【静岡・伊東】伊豆半島の温泉処「ホテルハーヴェスト伊東」に泊まってみました

2023年2月中旬、伊豆半島東の温泉処にある「ホテルハーヴェスト伊東」に宿泊しました。那須・蓼科・軽井沢・勝浦・京都・南紀田辺など、人気のリゾート地にホテルを展開する「ホテルハーヴェスト」は東急不動産グループが運営、ハイクォリティーなリゾートライフが満喫できる会員制を兼ねたリゾートホテルです。今回は「ホテルハーヴェスト伊東」にITS健保組合員として利用しました。

「ホテルハーヴェスト伊東」に到着!

都内から伊東までは東名高速または横浜新道経由で約3時間。小田原の国道135号線からは約1時間で「ホテルハーヴェスト伊東」に到着です!地下駐車場の利用には1滞在につき550円(税込)です。(滞在中の出庫にはフロント発行の駐車券が必要)

電車を利用する場合は、伊東駅からホテルハーヴェスト伊東までシャトルバス(運賃100円)が利用できます。駅から歩いても約12分ほど。お土産さんなどを見ながら歩いていたらあっという間にホテルです。

天城東急リゾートシャトルバス時刻表


ホテルハーヴェスト伊東
静岡県伊東市竹の内1-5-14
0557-38-6373

2階フロントにてチェックイン

正面玄関を入った1階は、2つのレストランがある和テイストなフロア。2階のフロントにはエレベーターもしくはエスカレーターであがります。地下駐車場からエレベーターで直接2階フロントへ向かうこともできました。

まずはフロントにてチェックイン。今回は和洋室(定員2-5名)の部屋にキャンセルが出ていたので、空き照会申込みで予約したお部屋です。ちなみに「空き照会申込」は利用日の4日前まで予約が可能。また宿泊日の前日に大人2名から大人3名に人数変更ができました。

2階フロアその他の施設

2階のフロント・ロビーは広くてゆったりとした空間。売店(8:00-21:00)、卓球ルーム、ライブラリーラウンジなどもあります。

フロント前には販売用の茶器などが並ぶコーナーがありました。さすがお茶の名産地ですね☺︎

ライブラリーラウンジ

2階フロアの奥にあるのは、ワークスペースを兼ね備えたライブラリーラウンジ。広々としたセンスの良い空間です。

一席ずつコンセントがついていて、個別ブースもありました。

こちらでは飲み物や軽食をいただきながらまったりとした時間が過ごせそうです。

ホテルハーヴェスト伊東の客室

ホテルハーヴェスト伊東は3階から9階までが客室となっていて、今回の部屋は一番下の3階・3010号室。フロアの中央にトイレと、自動販売機・製氷機・電子レンジのコーナーがあり、その周りに客室があります。

他のハーヴェストホテルと比較すると、ハーヴェスト伊東の玄関前はかなり手狭な印象。トイレとバスルームも分かれていないユニットバスタイプでした。

基本的に会員制ホテルという事もあり、お部屋への案内、和室の場合の布団敷き等はありません。それは特に気にならないのですが、加湿機は給水されておらずちょっと面倒でした。確かポットの水も用意されていなかったと思います。

テレビ、デスク・チェア、冷蔵庫(空)、電気ポット、お茶セット、加湿付空気清浄機、金庫、浴衣など、必要な設備と備品はそろっています。フリーWi-Fiは、部屋の階数や位置によるのかもしれませんが、ちょっと接続がイマイチでした。

客室バルコニー

部屋は上の階は無理でも5.6階くらいにはしてもらえるのかな〜と期待していたら、まさかの3階(一番下の客室)。ということで残念ながら眺望は期待はずれ。ホテルの滞在で眺望は結構気にするタイプなのでかなりガッカリでした。ダメ元で上階のリクエストを出してみても良かったかもしれません。

和室で静岡名物のわさびナッツとチョコレートワッフルクッキーのお着菓子をいただいて、気を取り直しました☺︎ 部屋自体は清潔で広々としているのでゆったり過ごすことができます。

相模湾を見下ろせる温泉展望大浴場

温泉展望大浴場(15-24時、6-10時)が10階の最上階にあります。こちらは敷地内の源泉から引き込まれた塩化ナトリウム物泉の温泉で、腰痛や冷え性などの効能があるとのこと。内湯と露天のほかドライサウナ(海側)、ミストサウナ(山側)があります。

この日は生憎の曇りでしたが、晴れた日には山側の大浴場からは天城山、海側の大浴場からは相模湾や初島を望むことができるそう。海側・山側と、両方の温泉が楽しめるように、翌朝に男女入替えを行っています。

大浴場の隣には2つの貸切風呂(有料・要予約)もあります。


画像引用元:じゃらんHP

10階フロアのその他の施設

温泉大浴場の入口から温水プール(6-10時、15-24時)を利用することができます。とても気持ちよさそうでしたが、歩き回って疲れ果てているだろうということで水着の準備をしていなかったし、実際に体力も残っておらず…プール前に置かれた無料のマッサージチェアでリラックス。大変気持ちよく癒やされました☺︎

10階フロアには、温泉大浴場、貸切風呂、温水プールのほか、有料のカラオケルーム、ゲームコーナー、コインランドリーなどがあります。

ブッフェレストラン「旬彩 tsu・ba・ki」の食事

ホテルハーヴェスト伊東には、ブッフェレストランの「旬彩 tsu・ba・ki」と、コース料理の予約制レストラン「炭火会席 竹のうち」があり、ITS健保で予約した場合は「旬彩 tsu・ba・ki」にて朝夕2食のブッフェが付いています。

夕食は事前予約の5部制(17:20〜、17:50~、18:30~、19:00~、19:30~)、朝食は7:30〜10:00(最終入店9:30)となっています。浴衣での食事はNGで、うっかりスリッパを履いてきてしまった母が客室に戻るハメに…靴の履き替えをお忘れなく…。

メイン料理&ブッフェの夕食

ホテルハーヴェスト伊東の夕食は、1品チョイスのメイン料理&ブッフェのスタイル。ITS健保の場合、メイン料理は「サザエと地魚の炭火焼き(6,050円ブッフェ込)」でした。

他に「ふじのくにポーク塩麹焼き(4,950円)」「静岡産金目鯛の煮付け(7,150円)」「静岡産和牛のグリル(8,250円)」(すべてブッフェ込み)などがあり、差額(返金はない)を払うことで変更できるようです。

とはいえブッフェもあるのでそのままで十分!よっぽど食べたいなら別ですが。(実際のところ、メイン料理がやってきたころにはブッフェで結構な満腹状態だったので食べるのが大変でした…。)

メイン料理の「サザエと地魚の炭火焼き」

地元食材を使った数々のブッフェ料理

スイーツは、ミニサイズのケーキ・ゼリー・シュー・プリン等のデザートと、イチゴ、メロン、パイン等のフルーツがありました。

すでに個別の小皿に取り分けられているので見た目も綺麗ですね。ただ、好きなものを2個以上とりたいというときはトレーがかさばりそうです。

ホテルハーヴェスト伊東の朝食ブッフェ

朝食時間は予約の必要がないので、ちょっと遅めの8時半頃レストランへ。結構空いていたのでゆっくりと食事をとることができました。

朝食メニューは、冷奴、煮物、焼物、漁師飯、味噌汁などの和食と、肉料理、ウインナー、パン、フレーク、スープなどの洋食が並ぶブッフェ。炭火焼きコーナーのひものや、だし粉をかけた静岡おでん、かまぼこなどのご当地グルメが嬉しい。ライブキッチンでは手羽先が焼かれていました。

パンコーナーには、食パン、胚芽ロール、ドーナツ、アップルパイ、チョコパンなどのミニパンと、伊豆ブランドのジャムが並んでいます。

コールドクレマコーヒーとデザート

ドリンクコーナーとは別に、キーコーヒーのコールドクレマというコーヒーマシンがあったので飲んでみました。アメリカで話題となった泡を楽しむコーヒーなのだそうで、生ビールサーバーのように取手を倒して注ぎます(グラスを傾ける必要はない)。

デザートは、チョコレートフォンデュ、フルーツカクテル、クッキー、アイス、フルーツなど。パンはどれも美味しく、焼き立てのクロワッサンとドーナツはおかわりしちゃいました。

あとがき

ホテルハーヴェスト伊東は、伊東駅からも近く、温泉街も歩いてすぐという便利なロケーションでした。

フロントやレストランの接客に関しては、淡々と仕事をこなしているという印象で、全体的にリゾートホテルというよりはちょっと上質なシティホテルといった感じ。会員制ホテルなので宿泊客はシニア世代が多く、温泉も食事も落ち着いた雰囲気でした。

眺望が良い客室だったらそれだけでテンションも上がったと思うのですが、期待に反して景色が見えない一番下の階だったのが残念。口コミ通り部屋は当たり外れがあるようです。