厚なミルクプリンの上に、ライチゼリー、甘酸っぱいグレープフルーツ2種、爽やかなグレープフルーツシャーベットなどがのったスペシャルデザートは絶妙なバランスでほどよいサイズ。
チョイスしたカフェオレには、自家製のクッキー類(チョコのフィナンシェ、マンゴーとパッションフルーツのゼリー、ヘーゼルナッツのクッキー)が添えられました。
一品一品がどれも味わい深く、また食べに行きたく成る素晴らしい鎌倉フレンチコースです!
「和みなもと」にてお重の和朝食
朝食は、フレンチレストランの洋食メニューも美味しそうですが、たくさんの料理がつまったお重の和食が一段と魅力的!ということでチェックインの際に予約した朝食は1階にある和食レストラン「和みなもと」。
店内は黒と朱を貴重にした重厚な雰囲気で、ところどころに飾られた色とりどりの鮮やかな生花が目を引きます。
西京焼きと建長寺和尚直伝の「けんちん汁」
この日の焼物は、目鯛の西京焼きと酢蓮根。そして椀物は、「けんちん汁」の発祥地として有名な「建長寺」の和尚直伝でつくられたというけんちん汁!牛蒡、人参、椎茸、里芋、蓮根、蒟蒻、豆腐が入った素朴な優しい味です。(ごはんは白米で、お櫃がついてきます。)
鎌倉・三浦など地元産料理が詰まったお重
お重の中身は、1ノ段に野菜サラダ、しらすおろし、小松菜・菊花・木の子の煮浸し、2之段に温泉卵ジュレかけ、根菜きんぴら、三浦野菜浅漬け、三浦港直送鮪の南蛮漬け、辛子明太子、由比ヶ浜あかもくとろろ、麩まんじゅう。鎌倉・三浦など地元産の料理が詰まったお重です♪
食後のコーヒー
食後はコーヒーを出してくれます。一緒にお重に入っていた麩帆(ふはん)の麩饅頭をいただきました。(和食レストランなのでおそらく頼めばお茶も出してもらえると思います…)
麩饅頭は珍しい生麩の饅頭で、モチっとした弾力のある生麩に上品なこしあんが入っていてとっても美味しい。丁寧に包まれた笹の葉を開けるとふわっと笹の香りが広がります。ちなみに「麩帆」の店舗は由比ヶ浜駅の近くにあります。
鎌倉パークホテル
神奈川県鎌倉市坂ノ下33-6
0467-25-5121
長谷〜七里ヶ浜周辺 マップ
まとめ…
鎌倉パークホテルは、7〜9月の期間限定でITS健保の保養施設にもなっており、2食付きで通常の宿泊価格の半分以下で利用できるとあって抽選の応募は激戦中の激戦!去年は週末の応募がすべて落選したため、今年は(あわゆくばまだ紫陽花も見れるかも?!という希望も兼ねて)7月初旬の平日(1泊のみ・部屋指定ナシ)を狙って応募してみたところ、すんなりと当選。先月の箱根激戦エリアの「トスラブ和奏林」の当選に続きラッキーでした!
鎌倉は東京からも近いので日帰りでも十分楽しめますが、時には湘南の海風を感じるホテルに泊まってゆっくり過ごすのも良いものです。
今回はあいにくの天気でしたが、ホテルのサービスとしてレンタルサイクル(ギア付き/4時間以内1000円、1日2000円)もあるので、晴れていれば自転車で江ノ島や逗子・葉山方面までサイクリングするのも気持ちが良さそうですよ。
ITS健保の組合員の方もそうでない方も、是非一度「鎌倉パークホテル」で優雅な休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。