【栃木・日光】瀬戸合峡遊歩道(川俣ダム〜渡らっしゃい吊り橋)紅葉散策

奥鬼怒の景勝地「瀬戸合峡」の川俣ダムへGO!

奥日光紅葉ドライブ2日目、霧降高原経由で奥鬼怒の景勝地「瀬戸合峡」にある川俣ダムを訪問しました。

日光市街から約1時間で瀬戸合峡遊歩道入口前にあるダム駐車場に到着。駐車場、見学共に無料です。

栃木県最大の人造湖「川俣湖」

ダム駐車場から川俣ダムまでの舗装された長いスロープ(400m)を下っていくと、途中で鬼怒川が川俣ダムによって堰き止められた栃木県最大の人造湖「川俣湖」の一部が見えてきました。

紅葉する山々に青い空と川俣湖の濃いターコイズブルーの対比が美しい…

川俣ダム資料室

まずは資料室に立ち寄って情報収集です。こちらでは川俣の文化・歴史と合わせて、川俣ダム建設の記録などを紹介しています。

開館時間:9:00~16:00

休館日:冬季閉鎖期間(11月27日~4月24日)

※鬼怒川の上流に位置するアーチ式コンクリートダム「川俣ダム」(高さ117m 長さ131m)は、下流河川の氾濫を防ぐ洪水調節、農業用水の供給、発電を目的として1966年(昭和41年)に完成。

体験コーナーにあるローラーゲートから放流される迫力映像は必見です!

川俣ダムの天端を歩く

ダムの堤体の上は幅広の歩道になっていて歩くことができます。

川俣ダム・天端からの絶景

眼の前には岸壁にかかる吊橋がアクセントになった瀬戸合峡の壮大な景色が!小さな補助放流設備からの放流も見られました。荒々しい岩肌が紅葉を引き立てている…まさに絶景です!

望遠レンズから吊り橋の手前にある天使の鐘を鳴らす人たちも見えました。ミニ望遠鏡を携帯していくと良さそうですよ☺︎

瀬戸合峡遊歩道へ

瀬戸合峡遊歩道入口から渡らっしゃい吊り橋までは、急なアップダウンコース!あずまやから下り160段の後、190段の上りが続きます。段差の高い箇所もあるので足元には十分ご注意を…

クマが出没するということで入口に熊鈴の貸出ボックスが設置してありました。注意事項をよく読んでからいざ出発!

「ハチ・アブ・サルのふんに注意」

遊歩道には所々に「ハチ・アブに注意」「サルのふんにご注意ください」などの看板が…。手すりにつかまりながら階段を昇っていたらいきなりさるのフンらしきものを発見。危なかったです。

ハチ(活動時期5〜11月)やアブ(活動時期6〜9月)も活発化する暖かいシーズンには特に要注意ですね。

天使の鐘

吊り橋の手前にある天使の鐘を鳴らしてみました。カンカーンと大きな音が空に響き渡ります。

渡らっしゃい吊橋を歩く

瀬戸合峡にかかる「渡らっしゃい吊橋」の川床からの高さは100m(標高950m)。高所恐怖症なのでさすがに下を覗き込むことはできませんでしたが、幅が広めのガッチリとした吊り橋だったのであまり恐怖感なく歩くことができました。

渡らっしゃい吊橋・瀬戸合峡遊歩道開放時間 9:00〜16:00 (入場は15:00まで)

開放期間 4月28日〜11月下旬(期間中無休、冬期は積雪のため閉鎖)

渡らっしゃい吊橋からの眺め

渡らっしゃい吊橋からは川俣ダムを正面に捉えることができました。

あとがき

川俣ダムは今回宿泊したペンションのオーナーに教えてもらい急遽訪問したのですが、さすが地元の方のオススメ!素晴らしい絶景を見ることができ訪問して大正解でした。

冬眠の準備に入る秋口は、クマがエサを求めて活発に活動する時期のようなので、 ちょっとビビり気味の山道でしたが、整備された遊歩道で、時々人がおしゃべりしながら行き交っていたのでクマに遭遇することなく無事帰還!川俣ダム管理支所付近でもクマが出没しているようなので、クマの活動期中は人が少ない時間帯や一人歩きの山道は避けたほうが良さそうですね…。

ダムと峡谷を高台から見下ろすことができる瀬戸合見晴休憩舎「見晴茶屋(標高1040m)」にも立ち寄りたかったのですが、休業中ということで残念でした。(ちなみに、ここ見晴茶屋は2012年の公開映画「セイジ -陸の魚-」のロケ地だそう。セイジ(西島秀俊)が営むドライブイン「HOUSE475」という設定。)