【イタリア・トスカーナ】レンタカーでオルチャ渓谷の絶景を巡る旅②

2017年冬、「オルチャ渓谷」(現地では「ヴァル・ドルチャ(Val d’Orcia)」)をレンタカーで巡る旅をしました。

今回は、モンテプルチャーノ〜モンティッキエッロ〜ピェンツァのドライブ巡り「レンタカーでオルチャ渓谷の写真スポットを巡る旅①」「オルチャ渓谷が一望できるピアンツァを訪問」に続く記事です。

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オルチャ渓谷の写真スポット マップ

サン クウィリコ ドルチャの近くにある「ヴィタレータの聖母礼拝堂」、カステルヌオーヴォ・デッラバテの「サンタンティモ修道院」、カスティリオーネ・ドルチャの「テンテーナノ要塞」、バーニョ・ヴィニョニの近くにある有名なアグリツーリズモの糸杉並木など、写真スポットを巡りました。

写真スポット1「ヴィタレータの聖母礼拝堂」

ピエンツァの次に向かったのは、オルチャ渓谷を象徴する風景で有名な「ヴィタリータの聖母礼拝堂(Cappella della Madonna di Vitaleta)」。トスカーナの風景写真や映像にもよく登場するスポットです。場所はピエンツァとサン・クイーリコ・ドルチャの町のちょうど中央あたり、ヴィタレータの農村部にあります。

ピエンツァの丘を望む

SP146から細い砂利道に入ってすぐに1ヶ所、途中に2ヶ所の分岐点があるので全て右方向へ進むこと約1.5km、礼拝堂に続く道に出ます。そこから北東にピエンツァの街並みが見えました。

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礼拝堂に続く道は鉄柵の門が閉まっていて入れないため、門の手前に駐車。礼拝堂まで約600mのほのぼのとしたあぜ道をゆっくり徒歩で向かいました。

サン・クイーリコ・ドルチャ(San Quirico d’Orcia)周辺

少し歩いては足を止め、樹々の紅葉、なだらかな曲線の丘陵、緑色や土色のグラデーション、光と影のコントラスト…どこに焦点をあてても絵になる景色をじっくり堪能。南西側ににサン・クイーリコ・ドルチャ周辺の街並みも見えました。

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田園風景の中の美しい糸杉並木

のどかな田園風景の中に点在するレンガ造りの家、まっすぐのびる直線の糸杉や緩やかに続く曲線の糸杉の並木…どこを切り取っても趣深い風景です。

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ヴィタリータの聖母礼拝堂(Cappella della Madonna di Vitaleta)

歩いて約10分ほどで礼拝堂に到着。小さいながら高さのある礼拝堂です。以前、安置されていたというヴィタレータの聖母は、1870年にサン・クイーリコ・ドルチャのヴィタレータの聖母教会(Chiesa della Madonna di Vitaleta )に移されたそうです。

幸運にも誰もいない静かな礼拝堂を拝見することができました。オフシーズンの冬は、観光客が少なく景色も良いので、逆に冬の訪問が狙い目かもしれません。

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写真スポット2「アグリツーリズモから礼拝堂を望む」

SP146に戻って西のサン・クイーリコ・ドルチャ方面に向かうと途中に「アグリツーリズモ・ポデリーノ(Agriturismo Poderino)」があり、ちょうど礼拝堂のビュースポットになっています。時間がないクイック観光の場合は、ここから望む礼拝堂だけでも十分に景観を楽しむことが出来ます。

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写真スポット3「群生する糸杉の木立」

「糸杉の木立(Boschetto dei Cipressi)」もオルチャ渓谷では有名なビュースポット。SR2沿いのすぐ向かいの丘にあります。路肩に車を止めてクイック撮影。あいにく午後は思い切り逆行でした。

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写真スポット4「丘の上の糸杉並木を望む」

南へ少し車を走らせるとなだらかな丘の上に糸杉並木を発見!下から見上げる糸杉と青空がいい感じです。

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狭い道路を後続の車がビュンビュンとものすごいスピードで走り去っていくので、路肩に駐車するときはとっても緊張。特にカーブ周辺に停めるときと発車するときは要注意です!

グレゴリオ聖歌が流れる「サンタンティモ修道院」

モンタルチーノの町を抜け、そこからSP55を南に約10km(約20分)ほど車を走らせていると、「カステルヌオーヴォ・デッラバテ(Castelnuovo dell’Abate)」という小さい町が見えてきます。その町のすぐ北側にある「サンタンティモ修道院(Abbazia di Sant’Antimo)」を訪ねました。

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美しいグレゴリオ聖歌が響く教会内へ

12世紀に建てられたという教会の中に入るとグレゴリオ聖歌(西方教会の単旋律聖歌で無伴奏の宗教音楽)が聞こえてきました。CDから流れる聖歌でしたが、教会内に美しい単旋律の声が厳かに響き渡り、全身が鳥肌に…入口のすぐ横に関連グッズが販売されており、グレゴリオ聖歌のCDがあったので思わず購入!

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教会内部は長細い一廊で、天井は20mという高さ。キリストを囲むように窓から清らかな優しい光が差し込んでいます。

素晴らしい庭園のオリーブの樹々

教会のまわりに生い茂るオリーブの樹々。大きく立派なオリーブは樹齢1000年ものだとか。どのオリーブの木も威厳があって表現力豊か、生き生きとしていて今にも動きそうな雰囲気!

そばに立っているだけで楽しくなってくるような、自然と笑顔になってしまうような、そんなポジティブなエネルギーが溢れていて、ものすごい元気パワーが貰えました。

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糸杉やオリーブ、その他様々な樹々が美しい旋律を奏でるように並ぶ風景。樹々の葉が重なり合う音、鳥たちのさえずり…究極の癒やしが心に染み渡ります。

カスティリオーネドルチャにあるテンテーナノ要塞

次に目指したのは「カスティリオーネドルチャ(Castiglione d’Orcia)」にある「テンテーナノ要塞(Rocca di Tentennano)」。1100年〜1200年頃に建設され、中世の時代は南北と東西を結ぶ街道の要塞として栄え、 巡礼者 、 大使 、 貴族 、 聖職者 など様々な人々が、要塞の領主の警戒下で、オルチャ渓谷を通過したそうです。

カフェレストラン「Il Cerchio Delle Streghe」のある駐車場に車を停め、約100mほどの坂道をのぼってテンテーナノ要塞へ。16時近かったこともあってか、残念ながらすでにゲートは閉鎖….要塞の上にのぼることはできなかったものの、ちょっとした展望スペースから望む景色もなかなか良かったです。

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写真スポット5「丘の上からアグリツーリズモの糸杉並木を望む」

SP323からSR2の道路に入る少し手前に写真スポットがあり、眼下にアグリツーリズモの美しい糸杉並木を見ることができます。

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写真スポット6「アグリツーリズモの糸杉並木を正面から眺める」

アグリツーリズモ「Farmhouse Poggio Covili」の糸杉並木は、トスカーナの写真集やカレンダーでよく使われる場所。「ジュリエットからの手紙」という映画ではオルチャ渓谷のいくつかのシーンが出てきますが、このアグリツーリズモの糸杉並木を車で走り抜けるシーンが登場します。

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アグリツーリズモに到着したのは16時半前頃。美しいサンセットが見れました。

冬のオルチャ渓谷は色のない味気ない風景と思っていたら…、カラフルな紅葉、緑の丘陵、土色の大地、etc…むしろ味わい深い色合いの絶景が広がっていました。 

天気があまり良くなかったものの、雲の流れが早く、大地に映る光と影のコントラストが、また素晴らしい演出となり、大いに心を揺さぶらる旅となりました。

次にイタリアへ行く時は、菜の花畑が満開となる4月頃、再びオルチャ渓谷を訪れたい…。

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