タワー・ヒルからシティエリアの人気スポットへ ロンドン中心部「タワー・ヒル駅(Tower Hill Station)」を起点に、歴史の面影を残す街角や個性的なマーケット、アートに出会える美術館まで、テ…
【イギリス・ロンドン】充実した設備で快適な「タワーレジデンス・バイ・ブルーオーキッド」に宿泊
目次
レジデンス型ホテル「タワーレジデンス・バイ・ブルーオーキッド」
「タワー レジデンス バイ ブルーオーキッド(Tower Residences by Blue Orchid)」(以下タワーレジデンス)は、ロンドンの金融街、ロンドン塔の近くに位置するレジデンス型ホテル。10日間のロンドン滞在のうち、1週間ほどこちらのタワーレジデンスを利用しました。
最寄り駅は「タワーヒル駅(Tower Hill Station)」または「フェンチャーチ・ストリート駅(Fenchurch St Station)」で、タワーヒル駅からはトリニティ・スクエア・ガーデンズを超えてすぐ(徒歩2-3分)のロケーション。歴史的建築、テムズ川沿いの観光スポットが集まる、観光にもビジネスにも理想的な立地です。

タワーレジデンスの外観
1900年代に建てられた歴史ある建物をリノベートし、2023年に開業したホテル。ビクトリア朝様式の外観で歴史を感じさせるどっしりとした構えです。

ホテルのエントランス
エントランスの扉を開けるとすぐにフロントで、その横にエレベーターと階段があり、あとは椅子が2脚あるだけのコンパクトなエントランスです。スーペリア・スタジオルーム(2名迄)および1-2ベッドルームのファミリールーム(4名迄)の2タイプの客室があり、それぞれフル機能のキッチン、リビング・ダイニングスペース、ワーキングデスク、洗濯乾燥機などを完備した全32室。滞在の約2ヶ月前にスタジオルーム(全キッチン付き)を予約しました。
広さや構造はそれぞれ少しづつ異なるので、どの客室にアサインされるかは運次第。できるだけ眺望の良い部屋を希望したのと、長期滞在者が多いために調整も難しいのか、思いのほかチェックインに時間がかかりました。
案内されたのは、1階(2階部分)のNO.5の客室。エレベーターも、外廊下から客室につながるドアも、客室のカードキーがないと入れないようになっていて、セキュリティはバッチリです。

タワーレジデンスの客室(スタジオルーム)
客室のドアを開けると廊下の左手にリビングルーム、正面にバスルーム、右手にはキッチンへとつながるドアがあり、短期から長期まで快適に過ごせるアパートメントスタイルの間取りになっています。古めの外観とは対照的に、室内はモダンで洗練されたインテリア。リビングルームは大きな窓から光が差し込み、明るく広々とした空間でした。
その後、タワーブリッジが望める上階の客室も案内できるとのことで、拝見させてせてもらったのですが、タワーブリッジは部屋の隅の小窓から覗く程度で、寝室とリビングが分かれている分むしろ手狭な印象。さらに追加料金(確か値引価格で1週間£150〜200)がかかるので、最初に案内された客室で過ごすことにしました。ちなみにスタジオルームはすべてシティビューのみで、タワービューの客室はないようです。

スタジオルームは公式には約30㎡とされていますが、キッチンやバスルームなどは別々となっているので、体感的にはより広い印象でゆったりと過ごせる空間です。

収納スペースほか
リビングルームには、ゆったりとしたクィーンサイズベッドのほか、デスク、化粧台、丸テーブル、チェア、クローゼット、ソファー型ストレージ、パネルヒーターなどが設置されており、ベッド脇やデスクにはUSBポートがあり、WiFi設備もしっかりしています。

窓からの風景
窓からの眺めはビルに囲まれているものの、目の前がちょっとした憩いのガーデンになっていて、朝には鳥のさえずりも聞こえてきました。右手には歴史的建造物を改装した5つ星の「Four Seasons Hotel」、左手にはカジュアルなパブレストラン「Seething Lane Tap」があり、木曜日の午後(日本でいう華金)にはビール片手に談笑する人々の姿が見られました。窓際の丸テーブルは十分な広さがあり、食事にも仕事にも快適に使えました。

バスタブ付きの「バスルーム」
広々としたリビングやキッチンに比べ、バスルームはコンパクトですが、全室バスタブ付き。水回りに関しては新しいホテルなので心配していなかったのですが、2人続けてシャワーを浴び、さらにバスタブにお湯をためようとしたところ、途中で水に変わってしまいました。
フロントに相談すると翌日修理工が来てくれましたが、原因は各部屋ごとの貯湯タンクの容量不足とのこと。シャワーだけなら問題ありませんが、バスタブにお湯を張る際は時間をあける必要があるようです。

フル機能の「キッチン」
キッチンにはケトルやトースター、コーヒーマシンに加え、カトラリーやグラス、皿類までひと通り完備。さらにオーブンレンジや4口のクッキングヒーター、フライパンや鍋などの調理器具も揃ったフル装備です。予約時の案内では「簡易キッチン」となっていましたが、実際は本格的に料理ができるフル機能のキッチンでした。

小さなシンクには洗剤類も揃っていて、それだけでも十分でしたが、食洗機まで備え付け。クッキングヒーターの下にはドラム式洗濯乾燥機もあり、コンパクトながらとても機能的に設計されていることに感心しました。

ホテル周辺のスーパーマーケット
ホテル周辺には、テスコ・エクスプレス、アマゾン・フレッシュ、ウェイトローズ、コープ、M&Sなど、多彩なスーパーマーケットが点在しているので、食材の買い出しには困りません。手頃な価格で日常の買い物に便利なのはテスコやコープ、アマゾン・フレッシュ。一方M&Sやウェイトローズは、やや高めですが品質が良く、ばらまき用のお土産にぴったりなお菓子や紅茶の品揃えも豊富でオススメです。

キッチンを活用した自炊
滞在中の朝食やブランチは、ホテルのキッチンを使ってサラダやサンドイッチなどを手作り。日本と比べてロンドンの物価は昔から高めでしたが、スーパーで購入する食料品は比較的リーズナブルで、野菜や果物など日本より安く手に入るものも多く、フレッシュな食材を組み合わせて楽しみました。一方で外食は驚くほど高く、ラーメン1杯で約4000円、レストランで食事をすれば2人で1万円はあっという間。ホテル代が多少かさんでも、長期滞在ならキッチン付きの部屋は大きなメリットだと実感しました。

ホテル周辺のナイトビュー
夜空の下、ライトアップされた景観がとても綺麗です。通り沿いにはレストランや伝統的なパブも点在し、温かな明かりが石造りの街並みに映えます。ホテル前の尖塔のある歴史的建造物「All Hallows by the Tower」(創建675年のロンドン市最古の英国国教会)も光に照らされ、荘厳で重厚な雰囲気を漂わせていました。

あとがき
今回の滞在でレジデンス型ホテルのタワーレジデンスを選んだのは、バスタブ・洗濯機・キッチン付きという必須条件を満たしていたことに加え、タワーヒル駅に近く交通の便が抜群だったからです。
ロンドン塔やロンドン橋、レドンホール・マーケットといった名所も徒歩圏内で、観光と日常生活を両立できる環境が魅力です。ホテル周辺にはスーパーマーケットやレストラン、パブも多く、暮らすように滞在できたのも大きなメリットでした。
快適さと利便性を兼ね備えたこのタワーレジデンスは、ロンドン滞在を考えている方にぜひおすすめしたいホテル。歴史と現代が交差するロンドンでの旅を、より豊かなものにしてくれる素敵な拠点だと思います。
ただし、帰国便が早朝だったため、空港までのアクセスに少し不安がありました。荷物が多く、電車の乗り換えも大変なうえ、遅延の可能性も考慮して、最後の2泊はヒースロー・エクスプレスで空港まで直通で行ける、パディントン駅近くのホテル「アルブロ・ハウス」へ移動することにしました。
▼「アルブロ・ハウス」についてのブログ記事は下記リンクより御覧ください☆
